京葉ブロック

みえぎょれん販売(株)との生産者交流会報告~

9月12日、船橋市塚田公民館にて、35 color logo orange.jpg みえぎょれん販売(株)との生産者交流会を開催しました.

(参加者14名+子供2名)

 

生活クラブとみえぎょれん販売との提携は
1977年の「伊勢のり」に始まり、
現在はだし類、ごまを含む13の消費材を扱っています。

時代の流れもあり、
化学調味料入りの粉末や顆粒だしを利用する人が増える中、
天然の風味を簡単に家庭で味わえるようにと開発されたのが
「パックだし」でした。

 

原材料はいたってシンプル。
長崎県漁連の「煮干し」,山彦鰹節の「かつお節」
みついし昆布の「昆布」,
OSKの「干ししいたけ」   
のみ。


何だか家庭でも作れそうですね。
そして何だか見覚えのある生産者名…
そう、100%消費材を原料としているのです。
ここまで原材料や素性が明らかなだしは他にはないそうです。

 

パックは無漂白で、煮出した際に有害物質が出ず、
土に埋めて分解される材料で作られているので安心です。

みえぎょれん販売の前田さんからは
パックだし開発の歴史や特徴の他、
かつお節製造についてのこだわりもお話いただきました。
消費材のかつお節は機械を使わずmiegyoren1.jpg 
薪だけでかつおをいぶすため、
手間がかかりますが、
その分
風味が強いものに仕上がるそうです。
確かにお土産としてビニール袋に入れて

持ち帰った「パックだし」、
かばんを開けたら

中から海産物?!の香りがしました。

 

続いて「かつお厚削り」と「パックだし」を用いた調理 
実習と称して前田さんにだしのとり方を教わりました。

 

だしはいずれも水から入れてよく、
ふたをせず水が沸くのを待ちます。
沸騰直前にざるでこすのかと思いきや、
素材が分厚いのでそのまま数分煮出してOK。
左が「かつお厚削り」のだし、
右が「パックだし」のだしです。

 

miegyo.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 


だしは料理によって使い分けると良いそうです。

 

 

今日の試食メニューはこちら。 
※は35万人の消費材アクション対象品目
miegyoren3.jpg真アジの干物※

きゅうりとみついしきざみ昆布※の浅漬け
・のりのお吸い物(かつお厚削りだし)
・玉ねぎとじゃがいものお味噌汁(パックだし※)
・遊YOU米+ふりかけ
・フルーツ缶と牛乳かんのデザート

ご飯の上のふりかけは、

一見普通のふりかけに見えますが、
実はパックだしのだしがらで作っています!
だしがらをしょうゆ、砂糖、ごま等と炒り煮するだけ。
癖がないおいしさで、
だしがらを捨ててしまうのがもったいなくて
パックを利用するのを躊躇していた私にはうってつけ。
早速家で作ってみよう!

 

かつお節を細く削る際に出た骨は、同じ三重県の生産者
新生わたらい茶に肥料としてわたります。
有効利用されているのですね。

「パックだし」は今年の支部テーマ品目であり、35万人
の消費材アクション対象品目でもあります。
消費材の煮干し、かつお節、干ししいたけに昆布…
単独でも満足の品質。
それらのみから作られたのが「パックだし」です。
手軽にだしをとりたい方、お子さんが小さいうちから
本物の味覚を育てたいお母さん、是非お試しあれ!

以上ぶーちゃんでした。