食の未来

8/26(水)原耕造氏の最近の記事

?本公演をうけての感想が届きました。いくつかご紹介します。?

 

        田んぼの生きもの調査の意義がよくわかりました。

        仲間を増やし、利用を増やす。基本的なことが大切なのだと思いました。

        「農」=生命、「業」=生産性向上の持つ意味を伝えていきたい。

        自給率をあげようとする政府の政策の本当の意味が理解できた。目先のことだけにとらわれないで、本質を見抜く講演内容でした。

        市民運動が政策を変えていくということを伝えていきたい。

 

 

8月26日(水)10:00? 生活クラブ千葉本部3階ホール

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講師 原耕造氏(NPO生物多様性農業支援センター理事長)

講演内容

 「人と生きものに優しい農業?環境保全型農業?」

 

NPO生物多様性農業支援センター理事長で、田んぼの生き物調査プロジェクトの代表を歴任された原氏は日本の農業の未来に対して非常に危惧されておりました。

 

 

hara10.jpg特に印象に残ったのが、「農業」という漢字を例に命を育む「農」、生産・労働としての「業」に分け日本では「業」の視点でしか議論が行われていないということでした。生産者と消費者の関係を超えていく必要性を訴え、われわれ生協の地域活動に期待されています。生活クラブ(とくに千葉単協)は食の未来の先駆者としてがんばってほしいというありがたいエールをいただきましたので、期待に答えていけるように日々の活動を大切にしていきましょう!

 

 

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原氏の講演に続き庄内交流会の報告がありました。

今年で第36回となる本交流会でしたが、生活クラブグループ全国から70名以上の参加がありました。現地ではタイトなスケジュールだったようですが、その分充実した内容の報告会となりました。

 

詳しい報告はこちら

  

田んぼ1.jpg交流会報告のあとは、映画「田んぼ」の上映がありました。

原氏がプロデューサーとして参加されており、「田んぼの生きもの調査」から見えてきたこと。それは鳥・虫・魚・人が田んぼでつながっている・・・ミジンコ、カエル、カメムシ、イトミミズから赤トンボまで生物の生態系がぎっちりつまった縮図であり、持続可能な農のありかたを目指す「生物多様性農業」は目の前にあるという非常に興味深い内容でした。

たんぼの学校第2弾(6/27開催)でご紹介しましたNPO生物多様性農業支援センターですが、

実は、食の未来連続講座第3弾(8/26千葉本部にて開催予定)の講師原耕造氏が理事長をされているんです!

http://wehab.jp/

 

今回の講演のテーマもずばり、

   

人と生きものに優しい農業

           ?環境保全型農業?

 

興味のある方はぜひ申し込みをしてください。

申し込みの締め切りは8/7(金)です。詳細は「食未来通信№7」をご覧ください。