2010年10月に名古屋で開催されたcop10(第10回生物多様性条約締約国会議)、
mop5(第5回生物様性に関するカルタヘナ議定書締約国会議)が開催されてから一年たち、
遺伝子組み換え作物の問題点や、世界各地に広がる遺伝子組み換え汚染について学ぶ
cop10/mop5一年後集会(食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク主催)が
10/15に愛知県名古屋市で開催され、虹の街からは理事3名が、参加しました。
集会の第一部では
『フードインク』という食の裏側の世界がわかる衝撃的なドキュメンタリー映画の上映でした。
世の中の隠されている事を明らかにしたいという思いから作られたそうです。
*詳しくは『フードインク』公式HPをご覧ください
第二部では
世界の遺伝子組み換え作物による被害の状況として
遺伝子組み換え作物の栽培で、耐性をもった害虫や雑草の増加、
自然環境の破壊の現状、家畜や人間への健康被害、
有機栽培農家などへの遺伝子組み換え汚染などにより経済的な損失を与えている現状、
2012年10月開催予定のインドMOP6への課題としては
民事責任手続きなどを盛り込んだ改正法にしていくことなどを共有しました。
mop5後の市民活動としては、
食と農から生物多様性を考える市民ネットワークを立ち上げ、
今後は、政府との意見交換の場の設定などを予定しています。
また、2005年から続けいている遺伝子組み換えナタネの自生調査の状況として
愛知と三重の調査も報告されました。
私たち消費者は、なにを選ぶかで、意思表示ができます。
遺伝子組み換え作物の有害性を訴え続け、
遺伝子組み換え作物を使っていない
生活クラブの消費材を利用し続けることが大切だと思いました。
NON-GMO役員会