京葉ブロック

立野園芸出荷組合へ見学へ行ってきました

10月19日、みつわ台デポー支部と真砂デポー支部合同で、
八街市の野菜生産者の立野園芸出荷組合へ見学に行ってきました。

「百聞は一見にしかず」1012maruchi.jpg
まさにそんな言葉がピッタリの1日でした。 

 

みなさんは野菜作りに使う「マルチ」は

色を思い浮かべますか?

おそらく「黒」と答えると思います。


 

今回、レタス畑で初めて

「白」のマルチに出会いました。 
これは夏場に土の温度上昇を抑えることができ、
さらに害虫を寄せ付けない効果もあるそうです。
(一般的なマルチングの効用として
地中水分の確保、肥料の流亡を抑える、
土が固くならない、病気の発生が少なくなる
等々があります)

 

 

また、トマトのビニールハウスを覗くと

1012mushitori.jpg

黄色い短冊のような紙があちこちに

 

 

ぶら下がっていました。
さて、これは何でしょう?
 

 

答えは「虫取りテープ」です。
以前、祖父母の家で夏場になると
蝿取りテープが電球の下に

ぶら下がっていました。
これと同じ原理です。
野菜の花の色に似た黄色や紫のテープには、
よく虫がくっつくそうです。

 

 

これらは一例にすぎません。
農薬を極力使わず、環境にも配慮した畑の見学は驚きの連続でした。

生活クラブの野菜は、残留農薬検査をした結果が
国の基準の1/10以下が目標です。
その中でも立野園芸はより厳しい独自基準を持った「コア産地」に指定され、
生活クラブと共に、モデル的な産地形成を目指しています。
トマトひとつとっても、10枚以上にも及ぶ規格書の提出が必要なのだそうです。
見せていただいた規格書には種子の情報や農薬の種類・散布時期、
その他細々と詳しく記載されていました。
畑の野菜たちは全員「履歴書」を持っているのですね。

 

こんなに安全でおいしい野菜を日々食べることができるのは
なんて幸せなのでしょう!
自分と家族の健康のためにも、地球環境のためにも、
もっともっと生活クラブの野菜を食べようと思った1日でした