東葛ブロック

新松戸デポーフェア2日目報告  

 

新松戸デポーフェア2日目は

デポーではおなじみ「ほうきね牛」の生産者でもある栃木開拓農業協同組合連合と

こちらもデポーではおなじみすべて農薬も化学肥料も使わない

「安心」「おいしい」と評判の三里塚農法の会を

招いての生産者交流会を開催しました。

 

三里塚農法の会を尊敬してやまない流山支部消費委員長の

Sさんからのレポートです(^^)/

 

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 6月4日(土)、新松戸デポーフェアの一環として、

「栃木県開拓農協」と「三里塚農法の会」の生産者交流会が行われました。

 

1時間目は「栃木開拓農協」。

牛さん模様のエプロンをつけた加藤さんから、

「栃木開拓牛」と「ほうきね牛」の基礎知識を学んだあと、

 

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メス牛は、すべてホルスタインという種類で、

オスもホルスタインなのが「栃木開拓牛」。

生まれてきた子牛がオスならお肉用に育てられ、

メスなら私達のパスチャライズド牛乳を搾乳する用に育てられます。

 

オスが黒毛和牛なのが「ほうきね牛」。

こちらは、うまれてきた子牛はオスもメスもお肉用に育てられます。

黒毛和牛のお乳は、牛にはむかないのだそうです。

 

もちろん、牛たちの飼料も独自の特別配合。

遺伝子組み換えの作物はひとかけらも使われていません。

重箱の隅をつついても不安材料が見当たらない!安心・安全な牛肉です。

これからは、「お祝いはほうきね牛のステーキで行こう♪」と思います☆

そうそう、実演してもらったステーキ、美味しかったですよぉ~!

 

さて、2時間目は「三里塚農法の会」。

私は、届けられた野菜の中にこの名前を見つけると、アタリだ♪と嬉しくなります。

30年あまり、すべての作物を農薬・化学肥料を使わずに路地栽培している生産者です。

「美味しくなれ」と思って作っているわけではなく、

『土を作ることを大切にして、その土で「自然にそった作物」を作る。』ただそれだけなのだそうです。

で・も!!! ものすごく美味しいんですよ!!!

 

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自然にあるよりも多くの栄養(肥料)を与えると、作物はあっという間に大きくなる。

これは、栄養成長と言って、水分の占める割合が多いのだそうです。(だから柔らかい)

でも三里塚農法の会が作る作物は、生殖成長といって、子孫を残すための成長だからゆっくり育つ。

ゆっくり育つと細胞が小さくなり、味が凝縮されるのだそうです。

柔らかくしよう、甘くしようとするのではなく、その作物本来の成長をさせてあげるだけ。

人間だって、栄養過多だとブヨブヨですものね(--;)

生産者の柳川さんのお話を聞き終わるころには、「自然にさからっちゃダメだ・・・。」という気分になりました。

30年あまりかけて作られた土のある畑が失われないように、生産者の方が減ってしまわないように、

そして、自分や家族が栄養過多にならない為にも! お野菜をたくさん食べましょうねっ(^^)!

 

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606-3.jpg三里塚の若き生産者

「お嫁さん募集中」との紹介に、

参加者のまなざしは彼に集中・・・

 

「私が」じゃなくて「娘に」ですよね(~~;)…?