10月4日(火)、センター松戸にて、ミサワ食品さんを招いて
生産者交流会を行いました。
まず前半は、お菓子について。
お菓子の原材料って、じっくり見たことありますか?
市販品は、知らないカタカナの文字が、多く書いてあります。
乳化剤や、着色料、香料、増粘剤、調味料(アミノ酸)、
人口甘味料など、原材料費をおさえたり、
オートメーションで扱いやすいように、また保存がきき,
流通しやすいように等の理由から使用されているそうです。
お菓子業界の流通の仕組みも教えていただき、
100円で売られているお菓子の原価を聞いた時には、
そりゃ良い材料は使えないよねって納得してしまいました。
ミサワ食品さんの取り扱っている消費材は、添加物なし、
GM対策もしっかり、国産の原材料が使われています。
袋裏面の原材料を見ても、実にシンプル。こちらを見てからは、
市販品は食べられません。
今回は、できそうで、なかなかできない消費材と市販品との食べ比べをしました。
こまち麩、黒糖ふがし、レモンラムネ、一口ゼリーミックス、黒豆おかきの4点です。
市販品は、封を開けた瞬間、強い香りがツーンとします。後味もかなり違いがあります。
黒糖ふがしの消費材は、どこを食べても黒糖と麩が同時に口に広がるのに対して、
市販品は黒糖が麩の周りに付いているだけなので、麩のぼそぼそ感だけが残りました。
(これもミサワ食品さんのご苦労のたまものです)
どれも、比べてみると一目瞭然ならぬ、一口瞭然でした。
後半は、ミサワ食品さんの主力品お麩について。
今までは地味な存在のお麩でしたが、お話しを聞いて、完全に
「お麩リスペクト☆」です。
お麩といっても、お麩の種類(車麩やこまち麩、黒糖ふがしなど)によって、
グルテンと小麦粉の配合が違うんですよ。
しかも、製造は職人さんによる手作業なんです!!
グルテンと小麦粉を混ぜる機械は、1キロずつしか入らないし、
途中でふたを開けて、ぐるぐる回るスクリューのようなものから
生地をはがして、入れなおすという危険極まりない作業。
しかも素手(@_@;)
焼く時は、140度の鉄板に、次から次へと、細長く均等に伸ばしながら
生地を張り付けていく作業。
しかも、また素手\(◎o◎)/!
これが焼きあがると、まっすぐなお麩になってるんです。
太さは均等、端だって丸まらない!これぞ職人技!!!
ランチタイムは、お麩づくし♪
・お麩のプルコギ風・・・車麩
・お麩のチリソース炒め・・・車麩
・オニオンスー麩(プ)・・・こまち麩
・お麩のラスク・・・こまち麩
なじみの薄い「車麩」も、お肉やエビ代わりに大活躍!美味しいし、
腹もちもいいんですよ。
お麩のラスクは、びっくりするくらい簡単にできて、おやつに最高!
どれも、おすすめですよ。
レシピは、松戸南支部にありますので、ご興味のある方は、
センター松戸までお問い合わせくださいね。
配達便でお届けします。
今回、ミサワ食品さんのお話しを聞けて、本当によかったです。
ライブリーだけでは知ることのできないディープな世界を垣間見れて、
とても楽しかったのと同時に、生活クラブの基準に合わせた消費材を作ることが、
いかに大変で、ご苦労の連続かということもよくわかりました。
このようにして作り上げられた消費材を大切にして、
継続した利用をしていきたいと思った生産者交流会でした。
松戸南支部 ちこさくら