引き続き山崎マネージャーの支援報告です。
今回は「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」のメンバーと
支援活動に行きました。「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」は
生活クラブ虹の街など4団体で構成されています。
被災者が今必要としている物資のリストを作成し、物資を集め、
仕分けしニーズに合わせ物資輸送をして現地への支援を行っています。
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来た人は年配の方がほとんどでしたが、少し離れたところに
姉弟と思しき二人の子どもがこちらを見ていましたので
会場へと誘いました。小学四年生のお姉さんと年少の弟。
会場に入ってくるなりヒーローごっこで遊んだり、
ホワイトボードにお絵書きをしたり楽しそうに遊ぶ弟の様子を、
姉がうれしそうに、時にはたしなめながら眺めていました。
後で聞くと、二人はお母さんを亡くされたそうです。
小さい心に大きな傷を負いながら逞しく生活している
その姿には胸を打たれます。
被災地支援として行った地域は、主に女川や雄勝などです。
震災から十カ月余りたった今でも特に津波の被害が甚大で、
建物という建物はほとんど壊滅状態のままです。
三階建のビルが横倒しになっていたり、
二百トンもの油が入った巨大缶詰が流されていたり、
バスが公民館の屋上に乗っかっていたり、
信じられないような光景が次々と目に飛び込んできました。
自分たちの住む街が一瞬にしてこのように変貌してしまい、
やむなくここで生活されている被災地の方々が、どのような思いで
生活しているか、とても推し量ることは出来ません。
*その3につづく・・