千葉県の成田空港近くにある、「三里塚の農法の会」の畑に見学に行ってきました。
成田空港近くということで、飛行機の会社のマークがはっきりと分かる距離でした。
また、見学中にキジも見られました。
(空港の近くで禁猟区のためか、猛禽類もよく見るそうです。)
畑では、大根・キャベツ・ブロッコリー・
青梗菜・かぼちゃ・かぶ・にんじんなど、
たくさんの種類を栽培していました。
また2mくらいある草でソルゴーという牧草で
風除けを作り台風の被害に対処できるような工夫をしていました。
今回3人の生産者さんの畑を見せてもらいましたが、
人によって人参の畝の幅が違ったり、肥料が違ったり、
ナスとナスの間にマリーゴールドやバジルを混植したりといろいろ工夫していました。
見学しているときに他の畑(近隣の農家さん)では白菜が育っているのに
三里塚の生産者さんの畑では白菜を栽培していないのでなにげなく聞いてみると、
虫が食べてしまうので栽培できないそうです。
また、ここ数年前からレタスにも虫がつくようになってきたそうです!
農薬を使わないで栽培するというのはやっぱり大変なことなんだな、とあらためて思いました。
そして、今回衝撃的だったのが、畑にゴロゴロしている大きい物体たち・・・・。
なんと、発注に対して、受注が少なすぎて畑に取り残されてしまった「冬瓜」でした!
最近「購入量が減ってきています。」という事を耳にしますが、
実際自分の目でその残った消費材をみることがないので、
「ふ~ん」くらいにしか思っていませんでした。
だけれども、残った分は誰かが処分してるんですよね。
それは、生産者さんなんだ、とその時初めて考えました。
約束をして生活クラブの基準(減農薬だったり、化学肥料を使わないなど)で
手間隙かけて作ってもらった分なのにその約束を守れていないということは、
こういうことになるんだ。と見学に行った全員が衝撃を受けた出来事でした。
(うっしー)