7月27日、柏北支部内にある支援センターで
「夏休み子どもボランティア体験を実施しました。
JFSAはパキスタンのアルカイールアカデミー校と協力して、
古着を活用した支援事業を続けているNGOです。
幼稚園年少さんから6年生まで集まった子どもは9名。
最初にJFSAの田辺さんから、パキスタンという国について
教えていただきます。
「どこにあるかわかる?」
「パキスタンっていうと何を思い浮かべる?」
写真を見ながら現地の学校の様子を聞きます。
「ここでは、子ども達もおうちのために小さいうちから
仕事をするんだよ。稼いだお金は生活費になります」
「大人も、字が読めない人がほとんどです。
学校というものがなかったからね」
「学校に行っていなければ、ずっと働かされます。
学校に行くなという親も多いのです」
「食事も満足に取れない家庭もあり、子ども達はとても
やせています。肉を食べるのは1年に1回という子どももいます」
日本の小学生達、神妙な面持ちで聞き入っていました。
今日のお仕事は、古着の仕分けです。
これが、何ヵ月後かにパキスタンに渡り、むこうで売られ、
学校運営のための資金になるんだよ
よし、みんながんばるぞ!
子ども達、JFSAのお兄さんお姉さんにお仕事を
教えてもらいながら暑い中一生懸命お仕事をしました。
お母さん達はその間に「パキスタンカレー」を
作ります。
約1時間半の作業が終わりました。
本日子ども達が仕分けた古着、
なんと 337kg!(パチパチ)
働いたあとのカレーはおいしいね。
(チキンがいっぱい入っていて、パキスタンに
思いを馳せると贅沢だな…と言いながらいただきました)
柏北支部今年度注目生産者である新生酪農の
バニラアイスクリームも格別でした。
お兄さんお姉さんも一緒にいただきました。
遠い異国で暮らす同じくらいの子ども達のことを知って、
そこに届ける古着を仕分けて、
本格的なカレーをいただき、
疲れたけど楽しかった一日でした。
貴重な体験をありがとうございました!
支援センターには、JFSAが運営する
古着ショップ「kapre」も併設されています。
素敵なお洋服がお手ごろ価格でたくさんあります。
こちらもご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/kapre_by_jfsa/archives/2011-07.html
(柏北支部 しい)