東葛ブロック

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最終日、部屋の片付けを行った後、すぐ帰路へ着く予定でしたが、

その日は朝から雪が降り、昼から夜にかけて激しくなるという予報の為、

現地のスタッフから物資倉庫へ集荷に行って欲しいと

急遽依頼されました。実はもう帰るだけだからと思い、

前夜温泉に行ったり市街にご飯を食べに行ったりして

心の準備はなかったのですが、私は一も二もなく承知しました。

その要請を断ることは全く考えませんでした。

支援活動には突発的な作業が入ります。

それに対応する事なく決められた通りにしか行動出来ないのであれば、

とても支援活動などと言えたものでは無いと思ったからです。

 

今回の経験で、被災地のために何かしたいと思っている

沢山の人々を、受け入れ、調整する団体があって

はじめてボランティアとしての役割が機能すると感じました。

この五日間にも、神奈川の組合員やスタッフの知人が単身で訪れ、

私たちのように短期間手伝いに来る者も含め色々な方が出入りしています。

現地のスタッフは、早い方では震災直後の昨年三月十五日、

ライフラインもままならない状態で仙台入りしたそうです。

当然被災地の状況も知り尽くしています。

そして我々にどこで何をするか的確に指示を出してくれます。

私たちのように四泊五日の活動で、

「復興支援に行って来ました」などおこがましくて言えません。

諸々な事を投げ打ち支援活動をコーディネートしている

現地スタッフの皆さんに敬意を表して止みません。

 

 

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(仙台事務所の様子)

 

また被災地で過酷な生活をされている方々に出会い、

私の平凡な日常が如何に安息であるか、

些細な悩み事が如何に取るに足らない事なのか、

考えずにはいられませんでした。

(東葛ブロック 組織マネージャー 山崎 倫一)

 

引き続き山崎マネージャーの支援報告です。

今回は「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」のメンバーと

支援活動に行きました。「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」は

生活クラブ虹の街など4団体で構成されています。

被災者が今必要としている物資のリストを作成し、物資を集め、

仕分けしニーズに合わせ物資輸送をして現地への支援を行っています。

 

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来た人は年配の方がほとんどでしたが、少し離れたところに

姉弟と思しき二人の子どもがこちらを見ていましたので

会場へと誘いました。小学四年生のお姉さんと年少の弟。

会場に入ってくるなりヒーローごっこで遊んだり、

ホワイトボードにお絵書きをしたり楽しそうに遊ぶ弟の様子を、

姉がうれしそうに、時にはたしなめながら眺めていました。

 

後で聞くと、二人はお母さんを亡くされたそうです。

小さい心に大きな傷を負いながら逞しく生活している

その姿には胸を打たれます。

被災地支援として行った地域は、主に女川や雄勝などです。

 

 

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震災から十カ月余りたった今でも特に津波の被害が甚大で、

建物という建物はほとんど壊滅状態のままです。

三階建のビルが横倒しになっていたり、

二百トンもの油が入った巨大缶詰が流されていたり、

バスが公民館の屋上に乗っかっていたり、

信じられないような光景が次々と目に飛び込んできました。

自分たちの住む街が一瞬にしてこのように変貌してしまい、

やむなくここで生活されている被災地の方々が、どのような思いで

生活しているか、とても推し量ることは出来ません。

 

*その3につづく・・

 

 

 

1月27日(金)~31日(火)東日本大震災被災者支援ネットワークちばのメンバーとして、

東葛ブロックより山崎倫一組織マネージャーがボランティアに参加しました。

活動報告をご紹介します。

大変熱い想いのこもった報告です。

2回に分けてご紹介しますね。

 

 

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図らずも日本列島に大寒波が訪れた2012年1月下旬。東北に復興支援

として足を運ぶこととなりました。そこには想像を絶する経験をし、

近親者を含む多くの方を亡くされ、今もなお不自由な暮らしを余儀なく

されている被災者がたくさん生活していました。今回の支援には配布会といって

様々な生活物資を被災者に配る活動があります。被災地にはたくさんの

仮設住宅がありますが、私たちが配布会を行った女川町の地区は十戸以下の

仮設住宅など小規模な場所が多い地域です。ここは物資提供や移動販売などを

行うには効率が悪く、現在は企業や国からの支援はあまり行き届いていません。

我々はそのような場所に、継続的な支援を送り続けています。常に被災者が

何を求めているか、どんなものを必要としているかを、折り良く適切に

見極めることがとても大切です。現地には「感謝疲れ」「イベント疲れ」

と言われるストレスがあると聞きました。震災以降繰り返される訪問者の

相手をし「ありがとう」とお礼を述べ、また必ずしも見たくはない演劇や講演会を

見たり聞いたりするのは時に苦痛を伴うそうです。年末には多数の団体が

押し寄せ、やれクリスマスケーキ、やれサンタがプレゼントなどという日が

続いたようです。私の行った仮設住宅でも、「○月○日うどんふるまいます」

「人形劇で子供を元気に!」などのチラシが掲示板に貼られていました。

今本当に必要なものは、今日明日食べる物と着る物、それと小さくても

継続的な支援だそうです。パフォーマンスはもう沢山だという意見も一部では

聞かれ、大変考えさせられる話でした。

 

配布会には仮設住宅の方をはじめ、近所からも大勢いらっしゃい

ました。防寒着やセーターやシャツ、調理器具などの生活用品などを

配布するのですが、下着類やオムツ類に人気が集中します。下着類は

三枚まで、日用品は二点までなどと決めていますが、多くの方がその

数を守ることなく持ち帰ります。しかし、それを咎める事は出来ません

でした。特に毛布は足りなくなり、全員の住所を聞き取り、翌日百枚

近くを一軒一軒配り歩きました。とても地道な活動です。支援物資の

中には、くたびれてもう着ないであろうシャツや、シミだらけの毛布も

交じっていました。もちろん厚意の品ではあると思いますが、せめて

気持ちよく使ってもらえるようなものを支援物資として送って欲しい

と思いました。偏屈な考えでしょうが

 

*その2へ続く・・・

(東葛ブロック 組織マネージャー 山崎倫一)

 

tizu.jpg今回訪れた仙台・女川・雄勝近辺

十一月二十五日~十一月二十九日の四日間、宮城県仙台市に

センター松戸森山次長、ガンバの会の二人と自分の計四名で

復興支援に行ってきました。

 

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初日は支援物資をトラックに積み込み、被災地の石巻沿岸の

小学校体育館に降ろす作業をしました。思ったより肉体労働で、

現地のスタッフとの気の遠くなるような流れ作業でした。

そこの体育館は震災後現地の方々が避難所として使っており、

こんなに狭い所で何カ月も生活をしていたかと思うと、

その大変さが感じられました。十月にはほとんどの方が

仮設住宅に移動されたそうです。後半二日間は食材の配送に出かけました。

石巻の女川町は津波の被害が大きかった地域で沿岸はほとんど

津波で流されてしまった場所です。

配送といっても、決まった組合員さんにお届けするわけではありません。

流されず残っている家を一軒一軒車で回り、

少しずつ食材や毛布を配布するというものです。

家が流されてしまった方は、仮設住宅への入居や義援金という

保障がありますが、山の上に住んでいる方は、家が残っているため

国からの支援が受けられないと聞きました。

このような「孤立被災者」のために効率は悪いですが、

食材お届けやお話相手として二週間に一回ほど顔を出しているそうです。

 

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お届けに行った先で、四歳ぐらいの男の子に出会いました。

トラックが着くなり男の子が「お兄ちゃん遊ぼう!遊ぼう!」と

駆け寄ってきました。男の子はいつも一人で遊んでいるようで、

とても楽しそうに僕と遊んでいました。食材を届け終わり

次に行くために男の子に「またね」と挨拶をしたら、僕の足にしがみつき

「もっと遊んで、もっと遊んで」と、とても悲しそうな目で見るのです。

胸が痛く、涙が出そうになりました。スタッフの方がその男の子に

クリスマスケーキをプレゼントすると言うので、ぜひオモチャも

渡してあげて下さいとお願いしました。オモチャをもらった時の

男の子の笑顔が思い浮かびます。

現地の人がおっしゃっていました。ぜひ機会があれば被災地を見てほしいそうです。

少しずつ復興はしていますが、まだまだ時間はかかると思います。

同じ日本でこのような場所があるということを実際に見て知ってほしいです。

現地に行ってみて、メディアなどでは報道されておらず伝わっていないことが

たくさんあるということ、まだまだ長い支援が必要だということがわかりました。

観光で行くのも支援につながります。生活クラブとしては、

被災生産者の消費材をひとつでも多く利用することが支援となります。

まだまだ先は長いからこそ、助け合う心がとても大事だと、

この支援に行って実感しました。

(センター柏次長 紺野 貴志)

 

◆緊急のお知らせ 講演者変更◆


11月6日(日)環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏にご講演をいただく予定でしたが、急遽お越しいただけない事情が発生し、やむなく講師の変更をさせていただくこととなりました。
このため、松原弘直氏(環境エネルギー政策研究所理事・主席研究員)にご講演いただくことになりました。講演題目は、当初の予定通り、「原発と自然エネルギーと私たちの暮らし・エネルギーの自給自足に向けて」です。

 

すでにお申し込みをいただいている皆様には、深くお詫び申し上げます。

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来る11月6日(日)

東葛ブロック 生き活きまつり~Lifresh festa 2011~を開催します。

 

Lifresh とは「lively=生き生きと」と「fresh=活きのよい」をあわせた造語です。

 

生活クラブ提携12生産者も参加しての秋の大交流会。

テーマは「つながり、つづく。」メイン企画に、 あの、飯田哲也氏をお迎えして

「原発と自然エネルギーと私たちの暮らし」についてお話いただきます。

また、「六ヶ所村ラプソディー」などの映画監督鎌仲ひとみ氏より、

東葛ブロックに向けてビデオレターが届きます。ぶんぶん通信の上映もあります。

上記2企画は有料、要事前予約。

 

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生活クラブ虹の街東葛ブロック主催

”生き活きまつり~Lifresh festa 2011~

テーマは「つながり、つづく。」

このなかの特別企画

飯田哲也氏講演会「原発と自然エネルギーと私たちの暮らし」

鎌仲ひとみ氏からの東葛ブロックへのビデオレター&「ぶんぶん通信」上映

 

の入場申込み締切は10月25日です。

 

上記特別企画については

事前申込み制、有料(当日集金・高校生以上500円)と

なっています。必ず予約をお願いします。

 

 

11月6日(日)松戸商工会議所(松戸駅西口徒歩5分)

★9:30~飯田哲也氏講演会

★11:00~鎌仲ひとみ監督上映会

 

 

お申込みは

 

hiyoko.kosodate@gmail.com

氏名,電話番号,お住まいの市,必要枚数,

生活クラブ組合員かどうかを明記してください。

 

 

 

生き活きまつり~Lifresh festa 2011~専用HPからも

 

お申込みできます。

http://toukatsufesta.web.fc2.com/

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東葛ブロック秋のイベント情報第三弾。

 

 

10月31日は生き活きまつりです。

生活クラブ千葉グループがお届けする

食、福祉、遊び…盛りだくさんの

楽しいおまつりです。

ぜひご家族揃って

週末は

生活クラブ生協 柏センターへ

お出かけください

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去る3月26日(金)ブロック理事会、ブロック消費委員会リーダー層で

 

「組合員の台所」である、

栃木県の生産者のところへ、研修に行ってきました。

大人と子ども、合わせて42名、現地ではしんしんと

雪が降っていましたが、生産者の熱い気持ちに

触れることができた一日となりました。

 

研修で学んだこと、リーダーたちの感想を

何回かに分けて紹介しますね。

 

トップバッターは

今年度より、東葛ブロック事務局長に就任した

職員の長峯さんの感想です。

『栃木見学会報告』 

生活クラブ職員になり初めて

栃木県開拓農業協同組合・生産者見学会に

参加させていただきました。

豚肥育農家の石崎さん、森さんの養豚場を見学し

こめそだち豚の生産について学習をし、

生産現場の苦労や大変さを知りました。

また昼食後に生産者の方々にお話をいただきました。

 

その中で食料自給や子供達の未来について話を聞く中で

私自身も子を持つ親として十分に共感しました。

そして職員として組合員と協力し拡大・利用に繋げていきたいと

決意し、今後活動していきます。

また参加した子供達は楽しそうで

とても良い思い出になったかと思います。

4月29日(木・祝)松葉町デポーの

公開講座「知ってナットク?わたしたちにできること」

でもみんなで 『知ってナットク?』 しましょう! 

7月2日、柏センターの組合員4名+職員1名で

「山武野菜ネットワーク」の生産者:雲地さんのお宅に伺いました。

 

本来の目的は雲地さんの畑に行き、みんなで草むしりをして、

 

その後にいろいろお話を聞かせて頂く予定だったんですが、

日中はあいにく土砂降りの雨。

 

急遽予定を変更し、山のように収穫された人参の箱詰め前の

“泥取り作業”を2時間行いました。

 

 

最初は皆もたつきながらやっていましたが、

 

しだいに慣れてくると手際が良くなり、あっという間に

“泥取り作業”も終了。

 

昼食後に、雲地さんの生産者仲間が作ったスイカをごちそうになりました。

ものすごく甘くて、雲地さんも太鼓判を押す美味さ♪

 

一同大感激しました。しかもそのスイカをお土産に戴きました。

 

それだけで山武まで来た甲斐ありです(笑)

 

一段落したら雨も上がり、雲地さんの畑に案内してもらいました。

キャベツ・人参・落花生・ハウス栽培の小ネギなどいろいろあり、

ひとつひとつの作物を作っていくうえでの熱い思いや愛情など、

いろんなお話を聞かせてくださいました。

あらためて野菜の生産者の大変さを痛感。

 

いつも注文書で申し込めば、当たり前のように届く農産物。

 

しかしそれらを作るうえでの生産者の苦労を知り、

 

より一層食べ続けて、生産者を支えていきたいと思いました。

 

山武は空気もおいしく、自然豊富な良い所です!!

 

個人的には、ひとりでも多くの方が生産者と交流をもてる機会があればいいなぁ?と感じてます。

                                     (柏センター職員 星川)

 

先週の26日(金)27日(土)に
共済の関東甲信越ブロック交流会に参加してきました。
生協の垣根を越えて、同じ共済を推進する仲間が集まって
共済の良さをどのように組合員の皆さんにお伝えし、
たすけあいの輪を広げるかを講演を交えて話し合って来ました。
 
特に印象にあるのは、コープ青森で広がったゆっくんの輪です。
障害をもつお子さんが数々の保険や共済に断られ
悩んでいたところたすけあい共済に出会い
告知ゆるやかコースなら加入出来る事を知り、
諦めていた保険に入れて救われたと言う話です。
コープ青森の配達職員も、実はご自分のお子さんが障害をもっており
保険を諦めていたのですが、たすけあい共済に助けられたそうです。
たすけあいの輪が広がれば、どんどん制度が良くなっていきます。
ぜひこの機会にたすけあい共済の話をしませんか?

 

お問い合わせは

生活クラブ生協 柏センター 04-7134-3801

                       松戸センター047-385-4646