下総ブロック

木刈デポー支部 冬のお菓子作り講習会

  
2月16日に木刈デポー組合員室にて惣菜部の杉下さんを講師に迎え、オレンジケーキとガレット・ブルトンヌを作りました。
生地を冷蔵庫で寝かせるため、始めにガレット・ブルトンヌから取りかかりました。

 

20120216 kikari 3.jpg <ガレット・ブルトンヌ>
(材料)
バター 125g(固い時はレンジで様子をみながらかるく温める、約20秒)
グラニュー糖 75g  卵黄 1個分
BP 3g   アーモンドパウダー 30g   薄力粉 130g(ふるう)

 

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(作り方)
[1]バターを柔らかくなるまで練り、ほかの材料を順に混ぜていき、生地をまとめてラップで包んで平らにします。

 

この日は二組にわかれて作業を行いました。
バターを柔らかくするため、少しレンジにかけました。一組のバターは「固め」に、もう一組は「やわらかめ」になり、「固めグループ」の方は泡立て器で混ぜるのに腕が筋肉痛になるかも?というくらい大変でした。
「やわらかめグループ」の方は混ぜ合わせるのは楽だったのですが、最後のラップで包んで寝かせる時に生地がべたっとしてなかなかまとまらなかったです。どちらも最終的には同じなのですが。(笑)

 

30分くらい冷蔵庫で休ませている間にオレンジケーキの生地の準備です。

 

 

<オレンジケーキ>
(材料)18cm丸型1個
オレンジ* 3個(2個は絞る。1個は飾り用に薄く切る)
薄力粉 200g(ふるう)   BP 小さじ2
卵 5個(卵黄、卵白に分ける)   砂糖 200g+70g   バター 120g
* オレンジは生地の中に果汁50gを入れる。
焼き上がりに残りのオレンジ果汁+砂糖70gを鍋で温めたものをまわしかける。

 

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(1)バターを柔らかく練り、砂糖(200g)を入れます。卵黄、果汁、粉類をいれて混ぜます。
(2)卵白に砂糖(70g)を加えてメレンゲを作り、①で全てを混ぜ合わせたものに泡が消えないよう、2、3回に分けて切るように混ぜます。型の中に高い位置から流し込み、空気を抜きます。
(3)170℃に予熱していたオーブンで50分焼きます。
(飾りのオレンジは焼いている途中でケーキの上に膜ができたら飾ります。)
(4)焼き上がりに温めた果汁をまわしかけて完成です。

 

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オレンジケーキの材料をみて驚きました。18センチホールのケーキに
オレンジ3個、卵5個!オレンジは天草オレンジを使いました。
国産なので安心して皮まで飾りに使えます。

 

オレンジケーキを焼く間にガレット・ブルトンヌの型抜きをしました。

 
[2]打ち粉をした台に寝かせていた生地をめん棒で1センチの厚さにのばします。
[3]5センチのセルクルで型をとったあと、アルミホイルケースにいれてフォークで格子模様をつけます。
[4]つや出し用の卵黄1個、牛乳10cc、インスタントコーヒーをお湯でとかしたもの小さじ1/4を混ぜ合わせ生地の表面にハケで塗り、しみ込んだらもう一度塗ります。そして焼いた時に生地が流れないようにセルクルをかぶせて 160℃で25分間焼きます。

 

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 「どちらも混ぜるだけで簡単に作れます。お土産にすると喜ばれますよ」と杉下さん。
ガレットの生地は冷凍できるので作っておくと便利ですね。

 

さて試食。オレンジケーキは果汁が生地にいきわたりしっとりとして飾りのオレンジの甘さと香りがアクセントとなり、とても食べごたえのあるものでした。
ガレット・ブルトンヌは外はサクっとして、中はアーモンドパウダーとバターの香ばしい風味が口の中いっぱいに広がる 焼き菓子でした。
どちらもおいしくて、家でも作ろうと思いました。

 

文:参加組合員