目あわせ会?って耳なじみがありませんが、「出荷前に生産者が集まり、サンプルを展示して選別基準を確認する集会」のことです。
今回は、立野園芸とさんぶ野菜ネットワークの方が、人参を持って参加してくださいました。
今回はサブタイトルが「放射能問題を生産者とともに考える」とのことで・・・
野菜を取り巻く現状について、詳しいお話を伺いました。
生産現場の方に伺った生の声です。以下、要約して、掲載いたします。
(詳細は、配送のカタログに挟み込みの「かわらばん上総」にも載りますので、ご覧下さい)
同じ農地内でも場所によって数値の高い所と低い所があります。
○例えば雨水が溜まるところ、枯れ葉などが集まるところは高い。
○住宅地にある畑では低いところもある。
○そして作られた野菜についても、影響のでやすいものとでにくいものがあるようです。
これまでの検査でわかってきたことは、日本の土壌はほとんど汚染されてきています。
特に汚染されやすいのは
・野生の物(管理されてない野山に生えてるもの)
・きのこ類、表面に毛の生えてるようなもの(キウイ、桃など)
・原発事故当時に根がはってたもの(果物など木や畑に育ってた野菜)
検査されてないものは、避けることも大事です。
野菜の直売所などは検査をしていないものがほとんどで,肥料の管理も不明です。
放射能は、有機物に蓄積するので、泥のついてるものは洗い流してから保管しましょう。
そこまで汚染が容赦なく進んで来ているとは・・・どうすればいいの?
簡単な3つの基本作業で放射能を抑えることができます。
家庭で毎日の調理ですが、放射能を少なくする食べ方です。
①よく洗う。(葉物は、可能なら少しの間水にさらす)
②皮をむく。(くぼみなど土の溜まりやすいところは多めに取り除く)
③茹でる。(水に溶けだす性質があるので小さく刻むほど効果があり、茹で汁は捨てる)
玄米食、味噌や塩こうじ、漬物、果物、適度な水分を取り入れ代謝を良くしましょう。
栄養素を効率よく吸収する習慣を身につけましょう。
生活習慣(ストレスや喫煙など)を見直し免疫力を高めましょう。
厳しい現状ですが、我々主婦の才覚で、切り抜けていけます。
踏ん張りましょう!