東葛ブロック

子ども科学実験教室 風車で発電 開催しました

 

夏休みも終わりの8月27日(土)

センター松戸にて親子科学実験教室を開催しました。

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親子20組、50名の参加者がありました。

 

生活クラブでは首都圏4単協の出資により

来年度稼動予定で秋田県にかほ市に

市民風車を建設します。

3.11震災後の原発事故により

「ホットスポット」と呼ばれるようになった東葛地域では

放射能汚染を心配しながら暮らす親の声を聞きます。

 

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夏休み親子で自然エネルギーについて考えるきっかけと

なった一日でした。参加者の声を紹介します。

 

~・~・~・~・~・

 

今日は「風車で発電!子供科学実験教室」に参加です。

風車の工作キットには羽が2枚とその他もろもろ。

扇風機の羽みたいな形と、本物の風力発電の風車のような羽。

説明書を読むと、「風車形のブレードは、風速15~20メートル以上の風で発電し、

発光ダイオードが点灯・・・風速15~20メートルの風とは、人が風に向かって歩けない、

転ぶ人が出るくらいの強い風です。私達の身近にそんな風を起こす道具はありません」とある。

フムフム。じゃあ、風車形のブレードはいらないじゃん~、とツッコミをいれつつ、

真面目に説明してくれている説明書に好感。

実験は扇風機形のブレードでするということですね。

ちなみに何故、風車形のブレードがついてるかと言えば、

実験後にインテリア用につけてくれてるらしい。あら親切

 

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作り方は簡単!

 

モーターと導線をつないで・・・導線を支柱に通し・・・・

発光ダイオードと導線をつないで羽をつけたら・・・・出来上がり。子供達は真剣っ!

さあ、実際に扇風機の風で発電してみよう。

回った回った!

発光ダイオードは・・・おおっ、ついてる~!発電してる!(感動)

実際の風車もこんな感じで発電するのかぁ。

もちろん、もう少し複雑な仕組みだろうけど、

風車の作りはシンプルで、コストがかからないのもうなずける。

コストがかからず、自然に優しい!いいことずくめではないか!

 

原発はCO2を出さないから環境に良く、コストも安いと謳っているけど、

実際は放射性廃棄物など環境に悪いし、コストだって決して安くない。逆に高い!問題は山積み。

ましてや、福島の事故だって未だ収束せず、私達の生活環境は脅かされ続けている。

時間をかけても、社会全体が脱・原発、自然エネルギーへ転換していくことを切に願う。

と、私が物思いに耽っている間に、子供の風車が出来上がったと思ったら、

パパが配線を換えて携帯のバッテリーで扇風機にしていた。

へ~、こんな使い方もあるんだぁ。w(゜o゜)w

って、おいおい!遊ばないでくださいっ!

 

と、若干脱線したものの、(我が家だけ。他のみなさんは真面目に作っていらっしゃいましたよ!)

工作の他にも、風力発電だけでなく水力発電、原子力発電などの話も聞けて、

子どもだけでなく、大人もためになる学習会でした。

 

その後、子供は走って風車を回して発電してました。やれやれ┐('~`;)┌

 

(我孫子支部 tictac)

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