7月15日(金)10時から12時30分まで、木刈デポー支部の運営委員でもある岡部恭子さんを講師にお迎えし、簡単に作れる夏メニューを紹介していただきました。
最初に岡部さんがいろいろと話をしてくださいました。
まず、やはり最近では一番の関心ごとである放射線対策に関して、いろいろな対策方法を教えていただいたので簡単に実践できる方法をご紹介します。
<放射線をとりのぞくには・・・>
・根菜類:よく洗う、皮をむく
・葉物:水洗い+ゆでるとなお良い
・魚:頭・内臓を取る → 酢、しょうゆにつける(つけ汁は捨てる)
焼くより煮て、煮汁を捨てる
<放射線対策に良い食べ物は・・・>
・昆布類:アルギン酸が金属と結合して排出を促す
・りんご:ペクチンが金属と結合して排出を促す
<免疫力を高めるのも重要・・・>
・睡眠、偏りのない栄養を充分に摂る
・毒素を摂取しない(ジャンクフード、農薬など)
・入浴によるデトックス・・・汗をかく
・食事によるデトックス
・運動によるデトックス・・・ストレッチ、軽い運動で汗をかく
・ストレスをためない
*デトックスとは?・・・人間の体内にたまった重金属や、余分なミネラルなどを取り除く健康法。体調がよくなる、肌が若返る、生活習慣病の予防となる、などの効果があるといわれている。
また、クイック料理のノウハウとして、無農薬・低農薬食材を利用する(下処理が簡単)といった方法や、一品で充分栄養が摂取できるレシピをもっておくとよい、といったことをお聞きしました。ただ、バランスの良い食事を毎回毎回となるとそれは大変なので、3日で30品目とるくらいの考えでやっていくとよいのでは、とお話をされていて、それなら私にもできそうとほっとしました。
続いて一品で充分栄養が摂取できるレシピということで、実際の調理にうつりました。ここでは、その中から何品かご紹介します。
<バナナトースト>
○材料
食パン、バナナ、バター、シナモン、はちみつ
○作り方
1.パンの四隅にバターを塗る(全体に塗ってもよい)
2.パンにスライスしたバナナ・シナモン・はちみつの順で乗せる
3.いつもより長めにトーストする
<クイックちらし寿司>
○材料
・ごはん お米3合
・すし酢 90ml(お米1合に対し30ml=大さじ2杯)
・鶏そぼろ 1/2パック
・ショウガ 1/2パック(みじん切り)
・青ジソ 1パック(せんぎり)
・薬味ねぎ 緑の部分 2,3本(みじんぎり)
・卵 2~3個 いり卵にする
・海苔 細かくちぎる(または千切り)
○作り方はいたって簡単。炊き上がったごはんに材料を混ぜるだけ。
<なすとトマトの豆みそ炒め>
○材料
・にんにく 1片 みじん切り
・しょうが 1かたまり みじん切り
・豚肉(薄切り、ひき肉、あいびき等)150~200g
・塩・こしょう 少々
・セロリ 薄切りまたはみじん切り
・なす 4~6本 大きめの乱切り
・ピーマン 2個 縦に大きめの千切り
・トマト 2個 6等分にくし形に切る
・豆味噌 大さじ2くらい
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・素精糖 大さじ2~3
・お好みで山椒
○作り方
1.容器にAの材料を全部入れよく練る
2.フライパンにごま油、にんにく、しょうがを入れてから加熱する
香りがたってきたら、肉を入れ塩コショウする
3.2のフライパンにセロリ、なす、ピーマンを入れ少し炒め、ごま油を
少々回しいれる
4.なすに火が通ったら、Aの材料を入れ、全体に味噌がまわったら、味をみて
塩コショウなどで調整し、最後にトマトをいれて軽く炒める(炒めすぎない)
シナモントーストはあっという間に簡単にできるので、夏休みのお昼ごはんにもってこい。しかも、シナモンはアンチエイジング効果(加齢はしても老化をしない、自然で健康的な若々しさを保つなど)があるそうなので、お母さんにもうれしいレシピですね。
クイックちらし寿司は、鶏そぼろのしっかりした甘辛い味とショウガや青ジソの入った酢飯との相性がばっちり。作っている最中は、薬味が多いので子どもにはどうかな?と思いましたが、できあがりを食べてみると風味が増してとてもおいしく、実際、子どももパクパク食べていました。
なすとトマトの豆みそ炒めは、夏野菜がたくさん取れ、しかも豆みそのしっかりした味にごはんがすすむことまちがいなしの一品でした。
他にも中華鶏団子スープや冷製パスタを教えていただき、手際のよさとおいしさに感激!参加された方達も喜んでいただけて、「ぜひ第2弾を♪」の声があがりました。
次回は皆さんもぜひご参加ください。
木刈デポー支部リーダー 稲葉幸子