下総ブロック

成田デポー支部 ライフプラン講座「我が家の教育費」報告

  

20110703narita1.jpg624日(金)、成田デポー支部2階組合員室にて、講師に鈴木さんをお招きし、“我が家の教育費”と題したライフプラン講座を開催しました。

 

可愛いわが子のためなら際限なく投資してしまいそうな教育費ですが、このような社会情勢の中、お給料が必ずしも右肩上がりになるとは限らず、先の見えにくい状況下、習い事にしても、ひとときのように、数多くというよりは、厳選している世帯が多いことも知り、なるべく余裕のある時期に早めに備えるべきとのお言葉でした。

大学準備金をしっかり蓄えるには、高校生までは、生活費の中で教育費をまかなえると理想的。それでも、子供の人数、住宅ローンの返済期間、親の年齢を考慮に入れ、大学進学にあたっては、奨学金を申請するご家庭も少なくないとか。子供にきちんと家計の状況を伝え、早期から自立を促すのも親の役目といえそうです。

また、せっかく教育費として貯蓄しているお金を不用意に取り崩すことのないよう、普段から不意の大出費に備えることが大切とのご説明がありました。

 

現在、社会人お二人、高校生お一人の3人のお子さんをお持ち鈴木さんご自身、またCOOP共済の加入の生活クラブの組合員の方々のエピソードから、子供が悪意なく他人のものを壊してしまったり、傷つける可能性をご指摘いただきました。

このような過失は金額も大きいため、貯金を取り崩してしまうことにもつながり、そうなると教育費としての蓄えの努力は水の泡になってしまいます。このようなことから、子供をケガや病気から守るための保険、たすけあいに加えて、小さく掲載されている“個人賠償責任保険”の頼もしさを知ることにつながりました。COOP共済のたすけあいに加入のご家族どなたかお一人が月々わずか120円を追加するだけで、ペットを含む家族全員の大きな保障を得られるそうです。しかも、特筆すべきはCOOP共済の個人賠償責任保険には免責がないこと。実は個人賠償責任保険に関しては他社保険で加入している私ですが、一度見直しをとしたいなと思いました。

20110703narita2.jpg後半には、鈴木さんに個々にアドバイスいただきながら、各自教育イベント表も作成しました。教育費には、例えば勉強机、制服、通学にかかる定期代など教育に関わるものをすべて予算として計上しておくことも必要だそうです。大学入学の年のみならず、入学の前年には、授業料、塾の費用に加えて、受験料および入学金が1校にとどまらず、数校に及ぶことを想定して多額の予算が必要とも判明し、比較的子供が幼い参加者が多かったので、自分が考えているより、多額の資金が必要だということにただ、びっくりするばかりでした。

低金利の時代、親世代のように“貯蓄=増える”時代ではありませんが、思い立ったが吉日、一日も早く、わずかでも確実に貯める体質を作ることを心に誓い、また、長寿大国の日本国民ながら、特に生活クラブの組合員は長生きするとのお話に、次回はぜひ、自分達の老後の生活について考えていくために「セカンドライフ」の講座にも参加してみたいと思いました。

成田デポー支部  前澤秀子