京葉ブロック

ニューオークボ乾麺工場見学してきました

 

922.jpg船橋西支部の今年度のテーマ品目は

「ニューオオクボのスパゲッティ1.8mm」。

ということで、

9月5日柏市増尾にある

㈱ニューオオクボの乾麺工場を見学してきました。 

・・・工場では・・・

 

工場では手作業が多く、

丁寧に作られている印象です。

材料はシンプルに最上級のデュラム小麦、真塩、水。

パイ生地を作るかのように何ども練っては伸ばし、

塩の力でデュラム小麦のグルテンを引き出します。

出来上がった生地を熱が加わらないよう

ゆっくりと麺の形にしていきます。

適度な長さで切るさまはまさに職人技!

ブロンズダイス(生地を麺の形にするための金型)に

テフロンピースを付けると

効率よく麺が出来上がるそうですが、

あえて付けていません。

これにより、熱変性をせず、ソースと馴染みやすい

ざらざらした表面のパスタになります。

・・一般品とニューオオクボのパスタとの違い・・・

 

まず原材料の良さ。

一般品はデュラム小麦1等粉、2等粉の混合を使用。

麺をよく見ると、ふすまを確認できます。

ニューオオクボではデュラム小麦1等粉のみを使用。

粉の風味・旨みがよく、

ポストハーベストの心配がより少なくなります。

 

次に低温乾燥、非加熱製麺。

一般品の多くは約90度の高温高圧製麺。

小麦タンパクは60度を超えると熱変性を起こし、

外観が濃い黄色またはアメ色に変わります。

ニューオオクボのパスタは約40度の非加熱製麺。

一般品は高温乾燥6-10時間に対し、

ニューオオクボでは72-100時間の乾燥時間をかけています。

80年前からの伝統技術、大切にしていって頂きたいですね。

11/13の元気フェスタに、㈱ニューオオクボが参加します!

麺の美味しさを味わいにぜひお出かけ下さい♪

問い合わせ先 京葉ブロック組合員事務局

TEL:047-379-1540

FAX:047-393-6353