おおぜいの自主監査をおこないました!
~わたしたちの消費材のレベルを高めるために~
今年度の「おおぜいの自主監査」の品目は「なす」です!
事前学習会2回のあと、9月14日(金)、下総ブロック組合員10名で山武野菜ネットワークへ現地監査に行きました。その後、事後学習会をおこないました。
そのまとめを報告いたします。
土作りと栽培に関して
土作り、施肥についてくわしく説明を受けました。
肥料の成分は、牡蠣がら、発酵鶏糞、石灰、ヤシガラ活性炭ということを確認しました。
また、栽培管理台帳を確認して、約束どおりに栽培されていることがわかりました。
農薬の使用に関して
ナスの栽培過程で、防除報告書通り2012年7月26日にうどんこ病対策としてジーファイン水和剤(重曹)を1回使用したということを確認しました。防除対策をとる際は、個人の判断ではなくグループとして判断する態勢が整っていることがわかりました。
塩化ビニルの使用に際して
各農家でハウスの外装とトンネルに使用されている塩化ビニルの回収処分は、事前に登録して、東金市の回収センターに出して、発電施設の燃料としてリサイクルされているという説明を受け、産業廃棄物管理票を確認しました。
証明書について
有機認定証明書、育苗証明書、栽培管理台帳、有機JAS規格適合資材である旨の証明書を確認しました。
その他
ナスの圃場に生活クラブとの提携栽培であることを示す看板が掲示されて
いました。
感想
ナスの圃場を見せていただいて、育てる上での工夫やご苦労をお聞きし、作物を作る姿勢と努力に感心しました。又、また、山武野菜ネットワークでは、新規就農者の受け入れ態勢が整っており、会員同士助け合いながら地域の有機農業の発展に積極的に取り組んでいる姿勢に感動いたしました。
一方、放射能測定検査では1回も検出していないにもかかわらず、東日本大震災以後、風評被害により利用が20%も落ちていることを伺いました。私たち組合員は生産者の方々とつながり、農産物を利用しながら、生産者の方々の努力をたくさんの組合員に伝えて応援していきたいと強く思いました。
食べて伝えて応援して行きましょう!!