下総ブロック

2011年4月の記事

20110411kikari_1.jpg2月28日(月)今年度2回目のワーク交流会を開催しました。 

ワーク登録者16名の参加予定でしたが、天候不順でワーク登録者5名と未登録1名、役員層3名、ワークチーフの合計10名の参加でした。 

ふだんワーク参加をしていてもお互い話しをすることがあまりないので、今回皆さんほとんど初めての交流です。皆さんに自己紹介、ワークの感想や疑問点などを話していただきました。

託児ワークチームの方と、子どもを預ける側の若いお母さんとが、子どもを預ける不安や預かる側の気持ちなど、直接話しをすることでお互いの気持ちをわかり合うことができ、うちとけることができました。

組合員暦30年の方の「消費材を取りたかったら組合員を集めなさい」と言われて頑張った拡大の苦労などは皆で聞き入り感動しました。

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祭り寿司講習会では、田中さんを講師にチューリップとかわいい顔の祭り寿司を皆で作り、デポーの惣菜とともに美味しくいただき、会話がはずみました。

20110411kikari_3.jpg20110411kikari_4.jpg 新ワーク委員に4名の方がなってくださって、未登録の方もワーク登録され、とても有意義な交流会でした。

来年度も楽しく有意義にワークができるよう皆で協力していきたいと思います。

これからワーク登録をしようという方、ワークに興味のある方は木刈デポーまでご連絡ください。

<木刈デポー  TEL:0476-40-6811>

(木刈デポー支部 ワーク委員長)

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 2月18日志津コミュニティセンターにて、マヨネーズでお馴染みのオリエンタル酵母工業(株)の大島さんにマヨネーズにまつわる詳しい話を伺いました。

オリエンタル酵母工業は会社名のとおり日本で1番最初に「イースト」の工業化をした会社です。

イーストの会社がパンに関する相談や要望を受けるうちに1958年にマヨネーズの生産を始め、最初は旨味成分のグルタミン酸(グルソー)入りのマヨネーズを生産していましたが、生活クラブの要望で、グルソーを除去したマヨネーズの製造に挑戦し、1890年に成功しました。生活クラブの組合員が、なぜグルソーを入れないものを要望したかというと、素材そのものの味をぼかし、味覚を形成中の小さな子どもの味覚を壊してしまうことにも繋がるからです。

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マヨネーズは製造過程で乳化という作用が必要になりますが、グルソーを入れると更に乳化しやすく、お酢の角を取り、食べやすくなるため、そのころのマヨネーズ業界では、製造にグルソーは必須と考えられていたそうです。ですので、グルソーを除去することはそのころのマヨネーズ業界では画期的だったそうです。

こうしてできた生活クラブのマヨネーズですが、卵は鹿川グリーンファームの卵黄、油は米澤製油の菜種油、お酢は私市の米酢とリンゴ酢のブレンドと、原料も生活クラブの消費材を利用してる「Sマーク」品です。また、その生産ラインも夜間9時間もかけて洗浄し、最後は90度の熱湯で殺菌するなど、衛生面にもとても気を配って作られています。きちんと作られたマヨネーズは日持ちするそうです。

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その他、交流会の中で市販品のクウォータータイプマヨネーズとの味比べをしました。クウォーターという事はカロリーを減らした=油を1/4にして卵黄・お酢の他に水を加え、更に多量の添加物・調味料・塩を加えて作られていると説明を聞きました。味は「調味料の味が強い」というみなさんからの感想でしたが、油が1/4なので、健康に良いのではと思っていたのですが、逆に添加物が多く含まれている事に皆でびっくりしました。

現在のマヨネーズの「びん」は、以前の「びん」の「重い・食べ切れない」等の声に応えて2010年度にRびん(リユースびん)としてリニューアルされたものです。びんは、「キズ」が少しでもつくとリユースができなくなるので、マヨネーズを取りだす時は「木べら」か「シリコンのスプーン」ですくって欲しいとお話されていました。

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又、加熱殺菌ができないマヨネーズには常に新びんが使われ、その後他の消費材にリユースされます。そのサイクルを維持する為に、皆さんにマヨネーズの利用の15%アップをお願いしたいとのことでした。

私達が安全・安全な食べ物を食べ続ける為には、生産者との約束を守り、支えていくことも大切なのだと思いました。

佐倉西支部 消費委員長  廣澤典子