1月11日(火)生活クラブのコア産地(*)のひとつである
八街市の立野園芸出荷組合に
《人参》の自主監査に行ってきました。
二度の事前学習を踏まえて現地に赴いた私達が
一番に確認したかった事はやはり農法(農薬使用)についてでした。
当日は資料をご準備頂き丁寧に説明を受けました。
畑の状態によって使う農薬は違いますが、
今年使用された農薬は3成分のみで、
千葉の慣行農法が18成分も使用しているのと比べると
どれだけ安全な作物を努力して作られているかが解りました。
また、作られている品種は《黒田五寸》というもので、
日本古来の品種を守る目的で生産をお願いしていますが、
病気に弱く割れ易いので今では栽培されている農家も少ない難しい品種なのです。
今回監査に赴き畑の様子を直接見て生産者の話を伺うことが出来て、
厳しい規準の中努力して作られる安全な作物を食べられる事を感謝すると共に、
作り続けていける環境を守っていかなくてはならないと思いました。
( 松戸北支部 にんじん大好き!!)
*コア産地とは…生活クラブ連合会では、青果の提携産地のなかでも
農薬の削減や後継者の育成の取組みをすすめている産地と
新たに「コア産地」協定を結び、その実践を多くの産地に広げていくことで
自給力のアップを目指しています。
生活クラブが提携する産地は全国に89ありますが、その中でもリーダーとなるコア産地。
今回訪れた立野園芸出荷組合を含む48の産地が選定されました。