活動紹介

2011年4月の記事

 2005年より、「自生する遺伝子組み換えナタネ」が広がっているかどうかの調査活動が、今年度で7年目を迎え、出ない場所を見続けている事が抑止力となるため、ゼロの場所(陽性反応が出ない場所)を積み上げていくことも重視し、各単協で、大勢の参加の中で毎年調査を行っています。


 今年、千葉本部では、4/12に22ヶ所で採取し検査が行われました。その中では、毎年陽性反応の出るナタネが発見される製油メーカーに運ぶルート上(千葉市)で、野生ナタネの抜き取りがおこなわれ、11検体に陽性反応がありました。

感想は、「やっぱり今年もでたか!」今年はナタネが非常に多くあったそうです。

ちなみに、昨年千葉全体では47検体中7検体に陽性反応でした。

 

結果は以下の通りです。

 

コース<全体図>.pdf

組合員の皆さま

 

東日本大震災への緊急カンパにご協力いただきましてありがとうございます。

第一次集約ですが、4月段階での集約では生活クラブ虹の街全体で、

6,567名の組合員から(現金カンパの方除く)

27,491,080円

のカンパ申し込み、及び現金カンパをお寄せいただいています。

 

生活クラブ連合会全体では

3万名を越える組合員から、

1億8500万円余

のカンパ金が集計されています。

 

集められたカンパの使途は以下の4つに使います。

【被災した生活クラブグループおよび提携生産者のために】
●被災した単協(組合員含む)への支援金
●被災した提携生産者へのお見舞金


【広く被災地のために】
●被災地への緊急支援物資の提供(すでに開始しています)
●全国農協中央会・全漁連などとの協同組合間協同を想定した第1次産業復興支援のための義援金や、災害ボランティア・NPO活動のための募金
など

4月分の集約が固まり次第、あらためて詳細額をご報告します。

今回の震災復興は、従来になく長くかかることが予想されます。生活クラブでも引き続き災害支援カンパ活動を継続することとなっています。引き続き支援活動への息の長いご協力をお願いいたします。

 

 

生活クラブの組合員の皆様へ 被災された生産者からビデオメッセージが届けられています。

YouTubeへのリンクとなります(それぞれの画像をクリック)。ご覧下さい。

重茂漁協の盛合敏子さんから

重茂漁協の伊藤組合長さんから

高橋徳治商店の高橋英雄さんから

丸壽阿部商店の阿部さんから

東日本大震災被災者支援ネットワークちばニュースNO.2


 「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」では、4月9日土曜日から4トントラックで緊急物資の移送を開始しています。皆様からのたくさんの反響が事務局に寄せられ、救援物資が次々とセンターに届いています。あらためて、組合員の皆様の思いに感謝しています。
 また、
4月第2週から東日本大震災被災者支援ネットワークの各団体からの職員のボランティア派遣も開始しています。その車両にも、支援物資の一部を載せて出発しています。被災地の希望支援物資リストを以下に示します。ご協力をお願い致します。


 支援物資は、別紙の救援物資提供申込書にご記入の上、配達職員にお渡しください。リスト以外の支援物資は、受け付けていませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

●支援物資リスト

(支援物資につきましては、被災地での需要が日々変化しております。現在新たな物資リストを調整中です。改めて呼びかけさせていただきます。)

 

 

●支援物資の提供方法

①以下の拠点に直接または宅急便で送ってください。
◆拠点1
名称:生活クラブ虹の街 センターベイ
住所:〒272-0014 市川市田尻1-10-9
宛先:生活クラブ 虹の街 センターベイ内「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」
直接の場合:月~金、10:00~16:00でお願いします。

◆拠点2
名称:JFSA柏店
住所:〒277-0813柏市大室176-4
宛先:JFSA東葛センター内「東日本大震災被災者支援ネットワークちば」
木曜日除く毎日、10:00~16:00でお願いします。

宅急便にて直接送る場合、その際の費用は自己負担となりますので、ご了承下さい。

②配達便で送ってください。
配達便で職員またはワーカーズに渡してください。

③デポーに持ってきてください。
お近くのデポーにお持ちより下さい。

 

●問合せ先
東日本大震災被災者支援ネットワークちば事務局
043-309-5812(生活クラブ風の村本部企画部内)

 

東日本大震災被災者支援ネットワークちば構成団体
生活クラブ虹の街(生活クラブ生協千葉)、

 生活クラブ風の村(社会福祉法人生活クラブ)、

 JFSA(パキスタンの子どもたちを支援している団体)、

 市川ガンバの会(ホームレス支援団体)

 

生活クラブ連合会WEBに、生活クラブ岩手の大木専務理事の石巻高橋徳治商店情報続報が掲載されましたので転載します。

 <災害対策・第38報>高橋徳治商店の機械を救出

生活クラブ岩手・専務理事 大木敏正

4月19日には宮城県石巻市にある提携生産者の(株)高橋徳治商店で大きな行動がありました。津波によって海水に浸かった練り物などを製造する機械を、生活クラブ岩手の水沢センターまで運んだのです。

塩水をふくんだ泥にまみれた機械は洗浄しなければ使えなくなる恐れがあります。しかし、工場のある地域は地震による地盤沈下の影響で、満潮時には浸水するような状態です。また、水道も復旧していないので機械類を洗浄し、保全するためには他の場所へ移す必要がありました。

当日の搬送は4トントラック2台と、2トントラック1台。4トントラックは生活クラブの関連会社である太陽食品販売(株)(以下、太陽食販)が工面してくれました。太陽食販は北海道から九州まで約50の提携生産者から消費材を埼玉県にある飯能デリバリーセンター(DC)に運ぶとともに、飯能DCで組合員の申込みごとに仕分けされた消費材を生活クラブの各センターまで届ける業務を担っています。 太陽食販にお願いしたのはわずか3日前にもかかわらず、19日の朝には依頼どおりトラックが到着しました。聞けば1台は太陽食販・飯能DC事業所長の橋本さんと、もう1台は太陽食販が委託する配送会社が自ら手を上げて駆けつけてくれたとのこと。ありがたいことです。

高橋社長との待ち合わせは午前8時。でも、1時間前には全車、工場に着くことができました。私は高橋徳治商店にはこの間何度となく行っているのですが、正面入り口前の道路は一面水浸しで、水没地帯のような光景を見るのは初めてでした。

トラックへの積込みは高橋徳治商店のフォークリフトを修理して行う予定でしたが部品などの調達ができなかったため、痺れを切らした高橋社長がレンタルのフォークリフトを手配していました。  そこで、太陽食販の橋本さんは用意されてあったフォークリフトを使って機械類を次々にトラックに積み込んでいきます。4トントラック2台で十分足りると思っていたのですが機械は変則的な形状のものが多く、2トントラックにもびっしり積んでも収まりきれません。結局22台の機械のうち2台を残すことになりました。

作業は1時間ほどで終わり、約束の時間の8時に現れた高橋社長は機械がことごとくなくなっている状況に「ポカリ」とした様子。私たちは早々と高橋徳治商店を後にして、水沢センターへ向かいました。

センターでも太陽食販の橋本さんと委託会社の方の手際の良さに感心しきり。とくにかく仕事が速いのです。1時間もかからずにトラックから下ろし終え、機械類はセンターの駐車場にズラリと整列しました。そして作業を終えるや否や2台のトラックは、すぐさま飯能へと引き返して行きました。

一方、機械ですが、当初は高圧洗浄機があれば簡単に汚れが落とせると考えていましたが、そうではありませんでした。やはり人の手も必要です。

そこで生活クラブ岩手の組合員のみなさん、特に水沢など県南の方たちにお願いがあります。重油がたっぷりと混ざった津波で汚れた機械です。これは高圧洗浄機の水圧だけではきれいになりません。やはりせっけんとたわしで擦らなければなりません。少人数でもできる作業ですし、急ぎません。1ヵ月かけても大丈夫です。ぜひ洗浄作業へのご協力をお願いします。

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水沢センターに運ばれた高橋徳治商店の機械

生活クラブ連合会WEBに、生活クラブ岩手の熊谷理事長の重茂情報続報が掲載されましたので転載します。

 

<災害対策・第37報>「第1根滝丸」救出 定置網漁の再開近し??

生活クラブ岩手:理事長 熊谷 由紀子

 重茂漁協の定置網は、4月の終わりに網入れし年明けの1月まで行われます。定置網が休みの間は、船や網を修理し次の漁に備えます。今回の大津波はこの休みの間にあたり、引き上げていた網に被害はありませんでした。しかし、メンテナンスのため山田町や釜石市のドックに入れていた船は大きな被害を受けました。漂流していたもの、陸上に乗り上げたものを除き半数を失ってしまいました。海上での回収は曳航することができ比較的簡単ですが、陸上に乗り上げてしまった船は技術と多額の費用を要します。しかし、造船所が津波で破壊された今は、残った船を使うしか手立てがありません。重茂漁協は、「漁業からの離脱者を出さないために、1日も早く漁を再開する」として、対策を講じてきました。陸に上がった船の救出のためには、日本に8台しかない500トンのクレーン車をいち早く確保しました。(因みにその費用1日500万円ということ)。そのクレーン車を使って18日から5日間の日程で2艘の移動作業を開始しましたのでその報告を致します。

 

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【写真:根滝丸の救出】

 

 

 

 

前日から準備し、2日目(19日)は「第1根滝丸」の救出です。根滝丸は漁協が所有する船の中で一番大きく、「重茂味まつり」ではたくさんの人を乗せて重茂半島を案内してくれる重茂の象徴的存在です。3月11日、根滝丸は山田町のドックに保管されていました。津波で海から約200メートル先の国道45線のすぐそばまで流され、辛うじて留まっていました。今回の津波であちことに乗り上がった船は見かけますが、これくらい大型のものは見当たりません。そして、船体が大きく傾くことなく真っ直ぐ立っていたことは驚きです。

 作業は、根滝丸に横付けした巨大クレーン車、それを補助するクレーン車やトラックが並び本当に大掛かりです。工程は大きく分けて (1)船を吊る (2)特殊なトラックに乗せる (3)運ぶ、という3つです。その3つが終了するまで何と9時間を要しました。みぞれ交じりの冷たい雨の中、船がバランスを崩さぬよう1センチ、1ミリの単位まで細心の注意を払いながら作業は慎重に行われました。家財道具が入ったままの家を、何一つ動かさぬように引越しさせるような感じです。今後の定置網漁のカギを握る根滝丸ですから、定置の乗組員、漁協職員、皆でその無事を祈りながら作業の一つひとつを見守りました。8時間以上もかけてやっと船をトラックに乗せました。船を積んだトラックは、人が歩くぐらいのゆっくりした速度でドックまで移動しました。道路は地震で路肩が崩れており、巨大な船を積んだトラックには危険があります。タイヤが浮いたりつぶれそうになったり、最後までハラハラしました。無事にドックに到着した時には、一同が安堵し「良かった。」との言葉があちこちで聞かれました。漁協の職員が「進水式の時には、一緒に乗りましょう。」「おいしい魚を届けますからね。」と声をかけてくれました。その顔は本当に嬉しそうでした。根滝丸が無事ドックに入ったことは、定置網の再開が近いことを意味します。当初の予定より定置網の再開が早まるのではないかと期待しています。岩手単協は重茂漁協と「重茂パック」を取り組んできました。「その日に水揚げされたお任せパック」です。三陸産の魚が店頭から消えた今、多くの組合員に呼びかけて重茂パック再開を待ちます。

 今日(20日)からは、根滝丸をトラックから下す作業と、もう1艘の陸に乗り上げた「第3与奈丸」の移動が行われます。無事に作業が終了することを祈っています。

 

東日本大震災被災地支援の活動の続報です。

 

◆ワカメを守った発電機

  4/6に重茂漁協を訪れた際は、壊滅した重茂漁港のさらに奥にある加工場を訪れました。幸い加工場は無傷でした。

 

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 加工場は漁協本部からは重茂漁港から続く川を橋で渡ったその先に位 置します。被災当日、漁港から侵入した大津波はそのコンクリート製の橋を 跡形もなく破壊して、川を遡りました。 電線も電話線も一切が流された中で、漁協本部では加工場も被害を受けたのだろうと判断していたそうです。夜になって真っ暗闇の中、加工場の職員が、徒歩で被災地を迂回し て、漁協本部に連絡に来たことでようやく加工場の無事を知ったそうです。

加工場の冷蔵・冷凍倉庫には焼きウニや50tほどのワカメなどが貯蔵されていました。電気の途絶えた中、重茂漁協ではなによりもこの倉庫の海の幸を守ることを最優先に行動したそうです。すぐさま宮古市の業者から移動式の発電機を借り上げ、冷凍・冷蔵倉庫の電源に充てたそうです。写真の真ん中の青色の箱がその発電機です。

4/6に訪れた際は、加工場へ向かう道路際のなぎ倒された電柱脇に、新たな電柱が建てられている復旧工事の最中でした。加工場の職員さんに場内を案内していただているときに、消えていた電灯が点きました。電気の復旧です。

 

◆震災当日にパックされていた茎ワカメ2000Pを初出荷

(報告が状況の推移に追いつかずにすみません。)話は飛んでしまいますが、その二日後の4/8には、茎ワカメ2000パックが生活クラブに向け出荷されました。生活クラブ岩手の熊谷理事長のお話では、重茂漁協伊藤組合長からは「一日でも早く」が合言葉のように聞かれるそうです。その言葉通りに被災後1ヵ月を待たずしての出荷となりました。その復興の速さに驚くとともに、大きく勇気づけられたワカメの出荷でした。

この茎ワカメのパッケージには袋詰めされた日が2011年3月11日と刻印されています。被災する直前にこの加工場でパックされ、その後発電機に守られて来た茎ワカメです。たぶん来週には組合員の手元に届けられるのではないでしょうか。歴史的なパッケージです。

 

◆生活クラブ東京から届いた2000枚の毛布

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4/8は生活クラブ東京から、組合員の手で集められた毛布2000枚が重茂漁協に届けられました。前日深夜の大きな余震で岩手、青森、秋田全域が停電する中で、その到着が危ぶまれましたが、4/8無事に停電下の重茂漁協に、毛布を満載した生活クラブ飯能デリバリーセンターの13t大型トラックが到着しました。

同時に横内新生酪農の牛乳450本や、その他の支援物資は10tの大型冷蔵車で到着です。(この冷蔵車で茎ワカメは飯能DCに届けられます)

先日報告した通り、重茂に続く宮古湾内側の道路は、津波に削られ普通

乗用車でさえ1台が通るのがやっとの箇所が連続している状況です。そこを10tトラックが連なってはるばる届けられたのでした。(続く)

 

東日本大震災被災地を支援する生活クラブ岩手単協の手伝いに、各地から職員が駆けつけています。生活クラブ虹の街からも、現在2名の職員が現地で支援活動を行っています。その現地からの報告です。

◆いよいよ重茂へ

4/6は重茂とその周辺地域への支援物資の搬入活動でした。朝早くに花巻の支援拠点を出発。生活クラブ岩手の盛岡センターに集合して食糧を積み込みます。今回はトラック3台とワゴン車の4台です。行先はいずれも岩手県の海べりに向かいます。1台は宮古市の北、田老漁協から田野畑漁協を回ります。もう1台は宮古の南山田漁協と船越地区を目指します。残りの1台のトラックと生活クラブ岩手の豊川副理事長を乗せたワゴン車は、重茂漁協へ。

◆大堤防を乗り越えた津波

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重茂半島は宮古市の東、宮古市街とは宮古湾をはさんだ向かい側になります。

左の写真はその宮古湾の最奥部、大堤防の内側です。津波は大堤防を乗り越え、海沿い道路を越えてJR東日本の山田線(盛岡-釜石)の線路を押し流しました。本来ならば線路が見えるのですが、今は道路脇にかき寄せられて跡形もありません。

その先の重茂に向かう宮古湾内側の道路も、津波に襲われて削られていました。途中片側交互通行箇所を何箇所か乗り越えながら重茂に向かいます。

 

 

◆重茂漁港‥言葉を失う

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重茂半島に入ると見た目は何の変化もありません。集落の街並みも、がっしりとした漁協の建物も異常はありません。ところがそこを越えて太平洋側の重茂漁港まで降りると風景は一変します。波止場から太平洋方向を望む写真です。波止場は陥没し、巨大なコンクリート防波堤がひっくり返っています。

目を転じて波止場の後ろにそびえたつ崖の中腹には、ブルーシートがへばり付いています。波はあそこまで駆け上がったのでしょう。一体何メートルあるのか!




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波止場から湾奥を見れば、あらゆるものが押し流されています。昨年、重茂で開催されたシャボン玉フォーラムでこの港を訪れた全国の生協の組合員の方々は、この光景を見れば絶句することでしょう。

その後、重茂漁港奥のワカメ加工場を訪れます。そこにはうれしいニュースが‥(続く)





 

 

震災から1ヵ月がたとうとしています。
未だ被災地で不自由な生活をなさっていらっしゃる
方々に、心よりお見舞い申しあげます。

 

て、
わが家はこの1ヵ月、計画停電を経験しなかったのですが
もしわが家が節電したら、必要とされるところに
少しでも多くの電気が回るのではないか…と、
できるだけの節電に努めました。

と言っても、多くの方がなさったのと同じように
照明やテレビを使う時間を控えたり
電気炊飯器ではなくて、圧力鍋を使って炊飯したり
待機電力のかかっていそうなもののコンセントを抜いたり…
その位のことでした。

  

して昨日、ポストに入っていた
電気の検針結果を見てびっくり!
昨年同月は、332kwhだったのに、今年は242kwh。
30%弱も削減しちゃったんです。

 

ところで、

活クラブライフ家計簿

 

が 4月1日から始まったのをご存知ですか?


さっそく、登録して、電気・ガス・水道について
入力してみました。

電気使用量について、わが家はなかなか優秀ですが、
ガスの使用量は平均家庭の2倍でした…。

ガソリンも無駄遣いしているとの自覚があります…。

まずできることとして、
お風呂になるべく続けて入ることや
高校生たちの朝シャンの習慣を改善することを
家族に提案しました。

 

環境家計簿に登録して、一緒にエコライフを始めませんか?
登録は生活クラブ連合会のHPからできます。
みんなの知恵を出し合って、
電力不足の夏を乗り切りましょう!

環境役員会 s.m

 

登録はこちらから  http://ecolife.seikatsuclub.coop/

 東日本大震災に対して生活クラブでも被災地支援を続けています。

 支援活動の一つとして、被災地を支援する生活クラブ岩手単協の手伝いに、各地から職員が駆けつけています。生活クラブ虹の街からも、現在2名の職員が現地で支援活動を行っています。その現地からの報告です。

 

◆東北道は被災地に向かうトラック、バスが続々

 4/4早朝、岩手単協に向け出発しました。千葉本部にある幌付きの1.5tトラックで岩手県花巻を目指します。東北道は、被災地に向かう自衛隊のトラックや、何台も連なって走るパトカー、あるいは民間企業や、民医連の名前の付いた大型バスなども続々と北を目指します。

 虹の街支援組も、福島原発事故のその後を気にしつつ、バタバタと暴れる荷台の幌をなだめながら、一路北へ。夕刻花巻にある支援拠点に到着です。支援拠点は岩手組合員のお宅をお借りしています。4/4は連合会、東京、神奈川、埼玉からも駆けつけており、学生ボランティア2名も含めて全12名の所帯です。直前には、生活クラブ都市生活生協からも駆けつけていました。

 

 

◆石巻-高橋徳治商店のお手伝いishinomaki01.jpg

 翌4/5は、加工場が大きな被害をこうむった石巻の高橋徳治商店のお手伝いです。

 東北道やisinomaki02.jpg周辺道路では、ときおり路肩が崩れていたり、段差で車がジャンプする以外は、見た目には大きな被害は感じられません。

 石巻市街に入っても同様です。しかし、海岸に近づくと風景は一変します。道路は何とか通れるように瓦礫と泥を道脇に除けてありますが、その先の片付けは進んでいないようです。

 そんな被害の激しい一画にある「高橋徳治商店」の大きな三角屋根の工場に到着しました。工場は外から見るとそんなに被害が伺えませんが、中は厚くたまった泥で一面覆われ、多くの設備もはげしく被害を受けています。工場の壁に残る水跡を見ると、4mほどの高さに達しています。道路からの高さだと、もう少しあるかもしれません。

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 高徳の加工場の向かいの建物は大きく傾き、手前の車両に乗りかかっていて押しつぶしています。

 この日の作業は、数センチから10センチほど堆積した泥のかきだしです。先日は岩手組合員の家族も参加して泥出し作業を行ったそうです。ゴム長靴、カッパ、前掛け、手袋で身を固めて、ヘドロをスコップですくい、一輪車に乗せて道路際に運び出す作業を延々と行いました。まだ電気も水も復旧しておらず、支援拠点からポリタンクに水を持参しての作業です。水を多く含んだヘドロはひたすら重く、改めて津波被害の重さが体と心に沁みてきます。 

 

◆津波後、初の給与支給日

 高橋徳治商店では、今日が震災後初めての給与支給日だそうです。幸い全従業員と連絡が取れているそうで、これはうれしいニュースでした。これまで避難所の村長役を引き受けてきた高橋英雄社長は、会社の再建に向けて動き出しています。当面の目標はとにかく設備類を真水で洗うこと。その為に、工場からひたすら泥を出し続けています。

 

◆明日は重茂に向かいます

 拠点に戻ってからは岩手組合員の差し入れてくれたカレーライスで食事。いろいろと岩手組合員に支えられています。神奈川単協から15時間かけて着いた職員2名も加えてミーティング。岩手単協の熊谷理事長、大木専務を交えて明日の予定を確認します。

 明日は重茂漁協のある宮古市重茂地区、その先の山田町などに車両4台で物資を運びこみます。(続く)

 

 

<震災にともなう欠品と代替品情報>4月1日配達分

組合員の皆様へ

  • 東日本大震災後、二回目の配達になります。先週は農産物を含め多くの欠品や遅配が発生し、組合員の皆様にはご不便をおかけし、大変申し訳ありませんでした。
  • 詳しくは生活クラブ連合会ホームページで逐次報告させていただいておりますが、被災地の生産者や組合員の安否が徐々に明らかになるなかで、支援体制も次第に整いつつあります。この一週間、生活クラブでは東北地方や福島県の生活クラブへの消費材や支援物資の配送を最優先してまいりました。この対応は今後も続けてまいります。
  • 三陸地方では、まだまだ生活最優先の生産者がいる一方で、当初の被害から立ち直り生産を再開している生産者も増えてきました。道路網の復旧、燃料の確保など物流の障害も徐々に解決に向かいつつあります。
  • 現在、共同購入を進めるうえで最大の障壁は「計画停電」です。全国の生産者から消費材が集まり、小分けしてセンターに出荷する「飯能デリバリーセンター」「全農青果センター」(埼玉県)は、計画停電で作業時間が大幅に制限され、夜間から早朝の出荷時間までに組み込み作業が終了できない、という状態が続いています。入荷しながらも出荷できない―欠品や遅配が多数発生しているのはこのためです。
  • 作業時間の延長や単協職員の応援などで対応しておりますが、原発事故の収拾と「計画停電」終了の見込みが立たない現在、残念ながら正常な配達を皆様にお約束できないというのが実情です。
    大変心苦しいかぎりですが、事態の改善にできることは全力をあげて取り組んでまいりますので、引き続きご理解・ご協力をいただきたくよろしくお願いします。

<お願い>

以下の品目の欠品・遅配・変更がある場合は別途ご確認ください。

■農産物...単協・センター発行のニュースでお知らせします。
農産物ニュースは、ホームページにも掲載しています。コチラからご覧下さい。
■季節品(雑貨・図書など)...注文された組合員にのみお知らせします。
■単協取組品(パン・豆腐など)...単協発行のニュースでお知らせします。

【4月1日(金)に欠品となる品目は以下のとおりです】

■全量欠品品目

  • スイートコーンドライパック缶(常温・ホクレン農協連)
  • 凍り豆腐(常温・日本ミルクコミュニティ(株))
  • チーズおかき(常温・(株)精華堂霰総本舗)
  • ほたて干し貝柱(常温・北海道漁連 )
  • いわしオリーブオイル漬缶(常温・日本果実工業(株))
  • 玄米フレークココア(常温・日本食品製造(資))
  • 国産ブレンド小麦粉強力タイプ(常温・木田製粉(株))
  • エビスビール500ml(常温・(株)丸安酒販)
  • エビス〈ザ・ブラック〉350ml(常温・(株)丸安酒販)
  • 班 肉厚わかめ10(冷蔵・重茂漁協)
  • この葉かまぼこ(冷蔵・(株)高橋徳治商店)
  • ささがきごぼうさつま揚(冷蔵・(株)高橋徳治商店)
  • 焼うに(冷凍・重茂漁業協同組合)
  • ぼたん竹輪(冷凍・(株)高橋徳治商店)
  • 北の小魚つみれ(冷凍・(株)高橋徳治商店)
  • むき身えびフライ(冷凍・(株)高橋徳治商店)
  • かきご飯の素(冷凍・(株)高橋徳治商店)
  • おとうふ揚げ(冷凍・(株)高橋徳治商店)
  • 海老しんじょ(すり身)(冷凍・(株)高橋徳治商店))
  • 五目春巻(冷凍・(株)マルハニチロ食品)
  • カニとトマトのクリームソース(冷凍・(株)マルハニチロ食品)
  • 班 チキンピラフ10(冷凍・全国農協食品(株))
  • チキンピラフ(冷凍・全国農協食品(株))
  • 赤飯おにぎり(冷凍・全国農協食品(株))
  • 開きいか一夜干(冷凍・全国漁業協同組合連合会)
  • 冷凍ナムルセット(冷凍・(株)第一物産)

■一部欠品品目:本日はありません。

■遅配(13週→14週)品目:本日はありません。

■代替品の配達

  • 真さば三枚おろし(八戸)(冷凍・全漁連)→真さば三枚おろし(冷凍・長崎県漁連)

■季節品

  • 本日お届けするのは本来12週お届け予定の季節品です。
    13週分は(14週分と合わせて)来週14週にお届け予定です。
    ※東京・埼玉・愛知・栃木・群馬単協の方には、年度替わりのコース再編の影響もあり、「12週+13週+14週」分を来週14週にお届けします。

欠品消費材の集金では、4月集金時に相殺とさせていただきます。

【3月28日~4月1日配達分での代替企画の情報は以下のとおりです】

■畜産飼料(牛乳・鶏卵・精肉類)(12週から継続)
飼料サイロおよび配合飼料工場(八戸・石巻・花巻・鹿島)の損傷によりNON-GMO配合飼料が製造できません。緊急措置として不分別(GMO)の配合飼 料の給餌を始めました。鶏卵の場合、一般飼料に色素(パプリカ等)を使用しているため黄身の色が濃くなることがあります。

■鶏 卵((有)鹿川グリーンファームのみ)(12週から継続)
数量を確保するため集卵日から72時間以内の卵が配達されることがあります(通常48時間以内)。

■丸大豆醤油900ml(タイヘイ(株)・千葉県)
■丸大豆うすくち醤油(タイヘイ(株)・千葉県)
■白だし(タイヘイ(株)・千葉県)
キャップを製造する工場の被災により類似キャップに変更してお届けする場合があります。その場合は、注ぎ口や取り外し方が若干異なります。

■真さば三枚おろし(八戸)(全漁連・青森県)
ぜんぎょれん八戸食品(株)の工場が被害を受けたため提携生産者・長崎県漁連の同等の品目に変更します。そのため、アレルゲン情報に変更があります。規格容量(450g・3枚)は同じです。
* アレルゲン (麦)(豆)

■ジューシーパリ旨ポークウィンナー((株)平牧工房・山形県)(14週以降も継続予定)
指定包材の入荷遅れにより、12週金曜配達から無地包材、表示シールでお届けしています。原材料の変更はありません。

■プレーンヨーグルト(新生酪農(株)・千葉県)(12週から継続)
重油が入手困難になったため、原料(脱脂濃縮乳)の配合比率を減らし脱脂粉乳を増やします。このためわずかに食感の違いが生まれる可能性があります。

組合員の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、誠に申しわけございません。