下総ブロック

木刈デポー支部 秋のデポーまつり全国農協食品交流会報告

  

20111127zenno1.jpg 1022()冷凍ピラフやライスバーガーの全国農協食品(株)の川村恭輔さんに来ていただき、木刈デポー組合員室で1030分から生産者交流会をおこないました。 

冷凍ピラフやおこわなどが冷凍食品としてできあがるまでの工程を、資料を見ながら他メーカーとは違う部分をとてもわかりやすく説明していただきました。 

 

原料の米は1993年の大凶作以来生活クラブが備蓄米として保管している玄米を利用しており、栃木県真岡市の工場には生活クラブ専用の貯米タンクがあるそうです。 

 

鶏ごぼうごはんは、具材からすべて工場で調理加工しており、鶏ごぼうなどの煮汁をお米を炊くときに使用することにより、お米自身に風味がしみ込んで美味しく出来あがるそうです。

また、お米を炊くのは「窯炊き」(大量生産は蒸気で蒸しあげるのが主流)冷凍する時も、「お米一粒一粒撹拌させながら冷凍することでバラ凍結できる」など、日ごろ店頭で消費材を買って食べるだけでは気づかない、「細かいこだわり」や「品質の良さ」が改めてわかりました。

他にも冷凍の「スイートポテト」や「とろろいも」などいろいろな消費材の説明もありました。質問意見では、スイートポテトの形について、お弁当に入れる対象年齢性別によっては「☆星はいいが、ハートは恥ずかしがる」などの意見が出て、「キャラクター弁当には○マルが使いやすい」などの意見が寄せられました。 

 

最後にオムライスやドリアなど冷凍食品のちょっとしたアレンジも紹介していただきました20111127zenno3.jpg 

20111127zenno2.jpg  試食会では、冷凍ピラフ類5種(鶏ごぼう、焼き肉ピラフ、チキンピラフ、五目おこわ、ドライカレーピラフ)、冷凍ほうれんそうとえのき茸入りの吸い物、紅ほっぺの雪見いちごを頂きました。 

 

生活クラブの消費材は化学調味料を使っていません。市販品のように化学調味料をたっぷり加える事によって、「塩からさ」を隠しているのとは違い、どれも素材の味が活き、やさしい味ですが、しっかり味があり、とてもおいしかったです。 

 

紅ほっぺの雪見いちごは一口食べると病みつきになるくらい、中のクリームと厳選されたイチゴがよく合っていて、「とてもおいしい!!」大ファンになってしまいました。 

 

(木刈デポー支部ワーク委員長  河岡恭子)