バナナ編 南の島で無農薬で作られる バランゴンバナナ
フェア2日目に来所した生産者は、
(株)オルター・トレード・ジャパンの幕田さんです。
1980年代半ばに 砂糖の価格暴落がきっかけで、
フィリピンネグロス島の住民は、大変な飢餓に苦しみました。
当時、「1日3回食事がしたい!」
…これがネグロス島の人たちの願望でした。
一方日本では、「ポストハーベスト」
なる言葉が世に出てきたことからわかるように、
輸送する間、虫が付かないように薬を散布することが主流だったバナナに対して、
「安心して子供に食べさせられるバナナがほしい」
ということが生協組合員の願いとなり、
その両者を結びつけたのが(株)ATJです。
現在も、市販のバナナは、
大量の農薬と安い労働力を使って大量生産され、
現地の土壌や環境の汚染悪化・健康被害をもたらしています。
またそのようなバナナは、
劣悪な労働条件と低賃金に支えられている物です。
お気づきでしょうか?
バランゴンバナナは、しばらくおいておくと
軸のところから黒くなって 持ち上げるとばらばらになってしまいます。
けれど、これが無農薬の証拠!
組合員の皆さんには 敬遠せずに利用してほしと思いました。
そこで、ぜひ試してみてほしいのが、
フェア当日も来所した組合員さんに試飲してもらった「バナナジュース」!
とっても簡単なので、作ってみてくださいね。
バナナジュース
◆パスチャライズド牛乳 … 250ccくらい
◆バランゴンバナナ … 1本
◆お好みで… ・はちみつ・レモン汁・ヨーグルト等
材料を、ミキサーに入れて 撹拌して出来上がり~!
凍らせたバナナで作ると、スムージーになります