デポー大津ヶ丘では
10月21日、22日と秋のデポーまつりが開催されました。
第一日目に実施した
秋川牧園ミニ交流会・丸鶏解体講習会の報告をします。
10月21日、デポー大津ヶ丘に
秋川牧園の甲斐さんが来てくださり、
国産鶏種はりまのお話を伺いました。
はりまとは、国産鶏種とは何か。
3世代以上、つまり曾祖父の代から
日本国内で種が確保されている鶏で、
日本の環境に合って私たちの要望に合った改良が
なされています。ヒナも日本で生まれているので、
万が一海外で鶏インフルエンザなどが流行して
外国鶏種のヒナが輸入されなくても、
生産に影響はありません。
一般的な鶏飼育との違いも写真をみながら説明がありました。
ウインドレス鶏舎は窓がなくほとんど光がなく、
暗いので鶏もあまり動かず太っていくそうですが、
はりまは開放鶏舎で明るく風通しのいい環境で育つこと、
抗生物質は使わず無投薬を基本とし、
えさは遺伝子組み換えをしていないものを
食べていることなどを教えていただきました。
ナゲットやチキンバーなどの加工品も
はりまのムネ肉で作られており、私たちは肉も加工品も
どのようにして作られたかはっきりと知ることができます。
このような鶏肉をもっともっと利用していきたいものです。
生産者の方を囲んでの昼食交流会の後、
午後からは丸鶏の解体の仕方を教えていただく講習会が開催されました。
デポー2階の組合員室で、事前申し込みをした5人が
1人1羽の鶏をさばきます。教えていただきながら
モモ、ムネと切り分けていくと見慣れた形の切り身になっていきます。
ササミってこんなふうについているのね、とよくわかります。
これから年末年始の時期に、人が集まる機会も増えますが、
丸鶏は見栄えもよくグラム単価もお得です。ぜひ利用したいと思いました。
(柏南支部 mika)