7月3日(火)10時~13時 志津公民館で、「おしゃべりキッチン」を開催しました。
今回は「災害時のために役立つ料理と回転備蓄」というテーマで、災害時に少しでも落ち着いていられるよう、21人の参加者みんなで理解を深めました。
はじめに、佐倉市の市民部防災防犯課の方を迎え、災害時の心得や対応についてお話を伺いました。
「災害の被害を抑えるには、自助(自分の身を自分の努力によって守る)、共助(地域や近隣の人が互いに協力し合う)が、とても大事だ」ということでした。最後の質疑応答の時間も参加者から多数手があがり、皆さん真剣に考えようとしている様子がうかがえました。
その後、災害時をイメージしながら備蓄できる消費材を使って、「スキムミルクと大豆、昆布の炊き込みごはん」、「具だくさん!ミネストローネ」、「ピーラーで簡単サラダ」を作りました。
ポリ袋を手袋代わりにして(食中毒防止にもなる)、包丁を使用せずキッチンばさみやピーラー、スライサーのみで調理し、ご飯は無洗米を鍋で炊きました。そして、不要になった生活クラブのカタログの紙を折って入れ物を作り、その中にアルミホイルを敷いて、お皿として使い、水を使わない工夫を体験してみました。
災害時の備えとしては、食べたいものを多めにストックしながら使ったら追加するトコロテン方式の「回転備蓄」がおすすめだそうです。
災害時にも、できれば食事の栄養バランスに気を付けたいものです。普段食を非常時にも食べられるよう、栄養のことも考えながらうまくストックできるといいと思いました。備蓄に便利なものもたくさんありますので、安心・安全な生活クラブの消費材をいつでも、どんなときでも、利用していきたいと思いました。
佐倉西支部 消費委員長 河添玲子