9月11日、大津ヶ丘デポーの支部運営委員会が行われました。
先日配布された「消費材Navi」で紹介されていた「トマトケチャップ」。
また、大津ヶ丘デポーで9月26日に行われる「秋のデポーまつり」で、
ケチャップの「コーミ(株)」をお招きして、お話を伺う予定になっています。
そんなわけで、市販のケチャップ4種類と生活クラブのトマトケチャップを
食べ比べてみることになりました。
いろいろなケチャップを同時に開けて、味などを比較するというのは、
個人ではなかなかできないこと。
また、時々行っているこの「食べ比べ」。消費委員一年生の私にとって、
消費材を深く知る良い機会でもあります。
今回用意したケチャップは生活クラブのものを含めて5種類。
最近は、スーパーなどでも国産や有機トマトとうたっている商品も
多く見受けられるようになりました。
しかし、どこ産のトマトを使っているのかわからないものも。
値段は、100gあたりの単価は安いものだと45.43円、
「国産」をうたった高いものだと99.33円でした。
生活クラブはもちろん国産トマト使用。単価は81.58円でした。
値段的にはそれほど高いものではありません。
容器は、市販のものは、プラスチックのものがほとんど。
しぼりやすいように逆さまに立てておけるもの、
空気にふれないように絞り口に弁のようなものがついているものもありました。
出すときにすごい勢いよく出てくるのでスタッフ一同びっくり!
生活クラブのものは、環境と健康に配慮したガラスびん、それも
食べ終わったら返して、くりかえし使う「リユースびん」です。
次に比較したのは見た目。
どれもだいたい同じ。ただ、生活クラブのトマトケチャップは
つぶつぶしているように見えます。でも舌触りはなめらかです。
次は食べ比べ。
方法は、まず、ケチャップのみを味見。
それからいためて塩コショウした
エリンギ・ベーコンとあえたパスタを
少しずつとり、
そこにケチャップをまぜながら
食べ比べてみるという方法でした。
他の調味料と違って、ケチャップはどこのものも、原材料はだいたい同じ。
トマト、砂糖(糖類)、醸造酢、食塩、玉ねぎ、香辛料など。
使われているものが同じ(品目)であれば、味もだいたい同じ・・・。
正直、味の比較をするのはとても難しかったです。
よくよく味わってみると、甘みが強いもの、少し酸味が感じられるものがありました。
パスタに混ぜてしまうと、ますます味の違いはわかりませんでした。
だからこそ、使われている材料にこだわって、安心して食べられるものがいいですよね。
生活クラブのトマトケチャップができた頃、一般的には化学調味料や着色料を使ったものが
多かったそうです(生活クラブ親生会:生産者事典:コーミ(株)より)。
しかし、今はそういうものは少ないと思われます。
生活クラブのトマトケチャップは、現在一般に売られているトマトケチャップの
さきがけといえるのではないでしょうか?
生活クラブのトマトケチャップで残念なことが1つ。
オムライスに「お絵かき」ができないこと。
他のスタッフに聞いてみたところ、
「ビニール袋に入れて袋の先を切ってしぼりだす」という案がでました。
何かよい案はありませんか・・・?
( 大津ヶ丘デポー ハッピーブランチ )