1月11日(水)、成田NTデポーが開所していたころ、何度かお呼びした「韓国食品」へ見学会に行きました。韓国食品の「閔さんのキムチ」はとてもおいしいので、デポーでとても人気のある消費材でした。この日は、消費材の名前にもなっている「閔(みん)さん」にもお会いできるとわかっていたので、とても楽しみでした。
閔さんのお話の中で特に興味深かったのは、食する物により人の性格は変わってくるという点でした。もっと大きな目で見ると、その郷土の食事により国民性に違いが生まれてくるとも言えます。日本人は従来、淡白な食べ物を好み、食してきました。これにより、平和を愛する、穏やかな国民性が培われてきたとも考えられます。只、熟慮するあまり、機敏に欠けるとも言えます。これからは、国際化の波を受け、それに遅れず乗りこなす為には、変化に敏感に対応する機敏さは不可欠だと思います。
本日、閔さんからお話頂いたニンニクを代表とした、古来日本人があまり食さなかった食料、食品を生活に取り入れる事により、もしかしたら我々が不足していた機敏性等が満たされる事も期待できるかもしれないという考えが面白かったです。
スタッフKT
3月11日の地震は本当に怖くて、私は日本が沈没してしまうのではないかと思い、とても不安でした。そんな中、原発事故があり、ますます大変だと思いました。
でも私は幸いにも、大きな被害は免れたのですが、今の自分の環境ではボランティアは行かれないので、気持ちを義援金として送りました。一方、閔さんは震災を経てどのような活動をされたかというと、放射能の勉強をしたり被害にあった方を雇って心のケアをする努力をされていらっしゃいました。本当に前向きでパワフルで改めて感心してしまいました。
とても真面目で前向きで、仕事と社会に貢献されているのだな、と閔さんの話を聞いて感じました。韓国食品のキムチを食べて、日本だけでなく世界に、韓国食品の「閔さんのキムチ」と思想が広まれば良いのにな~と思いました。
消費委員TY
倉庫:白菜は、年間を通し時期に合わせて各地から運ばれてきて、ここに保管されます。
塩漬け:半分に切り、葉の間に丁寧に塩を入れます。白菜の大きさや葉の厚さに応じて塩を加減します。さすがベテラン!!
だし:キムチのたれは、しっかりだしをとります。うまみたっぷり!だから美味しいんですね。
たれ:塩もみした大根のせん切りを、だしの入ったたれにいれます。
キムチ:葉の一枚一枚の間に、キムチのたれを入れていきます。出来立てのキムチを食べさせていただきましたが、たれのうまみの中に白菜の甘みと大根のしゃきしゃきした歯ざわりが絶品です。
チジミ:まさか、フライパンで一枚一枚焼いていたとは驚きです。はかりで分量を計りながら5枚ほどのフライパンを順番に手早く焼いていきます。もっともっと大好きになりました。
韓国食品の「閔さんのキムチ」は、すべて手作業で、丁寧に心を込めて作っています。心が乱れていては良い物は作れないとの事です。班や個人配達のライブリーには載っていない消費材ですが、たまに「らいぶりー千葉」に掲載され、利用できますので、ぜひ一度購入し、閔さんの考えに思いを巡らしながら食べていただければうれしく思います。