下総ブロック

佐倉西支部の最近の記事

20130130_sa-nishi_1.jpg1月30日(水)臼井公民館でオーガニックコットンのお話と布ナプキン作りorべんがら染め体験が行われました。(有)カワグチ企画より、平野カヨ子さんにおいでいただきました(山梨から車で4時間半かかったそうです!)

 

(有)カワグチ企画をご存知ですか?

 

ライブリーでも、布ナプキンや印伝のお財布など、取り扱い品が多数あるのですが、生産者名が記載されていないため、ご存じでない方も多いと思います。(展示会へご出展いただいています) (有)カワグチ企画は、伝統工芸・地場産業を提案する会社です。

 

具体的に言うと・・・
伝統工芸を作る人は口下手な方が多い。良い物を作っていても、売れなければ生活できない。そこでカワグチ企画は伝統工芸を伝え・残していくために、作る人と使う人の間に入って手助けをします。良い物が後継者不足で途絶えてしまう現状を何とか変えたいと思っている、地域を・日本を元気にする会社とのことでした!

 

オーガニックコットンと一般のコットンの違い

 

オーガニックは栽培の背景、製品製造の背景が全て記録され、第三者の認証機関によって証明されたものをいいます。オーガニックコットンは、化学肥料、除草剤、化学農薬、殺虫剤、枯葉剤、化学補助剤、化学処理を行わないコットンです。意外に知られていない事ですが、紫外線をカットする効果があるとのことです。

 

布ナプキンについて

 

<紙ナプキンの悪い点>
・紙ナプキンが普及するにつれ、婦人病も低年齢化し増えている。関係がないとは言い切れない。
・高分子吸収体は化学樹脂の1つで石油由来。
・高分子吸収体が血液を固めるときに熱を奪うので、体を冷やすことにつながる。
・吸収が良いので不快な感じが少ないため、体が血を止めようとしない。貧血の原因になるとも言われている。
・便利だが、ゴミが増える。

 

<布ナプキンの良い点>
・体に負担がかからない。
・通気性が良い。
・アトピー・過敏症・アレルギ-の方にもOK(かゆみにも)
・ごみが減る。
・不快な感じがすることにより体が血を止めようとする。

 

別に食べるものじゃないから、そんなに関係ないでしょ?と思う方も多いと思います。
しかし、経皮吸収という言葉を聞いた事がありますか?皮膚から体の中に吸収される事を経皮吸収と言います。皮膚に貼って身体に吸収させる薬がたくさんありますね。

 

口から入ったものに悪いもの(経口毒)があれば、肝臓・腎臓で解毒され、小便・大便と出るところがあります。特に悪ければ、すぐに身体が反応して吐くか下痢するかして、90%以上身体から出すことができます。ところが、皮膚から入る有害化学物質の経皮毒は、出すところがないため、90%身体に蓄積されると言われています。食べ物より怖いのです。また、ナプキンをあてる部分は、直接子宮とつながっています。

 

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布ナプキンに抵抗がある人の為に
・まず、紙ナプキンの上、肌に当たる所に布ナプキンを使う。
・軽い日から使い始める。

 
 
 
 

20130130_sa-nishi_2.jpg使用者からのアドバイス
・一晩重曹水に浸けると汚れ落ちが良い。
・持ち歩くときは、使用済みの物を消臭の袋に入れる。
・折り方を工夫して、汚れた面を変えて使うと枚数が少なくて済む。

 

お話の後は、オーガニック布ナプキン作りと、べんがら染め体験をそれぞれ分かれて行いました。べんがら染めは、土に含まれる酸化鉄を原料とした土に還る環境循環型の染色法です。熱する温度で色が変わってきます。布ナプキン作りは、糸もオーガニックの物を使っていました。 

 

20130130_sa-nishi_3.jpg私はべんがら染めを体験しました。皆さんそれぞれ違ったストールが出来あがっていました。為になるお話と、素敵なストール、生活クラブの飴、カワグチ企画さんからのお土産(キョンセーム皮の切れ端、樟脳、綿の種、和紙の折り紙が消臭の袋に入っていました)もありました。

 

参加費500円!行って楽しい、帰ってからも満足な企画でした。

 

佐倉西支部 消費委員  田中めぐみ

年の瀬の12月11日、志津コミュニティセンターで上記イベントを開催しました。
寒空の中、組合員15名・員外8名のご参加がありました。

 

まずは恒例の好きな消費材での自己紹介からスタート。消費材を語り合えば初対面の組合員同士もすぐに打ち解けます。テーブル毎に和気あいあいとした雰囲気に変わりました。

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次にたまごパンでティラミス作り。軽く牛乳に浸したたまごパンを、生クリームと生チョコスプレッドを合わせたクリームと交互に重ねるだけ。純ココアを振りかけて出来上がり!

 

素朴な菓子・たまごパンがあっという間におしゃれなデザートに変身しました♪(これはお土産として冷蔵庫へ)

 

 

次にお楽しみのケーキバイキング!
組合員スタッフの方々が消費材を使ったスイーツを

たくさん心をこめて作ってきてくれました。

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新聞紙型のふっくらハニーカステラ
抹茶を贅沢に使ったシフォンケーキ
芋ようかん
サツマイモとフルーツのサラダ
みかん缶とみかんジュースのゼリー

 

そして、サポートクラブで取り扱っている(冷凍)
チョコレートケーキ
アップルパイ
レアチーズケーキ
ベイクドチーズケーキ

 

です。

 

作った方々のケーキの説明を聞きながら、調理台に所狭しと並んだスイーツたちに、
みなさんは、「こんなにたくさん食べれるかしら・・・」とドキドキ・ワクワク!
無農薬にこだわった自然栽培の「森のコーヒー」と共にお皿いっぱいのスイーツたちを心ゆくまで堪能しました。

 

卵・国産純はちみつ・チョコレート・素精糖・ビートグラニュー糖・クリームチーズ・小麦粉・みかん缶・・・生活クラブの消費材の美味しさとその価値が、参加者のみなさんに伝わったと思います。
スイーツの締めはスタッフさんお手製の大根のじゃばら付けが振舞われました。
ケーキも漬物も「美味しい!レシピを教えて!」と大絶賛でした。
幅広い年代の組合員同士の交流も出来て、とても楽しいひとときでした。

 

2013年も生活クラブの消費材の魅力が伝わるような企画をしていきたいと思います。
組合員の交流も大切にしていきます。みなさん、是非ご参加ください。
消費材を語り合えばみんな仲間!です♪

 

佐倉西消費委員長 河添 玲子


 

大満足♪ステキなキャンドルスタンド♪

 

少し肌寒くなってきた11月5日(月)、志津コミュニティセンター調理室にて、クリスマスキャンドルスタンド作りとクリ正試食会を行いました。

 

参加者の皆さんに新発売「牛乳で飲むエスプレッソコーヒー」を試飲していただき、テーブル毎に好きな消費材を伝え合う自己紹介からスタート。和気あいあいとした雰囲気の中、スタンド作りから教えていただきました。

 

今年も講師に中井芳子さんをお迎えし、計16人で製作しました。一昨年はクリスマスリース、昨年はお正月リース、そして今年はクリスマスキャンドルスタンド♪です。

 

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土台のリースに大きいパーツから順にバランスよく速乾性のあるグルーガンで貼り付けていきます。

 

色とりどりの木の実・松ぼっくり・野ばらの赤い実・プリザーブドローズや銀色のヒイラギの葉など先生にアドバイスいただきながらどんどん付けていくと… あら不思議!私にもとーっても華やかなキャンドルスタンドが出来ました!

 

最後に金色に縁取られたリボンをあしらって出来上がり。
みんな同じパーツで作ったのに、それぞれ個性がにじみ出るとても素敵な作品に仕上がりました。

 

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大満腹♪美味しいクリ正試食♪

 

工作の次はお楽しみのクリスマス・お正月用品の試食です。

 

今年の試食は 彩り野菜のキッシュ・彩りロール寿司セット・ぐちかまぼこ(紅白)・錦玉子・お正月用丹波黒豆煮豆、デザートにシュトレーン・生チョコロールケーキ、と盛りだくさん。
私が今回初めて知ったこと~生活クラブのぐちかまぼこの紅は、オレンジ色。
これは着色料を使わず、人参ペーストで作り上げられた生産者苦心の一品だそうです。

 

どれもこれも添加物に頼らない安心・安全で素材の味を大切にした味わい深いのものばかり。みなで「さすが生活クラブよね。美味しいね。」とおしゃべりしながらいただきました。自然解凍や電子レンジでチン!で手軽に食べれるので、これからの特別なイベントに是非利用していきたいと思いました。

 

わが家の今年のクリスマスディナーは、この手づくりのキャンドルスタンドに灯りをともして、生活クラブの食材で美味しいお料理をいっただっきまーす!

 

佐倉西支部消費委員長 河添 玲子

 

10月25日志津コミニュティセンターで「ハーブティー講座&冬ギフト試食会」が開かれました。参加者は31人、うち組合員でない方も7人と多く参加され、皆さんの興味・関心の高さがうかがえました。

 

 今回、ハーブティーの講師には、展示会や毎月の注文書で扱っているハーブティーの生産者の“坂本よしの先生”をお迎えして、基本のハーブティーの楽しみ方等についてわかりやすく教えていただきました。

 

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私は今までハーブティーは色や香りが良く、リラックス効果がある位だと思っていましたが、それだけではなく、私達が持っている自然治癒力や免疫力を引き出してくれたり、抗酸化作用まであるというお話に感心しました。

 

 この日はギフト試食にも合う3種類のお茶を試飲しました。
(1) 疲労回復
(2) アンチチエイジング
(3) 栄養価が高く、子供でも飲み易い

 

1つ1つ、色や香り、風味、効能も異なりハーブの奥深さを感じました。また、ハーブの種類は大きく分けて4種類あり、その中でも”オーガニックハーブ”(農薬と化学肥料不使用で栽培されたもの)が飲用に向いているそうです。

 

禁忌事項(妊娠中、高血圧の方など向かないものもあるため)を確認し、保管の湿度・温度・光に注意すれば、もっと気軽に家庭でもハーブティーを楽しめることがわかりました。

 

 坂本先生の”オーダーメイドハーブ”は、OCRで月1回の取り組みがあります。又、展示会では、その場でその人に合ったオーダーメイドのハーブティーも作ってもらえます。これからの季節、ハーブティーで自分の身体に眠っているパワーを引き出してみたい方、ぜひお試しください!


 

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また、この日のもうひとつのお楽しみ:冬ギフトの試食もおいしいハーブティーと一緒にいただきました。

 

歩のクッキー(大人も子供の口にも合う、色々な種類が入ったさくさくクッキー)、素精糖カステラ(生活クラブならではのやさしい味と色)、蔵王チーズ&スモークサーモンのクラッカーのせ(良質の原材料はもとより、程よい塩加減で素材の風味が生かされています)、どれも美味しく、組合員でない方にも好評でした。また、宅配でない”組合員受取り”の品もあるので、今年は自分や家族のごほうびにも頼んでみたいと思いました。

 

生活クラブのギフトは他に比べ注文締切が早いと感じますが、先に頼んでおくので
忙しくなってから慌てて選ぶことがなく、考え方ひとつで便利にもかんじます。

 

佐倉西支部消費委員  紅谷 秋恵

 9/12(水)にガレリーリーベで㈱青い海 生産者交流会が行われました。
 生産者交流会ってなに?と思った方!生産者交流会は、生産者(今回は素精糖や真塩を作っている青い海さん)が、消費材の良さやこだわりを話してくれて直接お話もできる、とても楽しく勉強になる企画です。普通に暮らす中ではめったにないチャンスです!今回参加できなかった方に、私が生産者交流会に参加してとてもよかったと思う、3つのポイントをお伝えします。
 

 

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その1 作り方や原料を説明してくれる(市販品との違いがわかる)
 

 ㈱青い海では、素精糖を作っています。沖縄県産サトウキビ100%の粗糖から作られています(日本で消費される砂糖の約75%は⇒外国産原料を使用)。㈱青い海 東洋営業所の大城健志さんが、原料のサトウキビを持ってきてくれたので、参加者全員で少しずつ味見する事ができました。食感は、薄い砂糖水のしみ込んだ藁(わら)をかじってる気分でした。サトウキビは高さ2~3メートルあるそうですが、結構な量がないと素精糖にならないだろうなと思いました。


 素精糖と三温糖、色が似ているし安いからって三温糖を買っている方!実は作り方も成分も全然違いますよ。まず三温糖は、粗糖(下の※印 説明参照)を溶かした液から繰り返し結晶を取り出していき、最後に残った液で作られています。何度も加熱するので焦げた色(カラメル色)になっています。

 

一方、素精糖は、粗糖の密分を調整して乾燥させた物です。(そのまま乾燥させると、べとべと、ねばねばして使いにくいので、蜜分を調整します)素精糖のあの色は、サトウキビ本来の様々な成分(ミネラル等)が含まれている自然の色です。


 ※粗糖(素精糖の原料)の作り方
   ①サトウキビ収穫
   ②茎から汁をしぼりとる
   ③汁に含まれる不純物を取り除く
   ④濃縮して砂糖の結晶をつくる
   ⑤遠心分離機で結晶と糖液を振り分ける

 

その2 こだわりや苦労話が聞ける
 

 ㈱青い海では、真塩や海水塩等も作っています。昔沖縄は暑くても冷蔵庫がありませんでした。だから塩を使って肉を長持ちさせていました。塩専売法が出来た時、専売公社の塩を使って今までと同じ様にして肉を加工したら、早く腐ってしまったそうです。専売公社の塩は純粋なナトリウムでミネラルがほとんどありません。その事が大きく影響したのだと考えられています。

 

それゆえ沖縄の伝統的な製法から生まれる「塩(シママース)」を残したいという想いでいっぱいでした。そこに、生産者と消費者の顔の見える関係を築きたいという生活クラブとの出会いがあり、「真塩」が生まれました。
 

 

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その3 うれしいお楽しみがある
 

 大城さんはお話が上手で、途中クイズをして楽しく話を聞く事が出来ました。その時の正解者は、素精糖のミニサンプルがもらえました。お話の後は消費材を使った軽食。塩豚、サータアンダギー、塩豚の煮汁で作ったスープを食べました。

 

 みなさん、生産者の方と直接お話が出来て勉強になる「生産者交流会」に、どんどん参加していきましょう。そして、もっと食に興味を持っていきましょう。

消費委員 田中めぐみ

 残暑が厳しいですね。暑さが落ち着く10月末には、いろいろな地域で冬ギフトの試食会があります。生活クラブのギフトは、国内産地と提携し、遺伝子組み換え対策や、不要な添加物を使わない対策など、厳しい自主基準による管理に努めています。また、環境負荷の高い塩ビ素材を使わない、環境ホルモン物質が溶出しない包装に切り替えるなど包材にまで気を配っています。

 

 佐倉西支部のギフト試食会は、インフルエンザなどが流行する冬に備えて、免疫力を高めていこう!!ということで、免疫力を高めるハーブティ講座とのコラボを計画中です。
  ↓↓
 まず、夏ギフトの試食会の様子をお知らせし、最後に冬ギフト試食会の企画をお伝えします!!どなたでもご参加できますので、ぜひ、予定をあけておいてくださいね。お待ちしています。

 

5月30日「夏ギフト試食&お米サロン」報告

 

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 初めに、生活クラブのお米を知ってもらおうということで、運営委員の方から、生活クラブの代表的なお米「遊YOU米」の紹介がありました。遊佐米は組合員との契約によって作られているお米であること、生活クラブ設立当初からずっと続いている関係であること、そして生産者はそれぞれ循環型農業をしていること等を写真や表などを使って細かく説明してくださり、お米のよさがよくわかりました。また、登録(約束して食べる仕組みで、定期的にお米が届くシステム)の大切さ、有り難さもよく分かりました。


 その後に生活クラブの遊YOU米と大手スーパーのコシヒカリを冷めたご飯にして食べ比べてみました。遊YOU米はさっぱりした感じ、大手スーパーのほうはモチモチしてお腹に溜まる感じがありました。私は、「作る人・食べる人の顔が分かり、おいしくて、安心して食べられる減農薬の遊YOU米」を選びたいと思いました。


 次に、生活クラブ虹の街と関係の深い団体の「NPOせっけんの街」の方の話がありました。せっけんの街は廃食油をせっけんに変える活動をしていて、地球の環境を考えて取り組みが行われていました。この日は、新しい取組ということで、ジェルせっけん"こはく"のサンプルが参加者にプレゼントされました。使ってみるのが楽しみです。
 

 

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 夏ギフトの試食会はハム、ソーセージの加工肉詰め合わせ、鬼無里のご飯の素詰め合わせ、リッチなバームクーヘン、アイスコーヒーとティードリンクのセットでした。試食品それぞれの説明があり、とくにベーコン、コーヒーの説明で他メーカーとの違い吟味された材料を使って丁寧に作られているという、この美味しさの理由が良く分かりました。

 

試食品のメニューはベーコンとソーセージ、五目すしの素と春雨キュウリを混ぜたサラダ、2種類の炊き込みご飯、わかめとお豆腐あげのお吸い物、リッチなバームクーヘン。これらをワンプレートにして、食後にアイスコーヒーとアイスティーに牛乳を入れたりして飲みながら参加者全員で意見を交わしたり和気あいあいと試食しました。試食をしながら放射能、農薬、添加物などの話を聞くことができ、家族の食事に対する今後の取組を考える機会になりました。

 

 感想や意見などをみんなで語り合い、知識を深めることができた試食会でした。
後片付けにもせっけんを使って食器を洗うなど、食の安心安全はもちろん環境に気をつけているのが生活クラブの特徴であることが参加者のみなさんにも実践で伝わっていると思いました。

 

佐倉西消費委員 矢田 尚子

 

~冬ギフト試食会のお知らせ~
日程:10月25日(木)
内容:ギフト試食&冬に向けて免疫力を高めるハーブティー講習会
時間:10:00~12:30
  場所:志津コミュニティーセンター
  参加費:無料
  ギフト試食予定品  蔵王チーズ詰め合わせ(クラッカー添え)
スライススモークサーモン300g(〃)
   歩のクッキー詰め合わせ      
ギフト用素精糖カステラ  

黄色の紙で月に1回発行している、支部機関誌「野の花」もぜひ読んでくださいね。

 

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7月3日(火)10時~13時 志津公民館で、「おしゃべりキッチン」を開催しました。

今回は「災害時のために役立つ料理と回転備蓄」というテーマで、災害時に少しでも落ち着いていられるよう、21人の参加者みんなで理解を深めました。


はじめに、佐倉市の市民部防災防犯課の方を迎え、災害時の心得や対応についてお話を伺いました。
「災害の被害を抑えるには、自助(自分の身を自分の努力によって守る)、共助(地域や近隣の人が互いに協力し合う)が、とても大事だ」ということでした。最後の質疑応答の時間も参加者から多数手があがり、皆さん真剣に考えようとしている様子がうかがえました。

 

その後、災害時をイメージしながら備蓄できる消費材を使って、「スキムミルクと大豆、昆布の炊き込みごはん」、「具だくさん!ミネストローネ」、「ピーラーで簡単サラダ」を作りました。

 

ポリ袋を手袋代わりにして(食中毒防止にもなる)、包丁を使用せずキッチンばさみやピーラー、スライサーのみで調理し、ご飯は無洗米を鍋で炊きました。そして、不要になった生活クラブのカタログの紙を折って入れ物を作り、その中にアルミホイルを敷いて、お皿として使い、水を使わない工夫を体験してみました。

 

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災害時の備えとしては、食べたいものを多めにストックしながら使ったら追加するトコロテン方式の「回転備蓄」がおすすめだそうです。

 

  災害時にも、できれば食事の栄養バランスに気を付けたいものです。普段食を非常時にも食べられるよう、栄養のことも考えながらうまくストックできるといいと思いました。備蓄に便利なものもたくさんありますので、安心・安全な生活クラブの消費材をいつでも、どんなときでも、利用していきたいと思いました。

 

佐倉西支部 消費委員長 河添玲子

 

 

  5月12日(土)志津コミニュティセンターで、おしゃべりキッチンが開かれました。
今回は以前アンケートにあった土日開催希望にお応えして、土曜日の開催でしたが、
お子さんとお父さんの参加やいつもと違う方々の参加がありました。(計大人14人、こども13人)
 

 

はじめに、子供向けにお米についてわかり易く書かれた絵本を読みました。
「お米はどこでとれるのかな?」「精米する前のお米は何というかな?」などの質問に「知ってる!」「げんまいだよ!」と元気に答える幼稚園児、小学生の姿も見られました。大人向けには、運営委員の宮田さんより遊You米についてお話を伺いました。皆さん、登録されている方もそうでない方も、お話に聞き入ってらっしゃいました。

 

 

お話のあとは、いよいよ遊YOU米をつかったおにぎり作りです。今回用意したのは
炊き込みご飯、わかめご飯、白米の三種にトッピング用のしゃけ、しそふりかけ、おかか、チキンナゲット、チーズ、のり、ごま、たくあん・・等です。お子さん達は型抜きから自分で選び、ご飯や具も選び、思い思いのおにぎりをつぎつぎとお皿に並べていきました。オリジナルおにぎり完成後は、復興お吸い物・野菜スティックを添えてお楽しみのランチタイムになりました。普段、家では梅やこんぶなど中身や形がマンネリ化していましたが、工夫次第でおにぎりがこんなに楽しくにぎれることがよくわかりました。

 

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  生活クラブのお米は、減農薬、環境に配慮しながら作られているお米です。
「登録して食べる」ということは、定期的にお米が届けられ(途中でお休みもできます)、市場がもしお米パニックになったとしても優先的に届けられる私達にとってもメリットの多い購入方法です。(OCRで1回1回注文するよりちょっぴりお得です!)

 

また、生産者にとっても「これだけ食べます」という約束が「作り続けられる安心=
後継者育成につながる」ことや無農薬・減農薬栽培実験に安定的に取り組むことができる重要な制度です。(5/31、6/1には山形県からお米を作っている方々が木刈・ユーカリに来てくれます。年に一度のチャンスをお見逃しなく!)

 

これからの日本の農業を守るため、国内自給率アップのため、そして私達組合員が健康に過ごせるように、生活クラブのお米を食べる人を増やしてゆきたいと思います。

 

佐倉西支部消費委員 紅谷秋恵

 

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2月9日(木)志津公民館で「なたね油」でお馴染みの米澤製油㈱東京出張所
安田大三さんと息子さんのひとしさんを迎えて、生産者交流会を開催しました。当日は組合員21名、組合員でない方1名を含めた計22人が参加しました。


生活クラブの「なたね油」は以前から良いと聞いていたのですが、市販品とどう違うのか直接話が聞ける機会がなかったので、今回は話が聞けると決まりすごく楽しみにしていました。
現在、生活クラブの「なたね油」は「国産100%」と「国産ブレンド」の2種類がありますが、どちらも全てNON-GM(非遺伝子組み換え)のなたねを原料にしています。ブレンドの場合は西オーストラリア産95%と国産(キザキノナタネ)5%の割合になっているそうです。


その製造工程は、わが国で初めての「湯洗い精製法」です。「湯洗い精製法」とは、一切の化学物質や食品添加物を使用せずに精製する方法で、機械で圧搾しその一番絞り原油を6~12回、排水がきれいな水に変わるまで6台の遠心分離機に1つずつ移動させながらお湯で洗う方法です。この「湯洗い洗浄」という精製法は、米澤製油自慢の特許技術だそうです。

 

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当日は、車のジャッキを簡易圧搾機に改造された機械を使って、焙煎したなたね種子の圧搾を見せていただきました。その出てきた油は黄色く、試食してみると「香ばしい木の実」の味がして皆、口々に「美味しいね!」と歓声の声が上がりました。


この「湯洗い精製法」に対して市販の油は、製造工程で、二番絞りの時に「ベンジン」に似た「ノルマルヘキサン」という有機溶剤を1番絞りが終わったなたねにふきつけて99.9%まで油を溶かしだすそうです。「ノルマルヘキサン」は沸点が低い(常温でも蒸発する)ので、抽出(溶かしだして油を取り出すこと)した後、加熱してノルマルヘキサンだけを蒸発させ、取り除けますが、「ノルマルヘキサン」という物質は脳の神経に影響を及ぼすと言われているので、そのような物質にいったん溶かした油を食べていると思うと怖いです。


また、油に含まれるレシチン(泡立ちの原因)を除くためには、「カビ取り剤」にも使われる「リン酸水」を使用し、油を透明にする為には「活性白土」という添加物をも使用して商品にするとのことでした。
業務用油に関しては、揚げ物をする際に油が撥ねるのを抑える油膜ができるように「シリコン」を添加しているそうです。聞けば聞くほど市販の油の怖さを感じました。外食で揚げ物を口にする際にも素性が確かな事が改めて大切だと考えさせられました。


現在、国内のナタネ自給率は0.04%と低く、追い打ちをかけるように21年度でなたねの作付け交付金は廃止されたので、生産者はせっかく作っても高く売れないいため、負担も大きく生産の維持も困難になってきています。


今から40年以上前に起きた「カネミ油症事件」をきっかけに「作っている私達も食べている。自分達が食べたい油を作りたい」という被害者にも加害者にもなりたくないという「対等互恵」の意味を米沢製油は大切にし、志として持っているとのことでした。それを支持し、支えていく為にも、私達組合員のより多くの利用を進めていきたいと思いました。たくさんの利用が生産者や材を守るのだと思います。

 

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お話を伺った後は皆でなたね油を使った料理をいただき、賑やかなひとときを過ごしました。最後に油の劣化を知る目安を安田さんから伺いました。


(1) 消えにくい細かい泡(カニ泡)が鍋の表面半分以上を覆うとき。
(2) 緑の野菜を揚げた時、衣が黄色くなったとき。
(3) 油がドロッと粘りが強くなるとき。


みなさん、(1)~(3)を参考に、劣化した油は廃食油としてリサイクルに出しましょう。
そして、劣化していない油でおいしいお料理を作りましょう。そして、「カネミ油症事件」についても知らない方は調べてみましょう。

佐倉西支部 消費委員  廣澤典子

私の今年の目標の一つは「家計簿をつける」です。
何事も3日坊主の私は昨年もまた家計簿はあやふや、貯金も目標金額には程遠く…
だからこそ今年は!…とそんな決意を胸に1月13日ライフプラン講座(*1)「知っておきたいお金の話~お金の貯め方・守り方」に参加しました。
現在世の中はデフレの時代、預貯金もお得感がありませんよね…なんて実はインフレとデフレ、それに連動する世の中の変化等をよく理解していなかった私。先生がお金にまつわる様々な言葉と意味を丁寧に教えてくださいました。
また、わかっているつもりで全然わかっていなかったお金の性格と付き合い方も先生に優しく教えていただきました。

 

例えば、
  ◎貯蓄をしたいと思ったら、「収入―支出=貯蓄」ではなく「収入―貯蓄=支出」にすること。
  ◎今はデフレなので「お金を増やすよりもお金を減らさない」ことが大事。
  ◎悪質商法…ウマイ話は絶対にやってこない。自分の足で取るしかない。
    お金のトラブルは必ず解決出来る。
  ◎住宅ローンは値引交渉可能。店頭金利より下げてくれる。
  ◎お金を預ける・投資する場合、どれぐらい損をしてよいか考えて、まずその
    損金範囲でチャレンジしてみる。自分が人に説明できないものは買わない。
…等々。書ききれませんが、私には目からウロコのフレーズが多かったです。

 

家計の見直しでポイントになるのが「保険」や「住宅ローン」。3月上旬には「生命保険~我が家の保障の点検と見直し」の講座が開催される模様です。これにも参加して出来るだけ無駄な出費を減らして今年こそ貯金をしたい!と思っています。
ちなみに…講座が終わり、先生に「家計簿を1年間つけ通すコツ」をお伺いしたところ、「家計簿をつける、が目標になってはいけませんよ。家計簿をつける意義はなんでしょう。家計管理を・一年の収支を把握したいからよネ?」嗚呼、これもまた目からウロコ。そうでした、その通り!私には家計簿のモチベーションがあがる講座でありました。

 

佐倉西支部 消費委員  河添玲子

 

*生活クラブのライフプラン講座の講師は、「ワーカーズコレクティブ生活クラブFP(ファイナンシャルプランナー)の会」から派遣されます。
講師代は、COOP共済を事業とする生活クラブ共済連からの委託費で支払われるので、私たちは無料で受講することが出来ます。
おおぜいの組合員が共済の輪に加わっているからこそ生み出される委託費ですから、たくさんの方が暮らしを考え、向上させることが出来るよう、各支部で開催しています。

 

【次回ライフプラン講座の予定】
「はじめて学ぶ生命保険~我が家の保障の点検と見直し~」
  ●日時:  3月9日(木)10:00~12:00
  ●場所:  センター佐倉3F (佐倉市王子台6-3-9) 
  ●持ち物: 筆記用具
  ●参加費: 無料
  ●託児:  あり(3/1までにお申込み下さい。組合員は無料)

 

生命保険のしくみ、必要保障額の考え方や見直しのポイントを、わかり易く、教えていただけます。必要な保障を適切なコスト(保険料)で準備できるよう、納得して保険選びができるように、一度聞いてみてはいかがでしょうか・・。
※講座終了後、ご希望の方は個別相談(1人50分/1000円)もお申込み可能です。
  お申し込みは  センター佐倉へ  TEL 043-461-7868
                                                 (9:00~18:00 昼1時間留守電対応)
                                           FAX 043-460-1380