船橋西支部の今年度のテーマ品目は
「ニューオオクボのスパゲッティ1.8mm」。
ということで、
9月5日柏市増尾にある
㈱ニューオオクボの乾麺工場を見学してきました。
・・・工場では・・・
工場では手作業が多く、
丁寧に作られている印象です。
材料はシンプルに最上級のデュラム小麦、真塩、水。
パイ生地を作るかのように何ども練っては伸ばし、
塩の力でデュラム小麦のグルテンを引き出します。
出来上がった生地を熱が加わらないよう
ゆっくりと麺の形にしていきます。
適度な長さで切るさまはまさに職人技!
ブロンズダイス(生地を麺の形にするための金型)に
テフロンピースを付けると
効率よく麺が出来上がるそうですが、
あえて付けていません。
これにより、熱変性をせず、ソースと馴染みやすい
ざらざらした表面のパスタになります。
・・一般品とニューオオクボのパスタとの違い・・・
まず原材料の良さ。
一般品はデュラム小麦1等粉、2等粉の混合を使用。
麺をよく見ると、ふすまを確認できます。
ニューオオクボではデュラム小麦1等粉のみを使用。
粉の風味・旨みがよく、
ポストハーベストの心配がより少なくなります。
次に低温乾燥、非加熱製麺。
一般品の多くは約90度の高温高圧製麺。
小麦タンパクは60度を超えると熱変性を起こし、
外観が濃い黄色またはアメ色に変わります。
ニューオオクボのパスタは約40度の非加熱製麺。
一般品は高温乾燥6-10時間に対し、
ニューオオクボでは72-100時間の乾燥時間をかけています。
80年前からの伝統技術、大切にしていって頂きたいですね。
11/13の元気フェスタに、㈱ニューオオクボが参加します!
麺の美味しさを味わいにぜひお出かけ下さい♪
問い合わせ先 京葉ブロック組合員事務局
TEL:047-379-1540
FAX:047-393-6353