大津ヶ丘デポー今年度の「注目消費材」のひとつは、「焼き肉のたれ」。
なので、そのものについてよく知り、みなさんにも自信をもってアピールしたい…
ということで、市販の焼き肉のたれと食べ比べをすることにしました。
ちなみに、そのために用意した市販のたれはなんと、7メーカー、9種類!
公正なる審査?!ができたと自負しています(*^_^*)。
生活クラブの「焼き肉のたれ」は、Sマーク丸大豆醤油の製造元「タイヘイ」が出しています。
この「焼き肉のたれ」にいちばん多く含まれているのは醤油で、
ラベルには「Sマークの消費材を極力使用して仕上げた…」とあるので、
高い信頼度があると言えます。
一方、市販のたれには原材料名の中に「粉末しょうゆ」と書かれたものがありました。
思われるに、醤油を粉末にする過程のうちには、風味や香りがそこなわれ、
添加物が使用されているおそれもあるのでは…。
この市販のたれの100gあたりの単価は84,26円で、9種類中2番目に安価なものです。
(以後、値段の表示のあるものは同じく100gあたりの単価です。)
添加物に関して。
「カラメル色素」(着色料)が含まれているものは、9種類中、2種類ありました。
「調味料(アミノ酸)」(化学的に生成されたうま味)が入っているものは、3種類。
これらは、単価の安いものに含まれがちかと思っていましたが、そうでもないです。
単価309,73円のいちばん高級なたれにも「アミノ酸」の記載があるものがありました。
「増粘多糖類(キサンタンガム)」(でんぷんを細菌で発酵させて得る)使用は4種類。
これは、とろみをつけるための添加物で、天然由来で安全性に特には問題はないもののよう。
でも「焼き肉のたれ」が本来どろっとするとしたら、果物をすりおろしたものが十分入っていたり、
別の自然なレシピでとろみをつけるなど…がよいような気がします。
市販のたれの中にも添加物の記載がいっさいないという点で優秀?!なものも1点ありました。
「しょうゆ、さとう、みりん、ごま油…(中略)…とうがらし、コショウ、ナシ、しょうが…」。
ちなみに単価は233,75円で、2番目に高価なものです。
で、もちろん「添加物」はまったくない生活クラブの焼き肉のたれの単価は…
なんと、115円!です。
これは、すべてのたれ10種類の中で、ちょうど真ん中、5番目の安さです。
…これには一同みな驚きました!
420g入りで483円、という価格は高めに思われるのですが、
市販のものは割と小ビン入りなので安く感じられるだけで、
実際は単価にすると生活クラブのたれは安かった…のですね。
能書きばかりが多くなりました…。それで、肝心の味比べは?!…
市販のものはしょっぱいと感じるものが多いなか、生活クラブのものは塩分ひかえめで、
りんごの甘みが感じられました。
ところで、それぞれのたれを分けて小皿に出して、思い思いにお肉(牛肉です(*^_^*))を
つけていただいたのですが、味くらべも終盤に入り、あとは好きなタレにお肉を付けて…
という段階になると、被験者たち(デポースタッフです^^;)の好みが分かれたのが
面白かったです(笑)。
もちろん、生活クラブのたれはおいしくて、安全で言うことはないのですが、
微妙な味付けの好みはそれぞれ。人によっては、某高級焼き肉屋さんプロデュースのたれと、
ケーキ「モンブラン」と発音が似ているたれ(^^;)は人気大、のようでした!
以上の意見もふまえて、生活クラブの「焼き肉のたれ」も
ますますグレードアップしていってくれたらうれしいですね(^_-)。
なんだか長くなってしまいましたが、今回の経験で、本当に自信をもって!
この「焼き肉のたれ」、アピールできそうです。
読んでいただいたみなさまも、どうぞ参考になさってください(^^)/
(大津ヶデポースタッフ のりべん)