生活クラブのトマトケチャップは誰もが美味しいという自慢の消費材です。
トマトケチャップ一びんには約14個の国産加工用トマトが使われています。
加工用トマトの国内自給率は約5%しかありません。この自給率を高めたいと千葉の生産者たちも加工用トマトの栽培を始めました。ちばあさひ米の生産者でもある金谷斌(たけし)さんがそのひとりです。
この金谷さんたちの取り組みを応援しようと、5月1日(日曜日)に組合員や職員の有志とその家族23名が定植作業の手伝いに行きました。トマトケチャップの生産者コーミ(株)の相馬さんも参加してくれました。
金谷さんに作業内容の説明をしてもらいました。
ハウスで育った苗を畑に運びます。
畝に黒いシートを敷き詰めます。
45センチ間隔に穴を開けます。
専用の道具を使って穴を深くします。
そこに苗を植えていきます。
風でシートが膨らむので、苗が傷つかないようにするため穴と穴の間に土を載せます。
田んぼ1枚分の面積に約3000本の苗を植えました。
2時間程度で本日の作業は終了しました。
事務所の会議室でお弁当を食べたあと、相馬さんから生活クラブのトマトケチャップの歴史や国産の加工用トマトの現状、3月の大震災が加工用トマトの栽培や加工工場に大きな影響を与えたことをうかがいました。
私たちが植えたのは大変貴重な国産の加工用トマトとなりました。しっかり根付いて真っ赤な実をたくさんつけてほしいと願っています。
続編:加工用トマト 根付く! トマトの学校