下総ブロック

「豚肉学習会に参加して」

  

20130123_buta_1.jpg 1月23日(水)印西市のふれあい文化センター内のそうふけ公民館で「豚肉学習会」が開催され、参加してきました。


我が家は、豚肉大好き一家です。豚肉は、ほぼ毎日のように食べていて、冷蔵庫にも冷凍庫にも必ずストックしてあります。この状態があたりまえになりすぎて、豚肉がどのような手順を踏んで我が家に届けられているのか、さして考えもしませんでした。


 今日の豚肉学習会に参加し、平田牧場の取り組みを改めて理解することができました。紙のチラシでは、数回は目にしていた記憶がありますが、あえてじっくり読んだという記憶がありません。


 今回、生産者の(株)平田牧場の職員の方から、直接、養豚および精肉工程のお話をきくことができたので、改めて、理解を深めることができました。現場の方から聞く言葉は、何ものにもかえられない重みがありました。


20130123_buta_2.jpg 3種類の豚を掛け合わせて肉質をよくしていること、ゆったりとした空間で清潔に育っていること、国産飼料米を食べて育てていること、糞も堆肥にして再利用していること等々。美味しくて安全な豚肉になるように、手間暇がかかっていることが実感できました。


 しかし、豚肉の消費は減っているのが現状だとおっしゃっていました。脂肪が多いというクレームがある一方で、値段にも関係するとは思いますが、バラ肉が一番人気ということでした。そうすると、他の部位は余ってしまい、高級とされる部位もひき肉に混ぜているとのことでびっくりしました。平田牧場のひき肉には、美味しいお肉がぎゅっと詰め込まれているのです。


20130123_buta_3.jpg そして、肉の質や味だけにとどまらず、新鮮さを保ち、利用しやすいように、ガスパックに変えるなど、平田牧場の方々が工夫をしていることがわかりました。
半身の豚肉が、部位にどんどん解体されていく、見事な包丁さばきに目は釘付けになりました。切り分けられたブロック肉を試食させていただき、さらに、お土産にいただき、感動のまま帰宅しました。


 いただいたお土産のお肉を食べながら、家族とともに平田牧場の豚肉の話をしたのは言うまでもありません。
これからも、美味しくて安全な平田牧場の豚肉の応援隊でいたいと思っています。

 

佐倉東支部消費委員長   加藤美江子