下総ブロック

2012年3月の記事

1月11日(水)、成田NTデポーが開所していたころ、何度かお呼びした「韓国食品」へ見学会に行きました。韓国食品の「閔さんのキムチ」はとてもおいしいので、デポーでとても人気のある消費材でした。この日は、消費材の名前にもなっている「閔(みん)さん」にもお会いできるとわかっていたので、とても楽しみでした。

 

閔さんのお話の中で特に興味深かったのは、食する物により人の性格は変わってくるという点でした。もっと大きな目で見ると、その郷土の食事により国民性に違いが生まれてくるとも言えます。日本人は従来、淡白な食べ物を好み、食してきました。これにより、平和を愛する、穏やかな国民性が培われてきたとも考えられます。只、熟慮するあまり、機敏に欠けるとも言えます。これからは、国際化の波を受け、それに遅れず乗りこなす為には、変化に敏感に対応する機敏さは不可欠だと思います。

 

本日、閔さんからお話頂いたニンニクを代表とした、古来日本人があまり食さなかった食料、食品を生活に取り入れる事により、もしかしたら我々が不足していた機敏性等が満たされる事も期待できるかもしれないという考えが面白かったです。

 

スタッフKT

 

 

3月11日の地震は本当に怖くて、私は日本が沈没してしまうのではないかと思い、とても不安でした。そんな中、原発事故があり、ますます大変だと思いました。

 

でも私は幸いにも、大きな被害は免れたのですが、今の自分の環境ではボランティアは行かれないので、気持ちを義援金として送りました。一方、閔さんは震災を経てどのような活動をされたかというと、放射能の勉強をしたり被害にあった方を雇って心のケアをする努力をされていらっしゃいました。本当に前向きでパワフルで改めて感心してしまいました。


とても真面目で前向きで、仕事と社会に貢献されているのだな、と閔さんの話を聞いて感じました。韓国食品のキムチを食べて、日本だけでなく世界に、韓国食品の「閔さんのキムチ」と思想が広まれば良いのにな~と思いました。

 

消費委員TY

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倉庫:白菜は、年間を通し時期に合わせて各地から運ばれてきて、ここに保管されます。

 

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塩漬け:半分に切り、葉の間に丁寧に塩を入れます。白菜の大きさや葉の厚さに応じて塩を加減します。さすがベテラン!!

 

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だし:キムチのたれは、しっかりだしをとります。うまみたっぷり!だから美味しいんですね。

 

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たれ:塩もみした大根のせん切りを、だしの入ったたれにいれます。

 

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キムチ:葉の一枚一枚の間に、キムチのたれを入れていきます。出来立てのキムチを食べさせていただきましたが、たれのうまみの中に白菜の甘みと大根のしゃきしゃきした歯ざわりが絶品です。

 

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チジミ:まさか、フライパンで一枚一枚焼いていたとは驚きです。はかりで分量を計りながら5枚ほどのフライパンを順番に手早く焼いていきます。もっともっと大好きになりました。

 

韓国食品の「閔さんのキムチ」は、すべて手作業で、丁寧に心を込めて作っています。心が乱れていては良い物は作れないとの事です。班や個人配達のライブリーには載っていない消費材ですが、たまに「らいぶりー千葉」に掲載され、利用できますので、ぜひ一度購入し、閔さんの考えに思いを巡らしながら食べていただければうれしく思います。

2月15日水曜日10時から草深公民館の和室で「ポーセラーツ&冬のつどい(地域集会)」を開催しました。最初に参加された組合員さんの自己紹介と日ごろ気になっていることを話していただきました。福島原発事故による放射能汚染に不安を持って参加されている組合員さんが大勢いました。

 

2012年度の方針案を理事の方から放射能対策を中心に話していただき、組合員さんからも「添加物のお話」、「アメリカのピンクスライム肉のお話」、「牛乳ビンの液だれが気になる」、「おすすめ食材をすごくいいよと言うだけではなく、企画や集まりでその食材を食べてみたい」と言う意見など活発な意見交換のできた冬のつどい(地域集会)でした。

「放射能による不安」「引き続き放射能検査を頑張ってほしい」「若いお母さんたちに生活クラブをもっと広めたい」などの意見が出されました。

 

 

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皆さんで話し合った後はポーセラーツの講師の大柳さんのわかりやすい指導のもと、ポーセラーツ体験です。雛祭り前ということで、用意していただいた素敵な雛祭りの転写シールやお皿やカップを選んで、世界で一個しかない自分のデザインの作品を仕上げました。作品は800度の窯で焼いて出来上がります。

 

 

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これからも印西支部では組合員の皆さんが参加してみたい企画を組み立てて行きます。ぜひとも足を運んでください。

印西支部 リーダー 内山ひろみ

 

1月27日金曜日10時から小林公民館の調理室で「マンドママンお菓子つくりガトーショコラ&冬のつどい(地域集会)」を開催しました。ガトーショコラをみんなでつくり、焼いている間に地域集会をしました。
四つの班にわかれて皆さんで甘いチョコの香りに包まれながらレシピにそって協力しあい作っていきました。

 

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  ガトーショコラがオーブンに入ったら冬のつどい(地域集会)のスタートです。

 

きばるの甘夏で作った美味しい甘夏ムースとお菓子をつまみながら、参加された皆さんの簡単な自己紹介とお気に入りの消費材を教えてもらい、和んだところで、理事の方から2012年度の方針案を話してもらいました。皆さん真剣に聞き、「スワンのパンの内容について」「アリエッタ基金は回収できているのですか」「福祉分野の新規事業の可能性とは何ですか」など普段聞けない疑問にていねいに答えて納得していただきました。

  

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納得した頃に一流パティシエが作ったと言えちゃうぐらい美味しいガトーショコラが焼きあがりました。ガトーショコラはお持ち帰りです。なんでも一晩おくと一段と美味しくなるそうです。

 

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参加者の中には「祖母、母、私で生活クラブ3代目です。生活クラブのもので育ちました。」という若い組合員の方もいて、こうしてずっと何代も続いて食べ続けることが大切だと思いました。

生活クラブのことがよくわかり、バレンタインデー前にガトーショコラつくりを学べて充実感いっぱいの企画でした。

 

印西支部リーダー 内山ひろみ

 

  2月24日(金)10時~12時ミレニアムセンター佐倉で、葬儀学習会を開催しました。親御さんの葬儀について考える時期に来ている方々を中心にご夫婦2組を含む16名の参加がありました。会葬をせずに病院から火葬場へ搬送してしまう直葬があると聞き、とても驚きました。現代は独身者や子どもを持たない夫婦等、いろいろな人生の選択がある中で葬儀も様々なのだと知りました。

 

 

  今まで考えた事がなかったのですが、これを機会に残される家族のためにもエンディングノートなどで意志表示をしておいた方がいいと思いました。また、生活クラブでは臨終を迎えた時はもちろん、生前相談や葬儀後相談もできる事、環境に配慮した「エコ棺」や生活クラブの消費材で作った返礼品も使えることがわかりました。

 

  学習会の後のワーカーズ「回転木馬」の通夜振る舞いも美味しく、参加者のみなさんに好評の企画でした。

 

 

 

 

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佐倉東支部 消費委員長 關敬子

2月16日に木刈デポー組合員室にて惣菜部の杉下さんを講師に迎え、オレンジケーキとガレット・ブルトンヌを作りました。
生地を冷蔵庫で寝かせるため、始めにガレット・ブルトンヌから取りかかりました。

 

20120216 kikari 3.jpg <ガレット・ブルトンヌ>
(材料)
バター 125g(固い時はレンジで様子をみながらかるく温める、約20秒)
グラニュー糖 75g  卵黄 1個分
BP 3g   アーモンドパウダー 30g   薄力粉 130g(ふるう)

 

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(作り方)
[1]バターを柔らかくなるまで練り、ほかの材料を順に混ぜていき、生地をまとめてラップで包んで平らにします。

 

この日は二組にわかれて作業を行いました。
バターを柔らかくするため、少しレンジにかけました。一組のバターは「固め」に、もう一組は「やわらかめ」になり、「固めグループ」の方は泡立て器で混ぜるのに腕が筋肉痛になるかも?というくらい大変でした。
「やわらかめグループ」の方は混ぜ合わせるのは楽だったのですが、最後のラップで包んで寝かせる時に生地がべたっとしてなかなかまとまらなかったです。どちらも最終的には同じなのですが。(笑)

 

30分くらい冷蔵庫で休ませている間にオレンジケーキの生地の準備です。

 

 

<オレンジケーキ>
(材料)18cm丸型1個
オレンジ* 3個(2個は絞る。1個は飾り用に薄く切る)
薄力粉 200g(ふるう)   BP 小さじ2
卵 5個(卵黄、卵白に分ける)   砂糖 200g+70g   バター 120g
* オレンジは生地の中に果汁50gを入れる。
焼き上がりに残りのオレンジ果汁+砂糖70gを鍋で温めたものをまわしかける。

 

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(1)バターを柔らかく練り、砂糖(200g)を入れます。卵黄、果汁、粉類をいれて混ぜます。
(2)卵白に砂糖(70g)を加えてメレンゲを作り、①で全てを混ぜ合わせたものに泡が消えないよう、2、3回に分けて切るように混ぜます。型の中に高い位置から流し込み、空気を抜きます。
(3)170℃に予熱していたオーブンで50分焼きます。
(飾りのオレンジは焼いている途中でケーキの上に膜ができたら飾ります。)
(4)焼き上がりに温めた果汁をまわしかけて完成です。

 

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オレンジケーキの材料をみて驚きました。18センチホールのケーキに
オレンジ3個、卵5個!オレンジは天草オレンジを使いました。
国産なので安心して皮まで飾りに使えます。

 

オレンジケーキを焼く間にガレット・ブルトンヌの型抜きをしました。

 
[2]打ち粉をした台に寝かせていた生地をめん棒で1センチの厚さにのばします。
[3]5センチのセルクルで型をとったあと、アルミホイルケースにいれてフォークで格子模様をつけます。
[4]つや出し用の卵黄1個、牛乳10cc、インスタントコーヒーをお湯でとかしたもの小さじ1/4を混ぜ合わせ生地の表面にハケで塗り、しみ込んだらもう一度塗ります。そして焼いた時に生地が流れないようにセルクルをかぶせて 160℃で25分間焼きます。

 

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 「どちらも混ぜるだけで簡単に作れます。お土産にすると喜ばれますよ」と杉下さん。
ガレットの生地は冷凍できるので作っておくと便利ですね。

 

さて試食。オレンジケーキは果汁が生地にいきわたりしっとりとして飾りのオレンジの甘さと香りがアクセントとなり、とても食べごたえのあるものでした。
ガレット・ブルトンヌは外はサクっとして、中はアーモンドパウダーとバターの香ばしい風味が口の中いっぱいに広がる 焼き菓子でした。
どちらもおいしくて、家でも作ろうと思いました。

 

文:参加組合員