活動紹介

2012年11月の記事

連合会HPより転記)

ニュース&トピックス

「脱原発法をつくろう!」衆院選立候補予定者に意思表示を求める!
 
来る12月16日に衆議院選挙の投票があります。政治が迷走するなか、有権者の意思で今後の日本の政治の方向を決める機会です。生活クラブ連合会も参加する阻止ネットでは、日本に脱原発基本法をつくる活動をすすめている「脱原発法制定全国ネットワーク」の主旨に賛同し、脱原発基本法への賛否を確認する運動をすすめています。
今度の衆議院選挙の投票に向けて、立候補者の脱原発に対する意思をしっかり確認し、脱原発を実現する議員を増やしましょう!
「脱原発法制定全国ネットワーク」には生活クラブ連合会としても賛同しています。
 
活動の詳細については「阻止ネット」ウェブサイトをご覧ください。  
脱原発法制定全国ネットワークの公式ウェブサイトはこちら
 
 
◆「阻止ネット」とは
『六ヶ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク』の略称。青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場 の本格稼動に反対し、中止を求める活動を4つの生協、2つの団体とともにすすめています。2011年9月には「脱原発」を活動目的に掲げることを宣言し、 脱原発に向けた活動にも取り組んでいます。
阻止ネット構成団体:あいコープみやぎ、グリーンコープ共同体、パルシステム連合会、生活クラブ連合会、大地を守る会、日本消費者連盟

連合会HPより転記)

生活クラブ活動情報

 

TPP参加で共済ができなくなる?!
 
 
 
 
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9月8日東京・浜松町で協同組合フォーラム主催の第2回シンポジウム「グローバル化の中の共済の社会的役割」を開催しました。今回のシンポジウムの目的はグローバル化とともに進められてきた共済規制の動きと、TPP(環太平洋連携協定)に参加した場合に懸念される問題を検証し、人々のたすけあいのしくみである共済の本来の役割を明らかにすることでした。シンポジウムには生協の組合員や職員、共済の関係者など86人が集まりました。(2012年11月27日掲載)
 
グローバル化の影響と共済が果たすべき役割
 
 協同組合フォーラムとは、協同組合が活躍する場を広げるための学習と議論を重ねる場として生活クラブ連合会、グリーンコープ連合会、消費者信用生活協同組合が呼びかけ団体となってつくった団体で、生協や協同組合に関する3回のシンポジウムを行なうことにしています。第1回は「生協の社会的役割と地域の未来」をテーマに5月に東京で開催しました。
 開会に当たって、生活クラブ連合会理事で生活クラブ共済連の伊藤由理子常務理事より主催者基調報告を行ない、改定生協法が共済に与えた影響や規制の動き、TPPに対する懸念などフォーラム主催団体の問題意識を報告しました。
 主な論点として以下を挙げました。
 
TPP問題が共済に与える影響の問題。
2007年に改定された生協法の共済規制の問題。具体的には保険法の「契約者保護」の原則を適用するなど、協同組合原則や生協の根幹にある「組合員主権の原則」と矛盾していること
2005年の保険業法改定で規制された根拠法を持たない共済(自主共済)の問題
共済の理念と法規制の問題。具体的には協同組合原則に基づく相互扶助事業や非営利・協同の市民金融機関として社会に根付いていくための改定生協法の見直し、統一的な「共済法」の検討
 
 
 
 

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 TPPによって懸念される共済への影響は、韓国の事例を参考に検討しました。韓国では協同組合基本法が昨年成立し、協同組合の振興に国を挙げて取り組んでいる一方で、政府主導による強引なグローバル化が進められています。今春にはTPPと類似の問題をはらんだ自由貿易協定(韓米FTA)をアメリカと結んでいます。こうした韓国の現状と共済への規制について、ハンギョレドゥレ共済協同組合連合会代表のパクスンオク氏が基調講演を行ないました。
 2011年12月に成立した韓国の協同組合基本法では、信用事業や共済事業が社会的協同組合の「少額貸出と相互扶助」として一部認められました。しかし、「韓国内で強い権限を持つ金融委員会は協同組合の『信用事業』や『共済事業』の意義や理念を認めず、基本法の成立後に締結された韓米FTAによって、韓国の共済は金融監督庁の管理下で保険と同等の規制を受けることになった」とパク氏は指摘し、「TPPによって日本の共済も保険と完全に同等の規制を受ける恐れがある」と警鐘を鳴らしました。
 そのうえで、韓国の韓米FTA撤廃・改定を求める運動や脱原発運動を紹介し、日本のTPP反対運動や脱原発運動、協同組合や共済運動との国際的な連携と日韓の相互連帯を呼びかけました。
 
生協、協同組合、自主共済など市民がたすけあう関係をつくる!
 

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 これを受けて、前東日本国際大学教授の松崎良氏よりTPPにおける共済の位置づけ、「次期生協法見直しに向けた共同提案」、統一的な共済法の可能性などについて講演がありました。
 松崎氏はTPPについて、アメリカ政府の年次改革要望書と連続した問題と指摘し、日本に利はなく断固反対すべきとしました。「共同提案」に対しては、特に事業分離された共済事業を兼業可能とすることやその他の共済制度の見直しなど提案内容を評価し、統一共済法への発展を期待するとしました。
 後半は自主共済の先進事例について反貧困たすけあいネットワーク代表の河添誠氏と、日本勤労者山岳連盟理事長の斉藤義孝氏より活動報告を行ないました。
 

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 河添氏からは非正規労働者などワーキングプアや半ば失業状態にある人たちを対象にした休業保障・生活保障の仕組みの報告があり、顔が見える関係やお互いたすけあう関係づくりが提議されました。
 斉藤氏からは保険業法改定で自主共済が規制され、今までの「労山遭難対策基金」を事後払いとしなければならなくなった経緯や保険業法の適用除外を求める「共済の今日と未来を考える懇話会」の活動が報告され、自主共済と生協共済など制度共済の連携呼びかけられました。
 その後はパク氏、松崎氏を交えたパネルディスカッション形式の質疑応答を行ない、TPP反対運動の参加の呼びかけや共済規制は憲法21条の「結社の自由」を侵しているなどの意見が出されました。TPPは参加してから変えることは困難なことから、日本が参加しないように政治家や市民に対して問題点を知らせていくことが必要であり、また3.11以降、お金だけでは生きていくことができないことがわかっており、共済によって人々がたすけあう関係を作り、保険との違いを明確にしていくことを共有しました。
 なお、このシンポジウムは2012国際協同組合年(IYC)実行委員会認定事業に認定されています。また第3回は来年2月に福岡で開催される予定です。

 

11月9日(金)千葉市美浜区にて、11月10日(土)君津市にて、
埼玉の児童養護施設の日常を追ったドキュメンタリー映画「隣る人」の上映会を、両会場とも100名を超える参加者に来場いただき、開催しました。
 
映画の後には、
来年開設予定の(仮)生活クラブ風の村児童養護施設君津の施設長予定者である高橋氏より
映画の解説を交え、同施設運営への思いをお話しいただき一層内容の濃いものになりました。
 
生活クラブ虹の街主催の第3回目は
12月22日(土)松戸商工会議所にて上映します。
参加希望の方はお早めにお申込ください。
 
※お申込み等の詳細は記事『映画「隣る人」自主上映会』でご案内しています。
 
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連合会HPより転記)
ニュース&トピックス
 
ピッキング袋の変更が完了しました
 
 

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10月から順次、実施していた飯能DCで組込み分のピッキング袋の変更が完了しました。
11月6日の配達から常温品と冷蔵、冷凍品、季節品のピッキング袋がすべて新しい袋になりました*。
今回のピッキング袋の変更は物流経費の削減のために、飯能DCでこれまで人手で袋がけしていた作業を機械化したものです。
生活クラブ連合会物流管理部の水野隆将副部長は「今回の機械化で経費は大きく削減できますが、ピッキング袋が薄くなりました。消費材の持ち運びにはぜひエコバックなどを使ってください」と呼びかけます。
また、形状は変わりましたが、ピッキング袋をリサイクルすることは変わりません。ピッキング袋の底を切り取って、配達の時に出してください。
なお野菜のピッキング袋の形状は変わりません。こちらは従来通り紙ラベルを切り取り、底を切って出してください。
詳しくはコチラからご覧ください。
 
*飯能DCで組み込んでいる単協:東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、栃木、群馬、長野、山梨、茨城、静岡、岩手、ふくしま、青森、やまがた
 
★これまでの飯能DCでの袋がけの様子

 
★機械化した飯能DCでの袋がけの様子

 

◇『10月からピッキング袋が変わりました』もご覧下さい

連合会HPより転記)
ニュース&トピックス
 
10月からピッキング袋が変わりました
 
1.物流経費削減のため、飯能DC(デリバリーセンター)の機械化を進めます。
 
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今までピッキング袋は33人の作業員が手で広げ、ラベルも手貼りしていました。しかしこの秋、飯能DCに「自動袋がけ装置」を導入。 ピッキング袋の投入と配達情報の印字を自動化することにしました。
 
2.機械の導入により、ピッキング袋の形状が変わります。
 
機械化にともなって、袋の取っ手がなくなり、横長の四角い袋に変わります。物流経費の削減は生協事業にとって大きなテーマです。今まで通り回収への参加もあわせて、ご理解とご協力をお願いします。
 
※野菜の袋の形状は変わりません。ピッキング袋が変わるのは飯能DC(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、栃木、群馬、長野、山梨、茨城、静岡、岩手、福島、青森、山形単協)のドライ(常温)品、冷蔵品、冷凍品、季節品(生活用品)です。
※切り替えは、10月 ~11月にかけて順次行います。
 
3.こうなる!新ピッキング袋
 
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【ここが変わります】
 
1.袋の形状が変わります。
取っ手がなくなり、横長の四角い袋になります。
2.袋の厚さが変わります。
新しい袋は12μ(0.012mm)と薄くなります。 ※現在の袋は18~23μ(ミクロン)。
3.ラベルを切り取る必要がなくなりました。
袋に貼っていたラベルがなくなります。
配達順位、コース、氏名などは、袋に直接印字されます。
 
【ここは変わりません】
 
1.ピッキング袋はこれまで通り回収します。
野菜の袋と一緒に出して下さい。
2.異物混入を避けるため底を切るのは継続してください。
◇従来のピッキング袋のリサイクル回収の出し方についてはコチラからご覧ください。
 
4.持ち運びには工コバッグをご利用ください。
 
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袋が薄くなり、強度が落ちています。また取っ手がなくなり持ち運びにくくなります。配達ポイントからの持ち帰りには、エコバッグなどを活用してく ださい。
 
◇詳しくはコチラからご覧ください(PDFファイルが開きます)
 

組合員の皆様

九州北部集中豪雨の支援カンパ活動にご協力頂き、誠にありがとうございました。

生活クラブ虹の街全体で

1734名の組合員から(現金カンパの方除く)

2,130,187円

のカンパ申込み、及び現金カンパをお寄せいただきました。

 

寄せられた支援募金は、グリーンコープ連合会を通して今回の集中豪雨で被害を受けた生産者と組合員の支援に使わせていただきます。

 ご協力ありがとうございました。

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35万人の消費材アクション みんなでいただきます
消費材の使いこなし方を食のワーカーズのみなさんに教えていただきました。
ワーカーズメニューその6 は「ハーブ」のぎせい豆腐!
 
 
 
 
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材料(天板1/2枚分 12人前)
木綿豆腐   2丁
豚ひき肉   100g         
人参     80g
干ししいたけ  3枚
ひじき     5g
卵      3~4個
 
*煮立ててひき肉、ひじき、干ししいたけと煮る
しょうゆ   大さじ3
酒     大さじ2
砂糖    大さじ1
三つ葉
 
作り方
木綿豆腐は前日から水切りをして、当日ゆでて、しぼる。
ひき肉、ひじき、干ししいたけを調味料と煮たて、冷ましてから、卵、豆腐と合わせて
三つ葉を散らし、180度のオーブンで15分~20分焼く。
 
 
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千葉県佐倉市王子台 6 - 3 - 9
((生活クラブ 虹の街 佐倉センター1F))
TEL/FAX : 043 - 461 - 4553
営業時間 : AM11:30 ~ PM4:30
定 休 日 : 日・祝日
食材にこだわった幼稚園保育園給食・配達弁当・レストラン
ハーブでは使用する食材にこだわり、できる限りオーガニックなものを使っています。
また、幼稚園給食では食物アレルギーを持つお子さんにも対応しています。

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東日本大震災支援者ネットワークちばボランティアレポート
 
所属団体:生活クラブ虹の街
期間:2012/10/19-22
場所:福島県新地町、宮城県石巻市
 
 
今回私は、生活クラブ風の村職員の方2名と支援活動に参加しました。
 1日目はお昼過ぎに仙台の長町に到着し、一度共生地域創造財団の仙台事務所へ行き、そこから車で加美よつばの元農協店舗に保管されている支援物資を、配布会用にトラックへ積み込みました。物資の入ったダンボールは店舗いっぱいに積まれており、急ぎ配布しないと、虫に食われたり痛んでしまうとのことで、物資の量としては充分に足りている様子でした。しかし、中にはもう着られる状態ではないものや、期限の切れてしまっているカイロなど、好意で提供していただいたものとはいえ、被災者の方には渡せないものが見られました。
 
 2日目は、ふくしま単協の青空市と合同の配布会を2箇所の仮設住宅で行ないました。仮設に到着すると、準備の段階から生活クラブふくしまの組合員や自治会の方々がお手伝いをしてくださったことが印象的でした。配布会では30~40名ほどが服や布団、雑貨類を受け取られ、その後、青空市で消費材を買って行かれました。これから段々と寒くなるので、やはり毛布や布団類が喜ばれているようで、「お正月まで、配布会はあと2回あるよね?」と、配布会を心待ちにしている方の声も聞けました。
 
 
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組合員自らが売り子さんをします。   
青空市の売り上げが自治会長さんに  
手渡されていました。         
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 配布会から本部へ帰る途中、生活クラブ職員が徐染に参加したマルショウ農園と、以前収穫ボランティアに行った亘理町の畑に立ち寄りました。亘理町の畑は既にトマトの収穫が終了し、その後に大根が植わっている部分もありましたが、大半はトマトが植わったまま枯れている状態でした。
 
 3日目は、石巻の雄勝にある仮設住宅で配布会を行ないました。向かう途中、津波で多くの生徒が犠牲になった大川小学校に立ち寄りました。沢山の方が訪れて手を合わせており、大型の観光バスまで停まっていたことに驚きました。献花台に置かれていた震災前の学校の空撮写真から、以前は山に囲まれたのんびりとした学校だったのだろう、ということが伺えましたが、津波に飲まれた当時とほぼ変わっていないと思われる校舎は、とてもそのような場所だったとは思えない光景でした。
この日の配布会場となった雄勝の仮設住宅は小高い山の上にあり、規模は前日の場所に比べ2倍ほどの世帯数でした。「知り合いに聞いた」と、少し離れた場所からわざわざ車でいらっしゃる方も見られ、1時間で50~60名ほどの方々が物資を受け取っていました。こちらでもやはり毛布類が喜ばれており、他にも下着、靴下などの消耗品を持っていかれる方が目立ちました。震災から一定期間が経ち、必要とする物資も変化してきているのが現状で、洋服類は今はあまり必要とする人がいないそうです。
本部までの帰り途中、女川で布ぞうりを作成して販売している「女川高白浜草履組合」に立ち寄り、手仕事で作っている布草履や、全国から寄せられたメッセージ入りのパッチワークを見せて頂きました。
 
 最終日は2日間の配布会の反省を受け、支援物資の中身の仕分けを行ないました。カビが生えてしまっているものや、今の時代に着るとは思えないものなどを除け、配布会場での効率を上げるための作業でした。時間と人手があれば、この作業を行うことで被災者の方々の必要としているものを素早く届ける事が出来るのではないかと思いました。
 
 4日間を通し、たくさんの方とお話しをする事が出来ましたが、やはり亘理の畑で感じたのと同様、皆さんとても元気で明るく、何よりもパワフルだということが印象的でした。その事が、こちらが一方的に何かするのではなく、一緒になって復興に向かって活動していく事が何よりも大切であるという事を強く感じさせてくれました。
また、私たちのように単発で入れ替わり立ち替わり色々な人が支援に行く事は、多くの人が現地を実際に見て感じる、という意味では良いのかもしれません。しかし、作業の何も分からない私たちに1から教えてくださる方の労力に対し、私たちはどれだけの力になれたのか・・・というのは少し疑問でした。出来れば、一度行った人がまた個人的にでもボランティアに参加すれば、少しずつ力になれるようになるのではないかな、と思いました。
 
 

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