活動紹介

みその豆知識

 

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信州田舎みそは生活クラブのオリジナル品第一号として、約40年にわたって変わらず同じ味で作り続けてきました。このみそをベースに、今の嗜好にあわせて新開発。米麹を十割にして旨みをアップ。カップ入で利用しやすい容量と価格です。大豆も米も100%国産。おいしい仲間が増えました。この機会にぜひお試しを。

連合会HPより転記)

 

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みその原料は大豆とこうじと食塩ですが、原料大豆10に対しての原料米の割合を「○○割こうじ」と呼びます。
消費材の「国産十割こうじみそ」の場合は、国産大豆と国産米でつくった米こうじを同じ割合で使っているという意味です。一般的にこうじの割合が高いほうが甘口になります。
Sマーク消費材の信州田舎みそこしや、こうじは「7割こうじ(大豆10:米7)」です。
 
 
 
 
 
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みその主原料の大豆は良質なたんぱく質をふくむ食品で、"畑のお肉"といわれています。
ところが煮たり、煎ったりという通常の調理法では消化吸収があまりよくないという難点があります。
しかし、みそになった場合は、大豆のたんぱく質が酵素によって加水分解され、約60%が水分に溶け、約30%がアミノ酸になります。また炭水化物はブドウ糖になります。
このように大豆をみそというかたちで食べることは、たんぱく質をより消化しやすい状態でとりこむことになるのです。
 
 
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1日に摂る食塩の量は10g未満が望ましいとされ、みそ汁による塩分の取り過ぎを心配される方もいます。
しかし、みそ汁お椀一杯の塩分量は約1.5gで、ほかの食品の1回の摂取量と比較するとみそ汁の塩分量は必ずしも多いとはいえません。
それでも気になる場合は、具を工夫することで問題は解消されると思います。
とくにカリウムを多く含んだほうれん草やいも類、ワカメなどの海藻類を具にすると、ナトリウムが体外に排出されやすくなります。
 
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みそ汁と乳がんの関係については、いくつかの研究発表がされています。
そのうちのひとつが2003年に発表された厚生労働省の研究班による疫学的調査結果。
研究班では4県14市町村で40~59歳の女性21,852人を対象に、みそ汁や豆腐、納豆などの大豆製品の摂取量と乳がんの発生率の関係を10年間にわたって追跡しました。
その結果、乳がんの発生率は「みそ汁1日1杯以下」に対し、「1日2杯」の人は26%、「1日3杯以上」の人は40%減少していることがわかりました。大豆にふくまれるイソフラボンに乳がんを予防する効果があるのではないかと考えられています。
 
 
 
(出典「みそ知り博士のQ&A」 監修:(社)中央味噌研究所)