柏南支部の子どもお料理教室に参加してきました。
今回のメニューは、「土鍋で炊くごはん」と
カツオ節を自分で削ってダシをとった「豆腐とわかめのお味噌汁」
それに「ナスの肉詰め焼き」「三色ピーマンの炒め物」「たまごそぼろ」
「みかん缶の寒天」と盛りだくさんの内容でした。
どのお料理も親にとってはとても簡単なレシピですが、子どもたちにとっては難しい!
30名以上の親子が参加していましたが、初めにお約束した「ふざけない」「話を良く聞く」
「小さい子に配慮する」の3点をきちんと守って、みんな一生懸命習っていました★
今回初めての経験だった親子も多かった「カツオ節削り」
先生に削り方を一から教えてもらって、子どもたちは全員挑戦しました。
削っているそばから美味しそうな香りが漂ってきます。
包丁でナスやピーマンを切るのもなかなかみんな上手★
いつもお手伝いしていそうな手際のいい子も何人かいました。
初めは「時間が足りるのかな?」とも思いましたが、
みんなで分担して次々とおかずが完成♪ 美味しくいただきました。
「うちの子はピーマンもナスも好きではなくてほとんどまともに食べたことがなかったのに、
今日は美味しいって言って食べました!!」と言う参加者の声がとても印象的でした。
最後に作った「みかん缶の寒天」。
冷やしている間に子ども達は少しだけお勉強しました。
今日使った「生活クラブのみかん缶」と「スーパーで買ったみかん缶」
よーく見比べると、生活クラブのは薄皮が付いてるけど、スーパーのは薄皮が付いてない!!
薄皮を希塩酸で溶かし、アルカリ剤で中和する製法が一般的なことを知った子ども達は真剣な顔。
幼稚園くらいの小さい子は難しい言葉があって分からなかったかもしれません。
でも「飲んだら死んでしまうかもしれないような危険な薬を食べ物に使うのはちょっと怖いよね? 」
と言う言葉にコクリと神妙にうなずく姿は、「食べ物のことを子ども達にもきちんと考えてほしい」という
主催者の気持ちが伝わったと思えた瞬間でした。
生活クラブのみかん缶は、外皮や筋を手作業で取り除き小房に分けた後「クエン酸」で
薄皮を柔らかくしているだけなので、みかんそのままの風味がきちんと残っているそうです。
シロップ漬けにして添加物で風味を補っている市販品に対し、
みかんジュースを使ったシロップに漬けているのも美味しい工夫なんですね。
大事なことを教わり、最後に「みかん缶の寒天」をみんなで胃袋に収め、解散となりました★
すごく暑い夏の終わりの一日。
疲れただろうけど、うちの娘にもとてもいい経験になったようです。
次の子どもお料理教室が今から楽しみです。
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