去る3月8日、注目生産者発表会とお刺身のヤマボシの生産者交流会が
松戸センターで開催されました。
注目生産者発表会では、各支部が今年度一つの注目生産者を決めて、
交流会や工場見学、お料理会を実施した活動について発表しました。
ひとつの生産者に注目し、そこの消費材について
学習を深めてきたことがよくうかがえる内容でした。
続いて(株)ヤマボシさんの生産者交流会です。
マグロや鰹の良し悪しが、何で決まるかよくわからなかったのですが、
今回、(株)ヤマボシさんのお話しを聞いてとても納得しました。
まず魚の生まれそのものがちがいます。
魚はみな海にいるから、そんなに違いはないかと思ってましたが、
漁場によって魚の餌の質の良し悪しがあるそうで、
それが魚の味にかかわるのです。
また、魚を釣ったあとの処理も大事です。
日本船の中でも凍結の良い船、品質のことを重視する
良い船を選ぶことが大切だそうです。
よい魚を選んだあとはヤマボシさんの加工場になるべく早く届けて、
選別し、丁寧に衛生的に、(ヤマボシさん曰く)魂を込めて、加工しています。
魚はみんな海からとってくるけど全然同じではありません。
お刺身にして食べる魚は、多くの人が苦労して作り上げたものです。
そして、その工程がどれも危険で大変なので、後継者がなかなかつかないそうです。
また、資源の枯渇も心配されています。
お話しのあとにヤマボシさんのお刺身を試食しました。
とても美味しくて、こんなに美味しいお刺身をこれからも食べ続けていきたいと思います。
(みじゅまる)