6月18日(土)曇り空の下、旭市で行われた田んぼの学校に参加しました。
まず、田んぼの草取りの説明を金谷さんから聞き、田んぼに入りました。
みんなで田んぼに入って目につくのは鮮やかなピンクの粒々卵、ジャンボタニシの卵です。泥に埋めてしまえばよいと言われて埋めながら草取りを開始しました。
稲と似たような雑草はなかなか見分けが出来ずに「これは稲かな?」と悩みながら明らかに雑草とわかる草を抜きながら進むこと一時間、やっと稲と雑草の区別がつくようになりました。
子供たちには同じように見えるらしく「ねえねえ稲をひっこぬいてない?」と心配する声が聞こえました。
雑草が見えるようになると時間が経つのも忘れるくらい草取りに集中していました。合鴨が通った後みたいに田んぼの泥を手で撫でるように掻くと雑草が生えにくくなるのだそうです。
「ヤゴが居るよ!」「とのさまガエルだ!」「クモだらけ!」子供たちは草取りしながらたくさんの生き物に出会っています。
「時間ですのでそろそろ田んぼからあがってください」と声がかかるまで草取りに夢中でした。
田んぼに入った時に泡がプクプク出たのを子供が不思議がっていました。「何の泡?」「なんだろうね…ガスかな?」
その謎は草取りを終え、いただいた美味しい完熟トマトを頬張り、お昼ご飯を食べ終える頃、解けました。やはりガスだそうです。草取りで歩くことでガス抜きになると聞き、草取りは田んぼに良いことをたくさんもたらしていることがわかりました。
田んぼの学校のスケジュール表の生き物クイズを楽しみながら解きました。
あっという間にお別れの時間、お昼に食べた完熟トマトをお土産にいただきました。「トマトって甘いんだね!」とトマトが苦手だった私の子どもも大喜びでした。
田んぼの学校は7月9日(土)2回目の草取り、9月10日(土)稲刈りと続きます。
「なないろえんぴつ」でお知らせや参加が募られます。「なないろえんぴつ」をぜひみてください。 お子さんと一緒に是非参加してみませんか。