5月21日デポー祭りにて、「青い海」さんのミニ講座がありました。
青い海さんといえば、真塩や塩胡椒を思い浮かべますが、
素精糖も作られています。素精糖も??と、
ちょっと意外に思ったのは私だけでしょうか・・・。
講座では、会社ができるまでの経緯や真塩や
素精糖ができるまでのお話を聞かせていただきました。
真塩・食卓塩は輸入した天日塩を沖縄の海水で溶解する
ことからはじまり、その後様々な工程を経てできます。
一方、海水塩は沖縄の海水だけでできています。
「沖縄の海水を100%を使用した塩」は、
1972年に塩専売法の規制により禁止されたそうです。
その時に、”法律の枠内で規制前の塩に近いものを!”
ということで「沖縄の塩シママース」(真塩)ができました。
その後、1997年に塩専売法が廃止され、
沖縄の海水だけを煮詰めて作る「海水塩」ができました。
また、素精糖は生活クラブとの共同開発によりできた消費材です。
素精糖は原料糖からできているため、ベトつきや発酵臭がするなどの
問題があったそうですが、それらを改善し現在の素精糖となっています。
また、私も大ファンである塩胡椒の開発秘話も聞かせていただきました。
なんでも、時間に余裕のある専務(?)が3年かけて作り上げたものだとか・・・。
塩胡椒の容器の穴、大きいと感じるかもしれませんが、
それは塩胡椒の量が減ってきた時、湿気を含んで粒が大きくなっても
出るようにと設計されています。
穴が小さいと詰まることがあるようです。計算しつくされた穴の大きさなんですね。
試食では塩豚、素精糖を使ったサーダーアンダギー、
塩胡椒で味付けした牛肉をいただきました。どれも美味しい!!
真塩・素精糖とも市販品もありますが、価格はデポーの方がお得です。
また中身は同じでも市販品と違うところはフィルム(袋)だそうです。
生活クラブのものはより安全なフィルムが使われているそうです。
こんなところにも違いが!!さすが、生活クラブ!!
ミニ講座なので、あっという間にお話は終わってしまいましたが、
真塩や素精糖ができるまでの経緯や苦労を知ることができ、とても勉強になりました。
(大津ヶ丘デポー支部 こほし)