よくある質問&用語解説集
よくある質問と答え、用語解説集について
生活クラブ生協千葉に寄せられる、よくある質問とその答えや、生活クラブに関連するさまざまな用語の解説集をご覧いただけます。
よくある質問と答え(コルザ「わたしのひとこと」より)
- ポークウインナーは配達されるのが製造日から3?4日経過したものが多く、次の配達日までに賞味期限が過ぎてしまいます。この日付が限界なのでしょうか?
浦安デポー支部 K・Mさん コルザ276号より - 「ポークウインナー」をいつもご利用いただきありがとうございます。
生活クラブの加工肉は、一般に使われている保存料、着色料、発色剤、化学調味料などの化学合成食品添加物を使用していないため、温度変化等に大変弱く、日持ちがしません。
「ポークウインナー」の賞味期限も10日間です。市販に比べ、賞味期限がどうしても短くなってしまう点はデメリットになりますが、食品添加物を使用しないことを優先させて取り組んでいます。
なお、「ポークウインナー」の製造後の流れ(物流)は以下の通りです。
?生産者(山形県)→飯能DC(デリバリーセンター)(埼玉県)へ納品。
?注文数に合わせて個人別にピッキング(組み込み)。センター、配達コース別に仕分け。
?飯能DCから各センターへ納品。
?センターから組合員へ配送。
このような流れで行いますので、約3日、配達曜日によっては休日を挟むので、4日間を要する場合もあります。
開封後は、できるだけ早く食べきるようお願い致します。食べ切れない場合は冷凍庫にて保存し、その都度製品の中心まで十分に加熱してお召し上がりください。
- 果汁グミミックスが硬すぎます。小さい子に与える時に危ないと思いました。もう少し柔らかくできないでしょうか。
流山支部 M・Nさん コルザ277号より - ご指摘の果汁グミミックスの固さについては、開発当初から意見が分かれ、これで良いという意見もあれば、もっと柔らかくしてほしいという意見もありました。結論としては、これより柔らかくすることは味や香りも変わることから、現行のままとなっています。
グミの硬さは、ゼラチンの添加量とグレードによって変わります。糖の添加量によっても異なり、糖分が多いと柔らかく、日持ちも良くなります。遺伝子組み換え対策として甘藷でんぷんの水飴を使用しており、これも固めの理由になっています。年間を通じて一定の固さにするには、夏場と冬場にゼラチンの量を変える必要があり、市販ではゼラチンの融点を高めるため、ペクチンを添加しています。つまり、ある程度硬さはコントロールできます。
「果汁グミミックス」は、「みんなでTRY!消費材開発」の開発品目です。生活クラブ生協千葉の組合員も参加し、約2年半の開発活動の後に共同購入取り組みが始まりました。開発にあたっては組合員アンケート等に基づき、子どもの歯固めの視点からやや固めが良いとなりました。試作サンプルを何度も作り、固さ、色、香り、味など、組合員によるモニタリングを踏まえ、現在の規格に決定した経緯があります。
現在のところ規格変更の予定はありませんが、今後、消費材の再開発活動等が実施される際の参考とさせていただければと思います。
- マヨネーズのびんがリユースできないのはなぜ?
マヨネーズのびんがたくさん貯まりました。マヨネーズびんだけがリユースできない理由を教えて下さい。洗浄が問題なのですか。
大網白里支部 R・Mさん コルザ278号より - マヨネーズびんのリユース化が難しい理由は、洗浄よりもむしろ、再製品化した際の衛生上の問題があるためです。通常びん詰め製品には充填後に加熱などの殺菌工程がありますが、マヨネーズの場合はその工程ができません(家庭で油・酢・卵を攪拌して作るのと同様です)。更に、びんにキズがあると細菌が付着する一因となります。これらの理由から、無加熱の消費材にリユースびんを使用することは衛生上困難と判断し、ワンウェイびんを使用しています。同様にワンウェイびんを使った消費材は、ドレッシング類など他にもいくつかあります。Rびんとしてリユースできるものには、ライブリー上の表記に、あるいはびん自体にRマークがついていますので、配達便やデポーへ返却ください。マヨネーズびんのようなワンウェイびんは、行政の資源回収に出してマテリアルリサイクルにご協力ください。なお、マヨネーズについては生活クラブ生協千葉で、びんと並行して、チューブタイプの取り組みについて検討しました。チューブタイプはワンウェイびんより環境負荷が小さいことがわかり、今後生活クラブ連合消費委員会に提案、検討される予定です
- 遺伝子組み換えが問題になってから、市販のコーンスターチを使う気になりません。
生活クラブで、手に入りませんか。
野田支部 Y・Sさん コルザ279号より - コーンスターチはトウモロコシ由来のでんぷんで、カスタードクリームなどを作る時に使われます。非遺伝子組み換えのコーンスターチは、2001年に生活クラブ多摩南(東京都)とコミュニテイクラブ(神奈川県)から、03年に神奈川のデポーから開発要望がありました。しかし、いずれも開発着手にはいたっていません。?使用する組合員が限定されること、?小麦粉と違って油分が多いため保存期限が短く酸化防止剤が必要、などの理由からです。実は昨年クリスマス用菓子材料の取り組みでも、当初非遺伝子組み換えのコーンスターチが企画に上がっていました。非遺伝子組み換えで製造してくれるメーカーが見つかっての企画でした。が、製造ロットが少ないということもあり、どうしても高価となり、最終的には酸化防止剤が排除できないことから、取り組みを断念しました。このような経過から、今のところ生活クラブ連合会では開発を予定していません。現状ではご希望に添うことができず、申し訳ございません。 インターネットを検索すると「遺伝子組み換え食品を避ける食べ物の話」が多くあり、その中に、「お菓子作りにはコーンスターチのかわりに国産の片栗粉(ジャガイモのデンプン)を使う」というのもありました。参考までにお伝えします。
- ティシュペーパーを元に戻して
ティシュペーパースリムは紙が硬くつるつるしている。吸水性も悪く使いにくいので、元に戻して欲しい。
安房支部 T・Kさん コルザ280号より - 今回のティシュペーパーの変更は、生産者の事情によります。以前の「工程無漂白ティシュペーパー」の生産者・明治製紙(株)が、06年4月に東海パルプの子会社となったことに伴ない、同ティシュペーパーの06年内での生産中止が決定されました。このティシュペーパーは回収古紙100%を原料としていました。再生紙を使ったティシュペーパーを製造していたのは、東日本では明治製紙(株)を除くと3社だけで、そのうちのマスコー製紙(株)に代替品の開発をお願いし「ティシュペーパースリム」が誕生しました。開発にあたっては資源の有効活用を図るため、サイズは、925?幅のロールを5分割(通常4分割)しました。これにより、在庫管理や輸送効率が良くなりました。紙の厚さも薄くなっています(紙の厚さをあらわす坪量で、工程無漂白ティシュペーパーが12.5mg/?、ティシュペーパースリムが11 mg/?と 1.5mg/?少なくなっています)。これはコスト競争の激化で一般的に薄型が主流になっていることも影響しています。また、坪量が減って、うすくなっても回収古紙主原料(紙パック)のパルプは繊維が長いため、引張強度はバージンパルプと遜色がないので、この厚さとなりました。ティシュペーパーの変更には、まずはこのような事情があったこと、ご理解願えればと思います。
- 市販消臭スプレーに替わるものは
背広やカーテンに、テレビでは消臭スプレーの宣伝が盛んですが、「大丈夫!?」。生活クラブで同様の使い方ができる消費材はありますか?
流山支部 T・Oさん コルザ281号より - この消臭スプレー類のジャンルは、全成分開示や指定成分表示が義務付けられていないため、使われる化学物質は非公開のまま、販売されています。06年夏、化学ジャーナリストの渡辺雄二さんが、ある消臭剤の成分の一部を、日本消費者連盟の機関紙「消費者レポート」の特集記事で明らかにしました。その消臭剤に使われる除菌成分には、有機系の第4級アンモニウム塩が配合されており、これは陽イオン界面活性剤です。合成洗剤の他、その帯電防止作用からリンスや柔軟仕上げ剤としても使われます。しかし、殺菌作用が強い分、毒性も強いのが特徴で。代替品としては、重曹や炭酸塩を試してみてください。上着などの汗の臭いや、靴の蒸れの臭いは酸性の由来ですので、アルカリ性のもので中和できるという仕組みです。炭酸塩は水に溶いてスプレーで、重曹は水に溶けにくい特性もあり、粉をタンスに置くだけで大丈夫です。また、NPOせっけんの街から市販消臭剤と同じ使い方のできるオルタクリーナーが出されており、共同購入しています。成分は電解イオン水でPH12(つまりアルカリ性)、スプレー式で臭いを分解する他、汚れ落としと除菌効果で、臭いの元もたちます。使用後はただの水に戻ります。
- ごまは中国産ですか?
ごまを原料とした消費材をよく利用していますが、中国産かどうかが気になります。ごま以外の中国産原料についても気になり、心配です。
千葉NT支部 K・Sさん コルザ282号より - 現段階でのごまに関する情報は次の通りです。 ●食用ごま油 生産者/(有)小野田製油所 原材/白ごま 現在は、パラグアイ産とスーダン産であり、中国産は使用していない。 残留農薬検査は、06年5月に実施。87成分中1成分を検出したが、基準値未満だった。 ●各種ごま製品 生産者/みえぎょれん販売(製造者/真誠)原材料/白ごま・黒ごま 現在は、中国以外の複数国から輸入。 残留農薬検査は輸入ロット単位で実施している。ご質問のごまを含め、調査の結果については、集約後連合会のホームページなどで報告の予定です。中国産のきくらげの残留農薬に関する報道以降、中国産食品に対する不安が高まっています。生活クラブ生協で取り組んでいる中国産のきくらげについては、生活クラブ生協連合会(以下連合会)検査室で再度の残留農薬検査を実施し、残留基準値以下という検査結果等を組合員へ報告いたしました。さらに連合会では、他の中国産や外国産原材料についても配合比率の高い253品目をリストアップし、原材料のトレーサビリティ(生産履歴)、検査体制、危機管理体制等の項目について各生産者への調査を開始しました。このうちのいくつかは現地を視察し、これまでに天津甘栗や中国はるさめについての報告が連合会のホームページに掲載されています。
- 戸別配送のルールを選択性にして
戸別配送の注文は、1回につき8品物を選ぶか、配送料を負担して少量でも注文できるかを選べる、2通りの方法を考えていただけませんか。
美浜支部 A・Kさん コルザ 283号より - 戸別配送の取り組みの約束事である「8点ルール」は、2001年10月から実施されました。それまではシステム使用料として月額2000円を集金していましたが、この費用負担がネックになり、加入者が増えない状況でした。そこで、システム使用料を廃止するかわりに1回の利用を8点以上としました。戸別配送は、班配送に比べ、経費がとてもかかります。少量の利用では、配送経費やその他の管理費用が捻出できないのがその理由です。また生活クラブ生協の消費材は、多くの組合員が多品目を利用することで安定的な生産をし、現在の消費材のレベルに至っています。今回ご意見をいただいた、数量と配送費の選択ができるようにするには現在のシステムを大幅に変える必要があります。これに伴い数千万円という開発費用が発生しますので、現在は難しい状況にあります。ただし、8点ルールは申し込みを制限する運用ではなく、あくまでも組合員にご協力とご理解をお願いしているものです。また、少量化やライフステージなどを通し、多くの方が安定して申し込めるための消費材開発も検討しています。消費材の利用が増えることで、より申し込みやすいシステムの開発も可能です。すぐに改善することができず申し訳ありませんが、ご指摘いただいたご意見も踏まえて、具体的に検討をすすめていきたいと考えています。
- 有機JAS表示が小さいのはなぜ
生活クラブでは、ライブリーなどの説明で、有機JASを目立つように表示していません。不思議です。なぜですか?
柏北支部 K・Hさん コルザ284号より - 生活クラブ生協独自の「自主管理監査制度」に基づいた基準では、有機JASの認証は推奨項目の一つです。しかし、基準の内容はこれだけではなく、有機JASのみを強調するような提携や取り組みもしていません。生活クラブ生協は営利企業とは異なり、「皆で食べ支えることで、安全な食べものを手に入れる」という協同組合です。私たちが共同購入している品物は、「商品」ではなく「消費材」と呼んでいますが、これも「安全は誰かにお任せではなく、自分たちで作り続けていくもの」という考え方に基づいています。生産者と組合員がともに学び、理解を深めながら消費材を作り、それを食べ支えるという仕組みを表す造語です。この消費材の安全性の基盤が「自主管理監査基準」で、生産者と話し合いながら一つひとつ具体的な基準を決めました。農業・漁業・畜産・加工食品・生活用品・容器包装基準…と、すべての消費材に適用されています。農業基準の場合、品種、栽培施設、土づくり、肥料、農薬、栽培記録、検査など百余りの項目があり、有機JASも、そのうちの一つです。特別に取り上げることをしていません。農産物に限らず、消費材一つひとつには、多岐にわたる安全基準が設けられ、生産者の思いと、組合員活動で積み重ねてきた思いが込められています。このように、さまざまな過程を経て作られている消費材であることも踏まえて、愛用していただければと思います。
- すべての消費材に栄養成分表示を
最近カロリー表示が必要と痛感することが増えま した。消費材には表示されているものと、そうでないものがありますが、すべてに栄養成分表 示ができませんか。
野田支部 Y・Tさん コルザ285号 - 栄養成分については、現在法令上の表示義務がありません。その中で、生活クラブ生協オ
リジナルの消費材については独自に表記をすすめてきました。それ以外の品目は、包材も生活
クラブ生協オリジナルではないため表示をしていないものもあり、生産者への協力依頼をすす
めています。しかし、既存の包材を使用している場合は、包材の在庫を使い切るまでに時間が
かかることがあり、早急な改善ができません。また、牛乳などのように日々製造し栄養成分が
変わる生鮮品や、漁獲時期で変動が大きい魚介類、それを主原料とする加工品などは、表示対
象外としています。参考値としてカタログに掲載している生協もありますが、±20%を超えた
場合に表示違反となることから、生活クラブ生協では実施していません。恐縮ですが、文部科
学省の発行する食品成分表や、加工品をメインとした食品栄養成分表(写真で簡単に見つかる
ものなどさまざまな本が市販されています)などを活用して、今後とも消費材を愛用いただけ
ましたら幸いです。また、時間はかかりますが、個別に調べることもできます。その都度お問
い合わせください。
消費材のカレールウの包材にある栄養成分表
カレールウ中辛 120g当り エネルギー 630g たんぱく質5.9g 脂質42.3 炭水化物56.4g ナトリウム4.1g (食塩相当量9.5g) 〈当社分析〉
- せっけんで、おむつが気持ち良い
孫が生まれたのをきっかけに液体せっけんと漂白 剤酸素系を使い始めました。布おむつの汚れがきれいに落ち、感激しました。布もふわっとし て気持ちが良いです。
浦安支部 M・Kさん コルザ286号より - 柔軟剤を使わなくても「ふわっとして気持ちが良い」手触りなのは、合成洗剤と違い、せ っけんでは生地の傷みが少ないためです。布巾や肌着などの綿・麻製品は、弱火で20?30分煮 洗いすると、ひどい汚れもせっけんだけで真っ白に洗いあがります。また、せっけんとアルカ リ剤(酸素系漂白剤や重曹など)のコンビは有能で、併用すればせっけんの洗浄力が上がりま す。一番利用の多い「固型せっけん」は、「液体せっけん」より洗浄力が高く、価格も安いの が特長。布はもちろん、顔も食器も洗えますので、こちらもお試しください。生活クラブ生協 では、「無農薬・低農薬の野菜を食べたいのなら、合成洗剤(農薬と同じ化学物質)を垂れ流 してはいけない」「被害者にも、加害者にもならない暮らしを」と合成洗剤追放運動の一環と して、せっけんの取り組みをすすめてきました。しかし、その利用人員率は、せっけん類37点 の総合計で50・6%、ジャンルごとでは概ね7?15%です。生活全般をせっけん類でまかなってい るという実態的な利用人員率は、10%程度、つまり組合員10人に1人程度であると思われます (2007年11月の班・戸別配送組合員の利用点数・利用人数から)。赤ちゃんや皮膚が弱い 人だけでなく、せっけんの良さを多くの人に伝え、合成洗剤からせっけんに切り替える仲間を 増やしていけたらと思います。
- 中国産原料の残留農薬が心配!
私は天津むき甘栗ファンでよく購入します。中国と いえば農薬問題で騒がれていますが、栗の木も虫がつくので、消毒しているのでは。その残留 農薬が心配です。
稲毛支部 Y・Kさん コルザ287号より - 「国内自給」を追及している生活クラブ生協は、国内で調達できる原材料は「国産」を基 本にしています。それが難しい場合、国産以外の原料を使うこともあります。 生活クラブ連 合会は、中国産の原料を5%以上使用している消費材64品目について、栽培・加工方法や残留 農薬を点検し、この4月その全てに問題がないことを発表しました。このうち、天津むき甘栗 を含む12品目は、連合会検査室で残留農薬検査も行い、不検出。天津むき甘栗については、次 の通り報告されました。●点検結果 個別の契約農家について、農事暦の確認をしている。そ の後の中国国内加工工場、輸出入を通して追跡調査が可能。●残留農薬検査結果 年1回検査 をし、検出事例はなし。最新の残留農薬検査は2008年3月で、生活クラブ連合会検査室で 農薬300成分を検査。その結果はどの農薬も不検出。しかし、検査だけで安全を確保するこ とはできません。国内同様に農家の栽培や、加工場について、わかることが大事です。このた め07年秋から、生活クラブ連合会の職員や提携生産者が現地に出向き、確認をすすめています 。ザーサイ、天津甘栗類、はるさめは確認を終え、連合会のホームページで報告しました。こ の報告によれば、天津むき甘栗は中国河北省の農家127軒が日本の有機JAS法基準をクリ アするレベルで栽培し、加工場でも無添加で加工しています。
- 大丈夫?牛肉ピッシング対策
BSE対策として屠畜場での「ピッシング」禁止が国 際獣疫事務局で定められているそうですが、日本ではまだ続いているとのこと。生活クラブ生 協の牛肉は大丈夫?
千葉NT支部 Y・Sさん コルザ288号より - ピッシングとは、脊髄反射等による屠畜時の事故を防ぐために屠畜後に牛の脊髄を破壊
する行為のことです。この時にBSE危険部位である脳や脊髄組織が、食肉部位に廻る危険性
があります。日本では屠畜場の作業員の逃げるスペースが狭いことから一部では未だに継続さ
れていました。厚労省発表によると、2008年4月時点では1/3の国産牛肉がピッシングによ
る危険部位汚染にさらされています。(その後厚労省は、国内屠場では2009年2月段階で154施設
中148施設でピッシングをやめたと発表しました。残り6施設も2009年3月末までに中止の予定と
のことです。参照)
屠畜は公営屠場での実施が義務付けられています。生活クラブ生協が提携している北海道チ クレン農業協同組合連合会は、北見食肉センターで、栃木開拓農業協同組合連合会(主にデポ ー)は明治アグリス和光ミートセンターでそれぞれ行っています。両屠場ともピッシングを実 施しておりません。また背割り前に吸引除去することで脊髄の飛散を防止しており、日本の中 でも汚染リスクの少ない屠畜方法となっています。実験では屠畜法別に、空気注入法、ついで スタンガンとピッシングの併用、スタンガンのみ、の順にリスクは低くなりますが、どの方法 でも食肉部分に汚染が広がることが報告されています。このことは、BSE検査陽性レベルま でプリオン蓄積がある場合には、屠畜時にプリオン汚染がありうることを意味します。特定危 険部位除去とピッシング禁止ではBSEリスクを完全に除くことはできないので、全頭検査に よる陽性牛排除が重要であることを示しています。
- ライブリーと包材で生産者名が違う!
私はレモンラムネ菓子を、時々注文していま す。その生産者名ですが、ライブリーには(株)ミサワ食品となっています。でも袋には三矢 製菓(株)と書いてあるのですが?
君津支部 K・Oさん コルザ289号より - レモンラムネ菓子は、提携先の(株)ミサワ食品を介し、生活クラブ生協の自主基準に適 う規格で三矢製菓(株)で製造したものを取り組んでいます。ミサワ食品は、黒糖ふがし・本 葛入りくずもちなどの生産者です。東京下町の菓子が工業化される中で下町文化を支える取り 組みとして、92年以来提携しています。ライブリーは、消費材の企画元である生産者(=提携 先)を表示しています。一方、製品には、法律に従い製造者(一部は販売者)を表記していま す。今回のように提携先生産者と実際の生産者が異なる例がいくつかのパターンで存在します 。独自の包材をつくれるほどの量に達しない場合などは、包材に提携先を表記していない場合 もあります。コルザ7月号で取り上げた鰹節も提携生産者はみえぎょれん販売(株)ですが、 実際の生産者は(有)山彦です。この場合、生産者は製造に特化し、販売・流通は漁協の販売 会社が引き受けているという例です。また、一つの産地では量の確保ができないため、いくつ かの産地から集める時に提携生産者の問屋機能を利用する場合などもあります。もちろんこれ らの場合も、提携先を窓口として消費材の開発や改善および事故対応をしてきました。また、 提携生産者が生活クラブ生協の自主監査自主基準制度を批准していることによって、その委託 先や製造元も含めて、規格遵守や自主監査の対象となります。
- ショートニングって大丈夫なの?
カレールウ甘口の原材料中にショートニングがあ りますが、人体への影響はありますか。ショートニングはプラスチックと似ていると聞いたこ とがありますが。
若葉中央支部 M・Aさん コルザ290号より - カレールウ甘口、カレールウ辛口、クリームシチュールウ、ハヤシルウ(以上すべて丸善食品工業(株))には、ルウとして固形にしたり、味のまろやかさを出すためにショートニングが使われています。ショートニングとは、常温で固形の食用油脂のことです。ラード(豚脂)やヘット(牛脂)、植物油脂由来のものなどたくさんの種類がありますが、プラスチックのようなものではありません。人体への影響は、おそらくトランス脂肪酸の害を指摘されているのだろうと思われます。マーガリンやショートニングを製造する際に植物油脂を固化させるために人為的に水素添加を行い、その際に油脂(脂肪酸)の一部の構造が変化したものがトランス脂肪酸です。心臓疾患・アレルギーなどさまざまな健康被害を引き起こすとして、日本を除く先進諸国で各種の規制がされています。また天然のトランス脂肪酸もあり、乳脂肪などに微量存在しますが酵素分解され、人工物とは別物です。前記のルウに使用されているショートニングは牛脂を使用。水素添加は行なわれず、トランス脂肪酸はありません。他の消費材(加工食品)については植物油脂を使用したマーガリンやショートニングを使っていることがあります。生活クラブ生協のマーガリンは原料として主にパーム油を用いています。パーム油は常温で固体なので、水素添加していません。またナタネ油やごま油なども、高温処理を避けています。どちらもトランス脂肪酸の含有量は少なくてすみます。
- 牛乳を増やす薬って?
乳をたくさん出させるため、牛に薬を与えているので、子ど もには牛乳を飲ませないように、と聞きました。たまに市販牛乳を買うので、不安です。
松戸北支部 M・Sさん コルザ291号より - 米国では乳量を増やすために「牛成長ホルモン」(「rBST」商品名:ポジラック)を 定期的に投与することがあります。rBSTは遺伝子組み換え作物で有名なモンサント社の製 品で、遺伝子組み換え大腸菌によってつくり出されています。2週間に1回投与されることに よって搾乳量は15%増加するといわれます。rBSTを投与された牛は、より強力な成長ホル モン「IGF-1」を産生します。欧州委員会設置の科学委員会は、IGF-1の過剰摂取は、 ガンの発生と進行を促進する、と警告。EUはrBSTを投与した乳製品・肉の輸入を禁止し ています。カナダもrBSTを禁止。同国保健省によると、rBSTによって牛の不妊症、運 動障害が増加、さらに乳腺炎も最大25%増加するとのこと。乳腺炎を抑えるために投与される 抗生物質は牛乳に残留します。米国は牛乳中の残留基準を甘くすることで、この抗生物質残留 問題に対処しました。この大幅緩和処置は、国際食品基準を緩め、ひいては食品中の残留を禁 じていた日本の抗生物質残留基準を大幅後退させました。これは畜産品由来の抗生物質耐性菌 の増加につながります。日本ではrBSTを認可していないので国産の乳製品は問題ありませ んが、それ以上の規制はありません。rBSTが投与された米国産の乳製品や牛肉はフリーパ スで日本に輸入されます。残留は現状では検査されていません。
- 登録米なぜ途中で変わるの?
お米の登録制度に参加しています。自主開発米コシヒ カリで登録しているのに何故、途中でちばあさひ米に切り替わってしまうのでしょうか?
茂原支部 A・Sさん コルザ292号より - 現在登録米は、生活クラブグループで取り組んでいる「遊YOU米」と「ちばあさひ米」 、及び生活クラブ生協千葉だけで取り組んでいる「自主開発米コシヒカリ」とあらたな「実験 米」があります。それぞれに年間で作付け契約をし、それに応じて登録募集をしております。 この中で「自主開発米コシヒカリ」と「千葉あらたな実験米」は、作付け契約数が少なく、登 録数が、これを上回る状況が続いています。(生活クラブ生協千葉では、これらの作付けを増 やすよりも、提携産地ごとに農法を反映した価格設定をしていくことを検討しています。この ような状況から、登録米を途中で切りかえる計画となっております。「千葉あらたな実験米」 がなくなると「自主開発米コシヒカリ」に、それがなくなると「ちばあさひ米」になります。 さらにこれも不足する場合は、「遊YOU米」などグループで取り組んでいるお米にする場合 もあり得ます。昨年は「自主開発米コシヒカリ」は当初3000俵(玄米換算で1俵=60?)の 計画でした。田んぼの面積に換算すると、37?38反(1反=10a=1000?)春から夏の間 にちょうど無くなり、「ちばあさひ米」に切り替わっています。実際の収穫量と登録者の人数 や利用量が変動しますので、毎年同じ時期になくなるとはいえませんが、ここ何年かは5?6 月に切り替わっています。このように登録する意味をご理解いただき今後もご利用をください ますようお願い致します。
- モツ類を取り組んで下さい
牛肉・豚肉のモツ類、牛タンを扱っていただきたいです 。せっかくおいしい安全なお肉なのでぜひ取り組んでください。年に何度かでもうれしいです 。
習志野支部 S・Tさん コルザ293号より - 牛タンやレバー、モツ、スジなどの副生物を扱って、という要望は以前より寄せられてい ます。現在のところ、味付けもつ味噌、鍋用牛もつ味噌味、冷凍豚レバー、味付レバー、スモ ークレバー、レバーペーストなどを取り組んでいます。副生物の取り組みには次のような課題 があります。一頭あたりから採れる副生物はごく限られます。一頭730?前後の牛から取れる精 肉重量は220?、内臓は260?ですが、内臓肉中の可食部はうち35?です。このことから生活ク ラブ生協全体で食べている家畜から取れる副生物では、需要に合うだけの量を確保できません 。月ごとに取り組み単協を限定し、ローテーションするなどして年間を通じて均しても、部位 バランスの問題があります。生活クラブ埼玉での実験取組の結果、タンやレバーは人気があり ますが、他の部位は申し込みが少なく、バランスが保てませんでした。副生物に限らず「欲し い時だけ利用して、いらない時は業者に引き取ってもらう」ということは、できません。副生 物を取り組みたい場合は、年間を通じて一定量を安定して消費し続ける、部位バランスも合わ せる、ということでなければ難しいということです。このような課題があるため、新規開発に ついては慎重になっている状況です。消費材の扱い要望や改善要望などいただいたご意見は、 一定のルールに沿って、所属されているブロックの消費委員会に届け、検討しています。よろ しくご了承ください。
- せっけん洗濯のコツは?
「粒状せっけん」が気に入ってもう何年も使っています。 しかし、いまだに干す時にはたくと白い粒が洗濯物から落ちて床がまっ白になってしまいます 。
八千代支部 M・Nさん コルザ295号より - 主に2つの原因が考えられます。?せっけんが溶けずに残る場合・・・せっけんの量が多すぎ
ると溶け残りが生じる可能性があります。洗濯機の水量を確認して使用量を正確に入れて下さ
い。(表参照)お湯でよく溶かしてから水を足し、洗濯物を入れます。?せっけんカスが残る
場合・・・せっけんをしっかり溶かしても最後に白いカスが付着してしまうことがあります。水道
水の硬度によって、あるいは洗濯物に付着した汚れによって発生するのがせっけんカス(金属
せっけん)です。せっけんカスを出さないようにするコツとしては、せっけんで洗う前に予洗
いをする、洗濯物を少なめに入れる、すすぎを丁寧にするなどがあります。まず洗濯機の容量
にあった洗濯物の量を入れること。そして汚れ具合に合ったせっけんの量で洗うことが大切で
す。適量の目安はせっけんを泡立てた後、洗濯物を入れて回しても泡が直径15?ほど立ってい
る状態です。いただいた文面では「まず最初、お湯で溶かします。回して冬場はお湯、夏場は
だいたい水を足して子どもの頭くらい泡が立ったら洗濯物を入れています」とあります。十分
丁寧に溶かさ
れているようです。しかし、その後50リットルほどにしてから回しても塊の泡が立つというの
は、ひょっとするとせっけんの量が多めなのかもしれません。
(粒状せっけん使用の目安)
水(リットル)40 50 60
せっけん(g) 50 60 70
- 合びき肉を取り組んで
牛と豚の合びき肉があったら良いなと思います。取り組みの 予定はありますか。
花見川支部 Y・Mさん コルザ296号より - 生活クラブ生協では、豚肉は(株)平田牧場(山形県)、牛肉は北海道チクレン農協連、栃 木県開拓農協とそれぞれ提携しています。屠畜後の解体、パッケージについても、それぞれの 生産者が行っています(チクレンの整形加工は千葉県香取市小見川)。合びき肉をつくるには 、それぞれの肉をどちらかで合びき加工することになります。 豚肉ひき肉はブロック肉やスライスの整形で生じた端肉と、ウデ肉を使用します。また牛ひき 肉は、スネ、ネック、ネックに近い肩ロースも原料としますが、豚と同様に整形加工で出た端 肉を使用します。そうしたひき肉の原料の特性から、屠畜後、枝肉からひき肉部分の原料をブ ロックで取り分けると言うわけにはい行かない状況があります。現在の物流条件では製品後の 十分な消費期限を確保できない状況です。一昨年に発覚したミートホープ社のひき肉偽装事件 は、あまりにも悪質ですが、ひき肉製品は、ブロック肉などに比べても、偽装や事故の起こり やすい製品です。生産者との信頼関係を深め、なるべくシンプルな流通にすることも重要と考 えています。ただし、デポーでは独自の物流ライン(牛肉、豚肉ともに栃木県開拓農協で生産 、高崎ミートセンターで整形加工)となっているので、合びき肉を扱っています。機会があり ましたらご利 用下さい。
- ○○エキスとはどんなもの?
市販品で、化学調味料不使用と表示があるのに、酵母 エキス、チキンエキス、ポークエキスなどが入っているものがあります。これはどのようなも のなのですか?
佐倉西支部 M・Tさん コルザ297号より - 最近、食品の表示欄に「○○エキス」が増えています。これらの基本は、それぞれの素材 をベースにした抽出物ですが、抽出や化学処理の過程で添加物類が使われるものもあります。 シンプルなものは、培養した酵母や、鶏の骨、豚の骨を水から煮出して、これを煮詰めてつく りますが、抽出方法にもさまざまあり、強力な酸で分解するなど化学的処理をする場合もあり ます。複雑な工業的処理をするほど、潜在的なリスクも増えます。さらにエキスの風味を改良 する方法として、旨み成分や香料などを加え、これらを一括して「○○エキス」と表示してい る場合があります。現在の日本の表示法では、そうしたキャリーオーバー(材料に含まれる添加 物)の成分は表示が免除され、多種類の添加物を使っていても「○○エキス」で済んでいます。 生活クラブ生協では、表示上は同じ「○○エキス」ですが、原材料までたどって内容を確認し 、問題の有無を点検しています。加工肉や練り製品などに使う魚介、ポーク、チキンエキスは 、それぞれの原材料を水でから煮出しただけのものです。また酵母エキスは酵母の培養方法、 培養基材などを確認し、化学処理しないで抽出濃縮したものを使用しています。
- 市販品は中国製品が多すぎます。安いとはいえ、安全には代えられません。生活クラブ生
協は安心して利用できると思っていますが、中国産のものがあるので心配です。
鴨川地区 M・Kさん コルザ298号より - 一般には低価格追求のために輸入原料を使い、人件費の安い海外に製造委託することが広
く行われていますが、生活クラブ生協では、生産の確認しやすさや国内産業を守る観点から、
国内自給・国内生産を原則としています。
一方で、コーヒーやカカオなど外国産でしかまかなえない食品もあります。中国産のものでは 春雨、天津甘栗、ザーサイ、いくつかの香辛料などが該当します。。
生活クラブ生協は そうした海外産原料についても、直接あるいは提携先による現地での確認作業を実施していま す。
現在、消費材で中国産原料が5%以上を占めるのは、52品目あります。そのうち、中国産原料 100%で中国現地製造品は「天津むき甘栗」など4品目。また、100%中国産原料で製造は日本国 内で行われている消費材が8品目あります。これらは残留農薬検査データのすべてに問題がない ことを確認しています。
最近ではメラミン牛乳事件を受けて中国産原料の点検を行いました。取り扱い加工食品では、 直接の原料及び原料の原料、それ以降の微量の原料も含めて約3000の牛乳由来の原材料があり ました。調査の結果、該当品目はありませんでした。
今日の加工食品を巡る状況は複雑化しております。微量原料については、今後も点検を継続し ていきます。
- 国産を基本にしている生活クラブ生協なのに、唐辛子(鷹の爪)は中国産になっています
。国産での取り組みは無理なのでしょうか?
無理なのであればその理由を教えてくださ い。
浦安支部 Y・Hさん コルザ299号より - 香辛料としての赤唐辛子の需要は大きく、乾燥・加工ものは一年中出回っておりますが、
その大半は輸入に頼っており、国産のものはほんの一部にとどまっています。
生活クラブ生協で取り組んでいる和光スパイス(株)の唐辛子(鷹の爪)は、国内の生産が縮 小しているため中国産原料で対応しています。国産では安定した量をある程度の価格で確保す ることができないためです。
原料となる赤唐辛子は中国河北省・山東省で栽培されています。検査体制は自主検査として アフラトキシン(熱帯・亜熱帯で生息する、ある種のカビにより生成される毒性成分)、水分 、微生物検査などの検査を実施しています。
同様に自主検査で年一回行っている残留農薬検査では、過去にジペルメトリン(ピレスロイ ド系殺虫成分)の検出事例がありましたが、基準値未満でした。最新の残留農薬検査(2008年3 月、生活クラブ検査室)では不検出となっています。
また、ライブリーの野菜ページではJA庄内みどりのパプリカ生産者が栽培を始めた赤唐辛 子を2005年から取り組んでいます。品種は鷹の爪で、半乾燥、枝付きの状態で届きます。25g で305円(税込)です。貴重な国産赤唐辛子で、取り組み時期が限定(09年度は14、17週企画) されているのが難点ですが、上手に使い分けていただければと思います。
- 通年、キャベツや細ねぎを利用していますが、地場産が届くことは少なく、JA(農協)の
ものが多くなってきた気がします。JAのものでは市販の野菜と余り変わらないのでは?
柏北支部 M・Kさん コルザ300号より - まず、JA(農協)=栽培状況がわからない、市販品と同じものということはありません。
提携地場産地の中にもJAはあります(例・JAちばみどり海上等)。
生活クラブ生協の農産物ラインの産地区分は、現在のところ
?指定産地、
?提携産地、
?グループ地場産地
に分かれています。
指定産地(JAしおさい等)は農薬使用量などの栽培履歴を確認した、生活クラブ生協の基 準に沿った取り組みです。
提携産地(大西園、きばる等)は、農薬削減等の生活クラブ方針に同意し、提携合意書を取 り交わしている団体で、現在88団体。見学可能はもちろんのこと、自主監査の対象です。
グループ地場産地は提携合意書を取り交わしている生産者ですが、農産物取り組みが始まっ た首都圏の生活クラブ生協ごとに提携してきた29団体、560戸の生産者で構成されています 。
なるべく「地場」ものを供給したいという方向性の一方で、実際には「地場」の農産物だけ で組合員の需要を満たすことは困難な状況です。生産地域が限られる果実類はもとより、野菜 類も国内の北から南まで産地を確保することで、取り組み期間を延長することができます。
生活クラブ生協はそれぞれの地域だけではなく、国内自給率を高めることも重要であり、各 地の生産者と提携をしていきたいと考えています。
生活クラブ用語解説
生活クラブ関連用語
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 農産物関連
あ行
- アーシアン(地球市民交流基金アーシアン)
- Earthian、訳すと「地球人」(造語)。生活クラブ生協の組合員も多数参加し、1993年に設立されました。主にアジアの国々との交流・支援を進めるNGO。
- I[アイ]コープ(戸別予約共同購入)
- 生活クラブ虹の街の宅配(戸別予約共同購入)システムの名称。展開地域が徐々に広がっています。
- eくらぶ(インターネット注文)
- インターネットを利用した生活クラブ共同購入の注文方法のことです。
- We[ウイ]コープ(班別予約共同購入)
- 生活クラブ虹の街の班別予約共同購入システム。
- Sマーク認定品
- 生活クラブの顔となる消費材(生活クラブの品物)のこと。2009年に新基準が決定されました。
新Sマーク消費材は、安全・健康・環境の原則に則り、
1. 生活クラブの運動をすすめるのに役立つ消費材です。
「運動」とは、食料自給、遺伝子組み換え(GM)対策、リユースの推進など、生活クラブが取り組む運動目標のことです。
2. 組合員と生産者の信頼を強化する消費材です。
「信頼」とは、組合員と生産者との関係性の向上を示します。生産者は、情報開示レベルの高さや、生活クラブの考え方への共感の輪を産地や製造現場で広げることが求められ、一方、組合員は、「おおぜいの自主監査」活動などを通じて生産状況を把握し、利用結集につなげていくことが求められます。
3. その結果、品質を向上させられる消費材です。
「品質」とは、「運動」「信頼」の上に成り立つ、原材料の国産化率やトレーサビリティの高さ、添加物や農薬の不使用や低減などを表しています。
――という「運動」「信頼」「品質」の3つを新たな定義としています。新基準で認定された消費材は94品目で、そのうち22品目が新登場の消費材です。 - エッコロ制度
- 組合員が1カ月100円の掛け金で加入する制度。そのうち約75円は「共同購入と組合員活動の保障を目的とした組合員どうしのたすけあい」に、約25円は「地域のたすけあい活動を応援 する基金」(エッコロ福祉基金)に使われます。「エッコロ」とは、イタリア語で「はい、どうぞ」の意味。
- NPOクラブ
- 2000年10月に設立された特定非営利活動法人「ちば市民活動・市民事業サポートクラブ」 の通称。生活クラブ虹の街も運営団体のひとつで、講座事業(市民スクール)・助成事業(市民活動支援基金「一歩くん基金」)などの運営に、積極的に参加しています。
- NPOせっけんの街
- 千葉県内で廃食油のリサイクルせっけん工場を運営するNPO法人。1980年に、「手賀沼 を守ろう」を合言葉に、我孫子市、柏市、沼南町、流山市の三市一町で始まった合成洗剤追放の直接請求運動は、廃食油のリサイクルせっけん工場建設運動へと繋がり、1985年3月に1万人以上の市民出資による全国で始めてのリサイクルせっけん工場ができました。また、1994年に も第2工場として、印旛沼せっけん情報センターが、こちらも1万人以上の市民出資を受けて完 成、操業を開始しました。1984年「手賀沼せっけん共有者の会」として発足し、1999年にNPO法人を取得。県内24市町村で廃食油を回収し、手賀沼と印旛沼にあるせっけん工場で「せっけんの街」等を製造しています。
- OCR用紙
- 生活クラブ共同購入の申込書の略称。記入された数を光で読みとります。一般的にOptical Character Readerの略。
か行
- 風の村
- 生活クラブが中心となって社会福祉法人「たすけあい倶楽部」(現・社会福祉法人生活クラブ風の村)を設立し、2000年2月にオープンした高齢者福祉施設(八街市)。全室個室・少人数のユニットケアが特徴の特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、在宅介護支援センターなどを併設しています。新型特養の先がけとして全国から注目を集めました。
- 可塑剤
- プラスチック製品の材料に添加される柔軟化剤。代表的なものに環境ホルモン物質の疑い があるフタル酸エステル類などがある。
- 活動保障
- 「エッコロ制度」のシステム。生活クラブ虹の街のさまざまな組合員活動中の事故などを保障しています。
- 環境ホルモン物質
- 生物の体内でホルモンと同じ(またはホルモンの働きを妨げる)作用を持つ化学物質。農薬やプラスチックに使われている化学物質が主な原因と見られ、野生生物の生殖異常や、ヒトの精子減少などとの因果関係が指摘されている。
- キャラバン
- 生活クラブの消費材を車に載せ、人通りのある所(公園など)に行って展示即売すること。仲間を増やす活動の一手法です。
- キャロット会議
- 生活クラブ生協ブランドの農産物を開発するという連合方針にもとづき、「生活クラブ生協ブランド人参の開発」を目的として、適正品種(種子)の絞込みや生産者同士の農法の情報共有による農薬削減等、組合員と生産者による共同作業を進めています。これをキャロット会議と称します。
- 協同組合石けん運動連絡会(=協石連)
- 石けん利用を入り口に水環境を守る視点から幅広く暮らしを見直そうと活動する全国58の生協、漁協、農協、NPOの連絡会。環境や生命を脅かす合成洗剤をやめ、人と地球にやさしいせっけんを使うことをめざす。生活クラブ虹の街も団体会員となっています。毎年開催される交流集会(シャボン玉フォーラム)には、生活クラブの組合員も参加しています。2002年4月のシャボン玉フォーラムは、生活クラブ生協千葉が受け入れ団体となって幕張で開催しました。
- 共同開発米
- ササニシキに代わるべく「JA庄内みどり」と生活クラブの提携により、研究・開発されているお米。愛称は「遊YOU米」。年間で契約数量を決め、取引価格を3年間固定することにより、継続・安定的な提携をめざしています。
- 共同開発米基金
- 生活クラブは「共同開発米」を安定して作り、食べることができるようにと、山形県遊佐の生産者とともに基金の積み立てを行っています。この基金は自然災害への対策、減農薬やコスト削減の農法開発、奨励などに使用されます。遊YOU米、ササオリジン5kg8円、3kg5円を購入価格にプラスして積み立てています。
- 共同購入
- 組合員が望む品質と価格の品(消費材)を、おおぜいの組合員が利用する力で手に入れること。
- 組合員事務局
- 生協活動の経験豊かな組合員が、組合員活動をサポートし、実務作業を担っています。組 合員活動をより豊かに、より元気にすすめていくため、2000年度から設置されました。
- クラブ・チーム
- 生活クラブ虹の街では、組合員やその友人がさまざまなテーマで自発的に集うクラブ活動・チーム活動を応援しています。2010年度時点で61クラブ・49チームが活動しています。登録したクラブやチームには、一定の予算補助と施設利用などの支援があります。
- クラブナビ活動
- 新規加入者をフォローする活動。消費材情報や組合員活動などお知らせします。
- グリーンシステム
- 消費材のびんを回収して再利用(リユース)する仕組みのこと。リサイクルよりも資源節約・ごみ減量に優れています。再利用するびんはリターナブルびん(Rびん)と呼び、900ml・500ml・ 360ml・350ml・200ml(広口と中口)の6種類があり、びんについているRマークが目印です。 毎週回収をしています。牛乳びん(900ml)もRびんです。
- クレーム
- 一般的には「苦情」の意味。消費材の事故にはあたらないが、改善を希望する意見などは、情報紙『なないろえんぴつ』に定期的に掲載している「わたしのひとことカード」に記入して提出をしてください。
- グローバリゼーション
- 世界市場化
- ケアグループ
- 社会福祉法人生活クラブ風の村による有償の「在宅ケア・サービス」を担うグループ。
- 計画購入(品)
- 2週間ごとに必要な品を、計画的にまとめて予約申込し、購入することを計画購入と言いま す。計画購入品は生活クラブの調味料・加工食品類のジャンルの総称。LIVELY(ライブリー・カ ラーカタログ)やOCR(申込書)などに掲載されています。
- 経済共済
- 万が一の時にお金で保障する生協の共済制度。コープ共済連のCO・OP共済連「たすけあ い」「あいぷらす」「あいあい」「火災共済」、などに取り組んでいます。加えて団体家族傷害保険、がん保険もあります。
- 元気クラブ
- 生活クラブと提携している千葉県内の農業生産者と生活クラブ虹の街が連帯・交流する会。地域自給力向上をめざし、1994年に結成されました。
- コミュニティハウス
- 障害の有無、種別を超えて多様な世代の人たちが「ともに暮らす」民間のケアつき住宅。
- コルザ
- 生活クラブ虹の街の機関紙。有償の情報専門スタッフ、担当理事、組合員事務局、専従事務局からなる情報委員会が作成。取材・編集あるいは読者モニターなど組合員が多く関わって作成されています。名称コルザは千葉県の花・菜の花にちなんでいます(フランス語)。
さ行
- 支える会
- 高齢者福祉施設「風の村」の理念に賛同し、支援していく旧「たすけあい倶楽部を支える会」のこと。2004年4月に生活クラブ生協・ボランティア活動情報センター(VAIC-CCI)へと発展的に改組しました。
- That's[ザッツ]国産運動
- 素性の確かな「国産のものをつくろう! 食べよう!」という自給運動。生活クラブ生協や大地を守る会が取り組んでいます。
- 産業廃棄物
- 略して「産廃」。事業活動に伴って生じた廃棄物のことを指す。
- 三元交配豚
- 1974年から生活クラブと提携する豚肉の生産者平田牧場は、山形の気候風土に適した豚づくりと品種改良を進めてきました。そして、ランドレース種(L)、デュロック種(D)、バークシャー種(B)をかけ合わせ、おいしさ・強健性・生産性をかねそなえた三元交配豚、LDBを生み出しました。生活クラブでは、LDBを中心にして、大ヨークシャー種(W)と交配したLWD,LWBの豚肉も取り組んでいます。
- サンライズプラン
- 「旭市環境保全・循環型農業モデル事業」(98年開始)の愛称。旭市が中心となって生活クラブ虹の街と米生産者(JAちばみどり)・全国農業協同組合連合会・養鶏農家(旭愛農)が協力してすすめている事業。減反田を活用して栽培した飼料米を鶏に与え、その卵を共同購入する「田んぼで備蓄・飼料用米栽培事業」、家畜の糞尿を堆肥化して田畑に還元する「ほんわか土づくり作戦」などを通じて、地域の自給力を高め、持続可能な農業のあり方を考えていきます。
- GMO(遺伝子組み換え作物)
- 遺伝子工学により種の壁を越え、特定の性質を持つように遺伝情報を操作した作物のこと 。Genetically modified organismの略。広義には遺伝子を操作した生物全般を意味する。ちなみにNON-GMOとは、遺伝子組み換えしていない作物・食品のことを指します。
- JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)
- 1995年に設立したNGO。古着を回収し、国内で販売すると共に、パキスタンに輸出、現地で販売することでパキスタンのカラチにある無料の教育施設「アルカイールアカデミー」の運営を支援しています。生活クラブ虹の街も古着の回収やこの活動の呼びかけをおこなうことで協力しています。
- 自主開発米
- 千葉県の提携生産者(JAちばみどり旭支店・JA山武郡市・旭愛農・村悟空)によって、有機減農薬で生産される素性の確かなお米。
- 自主管理・監査制度
- 「安全・健康・環境」という生活クラブ原則に則って、1997年度から始まった制度。 農業・漁業・畜産・加工食品・生活用品・容器包装など、分野ごとに生産者と話し合い、消費材の自主管理基準を定めています。生産者見学会などの場で、組合員が参加する「おおぜいの自主監査」を行っています。
- 次世代育成支援
- 生活クラブ虹の街では、「次世代」の対象として乳幼児だけでなく青少年期頃までの若年者も含めています。そして、子育てをする大人の側に立った支援(子育て支援)と同時に子どもの側に立ったその健全な成長を促がす支援(子育ち支援)を行なうことをめざし、この2つをもって「次世代育成支援」と定義します。これらの活動を通じて、子どもの存在と主体性を尊重できるような地域を作っていきます。
- 支部
- 組合員活動の組織単位。だいたい市区町村別(行政区別)で組織されています。300~1,000人以上の規模。支部組合員総会で、組合員の中から役員(リーダーとスタッフ、消費委員長と消費委員)が選ばれ、支部運営委員会と消費委員会を開いて、支部を運営しています。
- 支部スタッフ
- 支部の運営を担う組合員のこと。支部の活動計画に基づき、利用運動を中心に進めていき ます。
- 市民活動支援基金
- 地域でがんばるさまざまなNPO(非営利組織)活動を応援しようと、生活クラブ虹の街の剰余を原資に98年度から始まりました。2000年度からは、NPOクラブの事業として引き継がれ、より大きな広がりを作りはじめています。愛称は「一歩くん基金」。
- 市民スクール
- 生活クラブなど十数団体が運営団体となり、98年4月から始まった「人と出会って学びあう場」。2000年度からは、NPOクラブの講座事業として引き継がれ、新しい企画も次々登場しています。
- 市民セクター
- 公的セクター(国、地方公共団体)、私的セクター(企業等)に対して、市民自身が作る活動、事業など意味する概念。
- 市民ネットワーク
- 市民自治を合言葉に住みよい街づくり運動をすすめる市民運動団体。市議会に市民に根ざ した議員をおくる代理人運動をすすめています。もともとは生活クラブの組合員活動から生まれました。
- 社会福祉法人生活クラブ風の村
- 2004年1月1日に、高齢者福祉施設「風の村」の運営団体である社会福祉法人たすけあい倶楽部から変更した法人名。2004年4月1日からは、生活クラブ生協・たすけあいネットワーク事業が統合されました。
- シャボン玉月間
- 協石連が、毎年7月を中心に行うせっけん利用促進活動。「安全性に不安のある合成洗剤の使用をやめて、せっけんを使いましょう!」と、毎年7月を中心に統一ポスターや車両用横断幕 を用意して、組合員のせっけん使用率を高める活動と同時に、地域の人々へせっけんの利用を呼びかけます。自治体へも働きかけ、各首長からせぅけん活動や環境保護へのメッセージを依頼 します。
- 出資金
- 生活クラブに加入した時の「加入出資金」(1,000円)と毎月「増資」として積み立てている700円のこと。組合員の出資する力が生協経営の善し悪しを左右します(出資が少なければ銀行から借入するなど外部依存が高まる)。出資は協同組合の共同オーナーである組合員の義務であり、権利でもあります。
- 障がい者就労モデル事業
- 千葉県がおこなうモデル事業。障がい者の経済的自立を促進するために、広く障がい者雇 用に経験のある協力企業を募集し、その理念・事業展開に共鳴した開業希望事業者とマッチン グする事業。
- 庄内交流会
- 「生活クラブの食糧基地」とも呼ばれる山形県庄内地方。毎年7月、生活クラブ連合会主催で全国から組合員がここに集まり、生産現場を確認して生産者との交流を深めます(庄内交流会)。
- 消費材
- 生活クラブは「商い目的でなく、消費=使用するための品である」という思いをこめて、取扱品を商品ではなく「消費材」と呼んでいます。
- 消費材総要求化運動
- 生活クラブの組合員による消費材の開発運動。「こんな消費材が欲しい」といった組合員一人ひとりの要望を組織的にまとめ、組合員参加で開発・改善をすすめています。
- 食育
- 「食」の安全に関する知識、「食」の選び方や組み合わせ方などを教えることをいいます。
「食育」という言葉は、日本では明治時代以降、体育や知育とならぶものとして用いられています。 - 素性(素性の確かな消費材)
- 「身元、出どころ」の意。産地・生産者・製造法・流通経路・価格など、組合員の元に届くまでの経過(目の前に現れるまでの生い立ち)すべてが公開されている「素性の確かな消費材」、これが生活クラブの強みです。
- スワンベーカリー
- 障がい者の就労を支援する事業(福祉事業)として、千葉県がおこなう「障害者就労モデル事業」における障がい者雇用の実績のある協力企業(株)スワンと提携し、障がい者がパンの製造・販売をおこないながら普通に地域で働き交流できる施設(04年10月にスワンベーカリー柏店がオープン)
- 生活クラブ・ボランティア活動情報センター(VAIC)
- 高齢者福祉施設・風の村の開設以来、風の村を支えるボランティア組織として活動してきた「たすけあい倶楽部を支える会」が2004年5月に発展的に改組した団体。福祉事業を通して、誰もが安心して住み続けられる地域社会づくりの活動を行なう社会福祉法人生活クラブを支援して行きます。VAICはVolunteer Activities Information Centerの略。
- 生活クラブFPの会
- 2002年5月、ファイナンシャルプランナー資格を有する生活クラブ組合員約40名で、保障の見直しに関する講演や個人相談業務を行なう団体を設立。生活クラブ連合会会員単協ではライフプラン講座の講師を担当しています。
- 生活クラブ親生会
- 生活クラブの消費材をつくる提携生産者が自主的に結成した会。全国に6つの地域親生会があり、現在(2009年6月)121会員が集っています。「消費材の安全性」を追求する生活クラブとともに、添加物不使用、国産自給を実現する安全な食材、また「環境共生型」のくらしをめざす生活用品の開発と生産に力を注いでいます。
- 生活クラブスピリッツ(株)
- 生活クラブ連合会方針にもとづき2003年に設立された生活クラブの子会社。畜産関連生産者への飼料販売と飼料の点検機能、原料の生産者間提携のための原材料等の卸機能、提 携生産者の材の販売機能など、今までの生産者と生活クラブの関係性だけでは実現できなかった機能を担うグループ関連企業として活動をすすめていくこととしている。
- 生活クラブ星数ネットワーク
- 介護保険制度の改正、障害者自立支援法の施行など、社会福祉制度の改革が進んでいるが、制度にもとづいて提供されるサービスや私企業等が提供するサービスだけでは不十分。市民の多様なニーズに応えるために、市民自らが地域に密着した有償サービス事業、たすけあい活動、ボランティア活動等の創出活動をめざす。
- 生活クラブ連合会
- 生活クラブ連合会は、北は北海道から南は大阪府までの19都道府県で活動する29生協の事業連合組織で、組合員数は約30万人。組合員が購入する消費材(食料・日用雑貨・衣料・図書 など)の開発・仕入・管理・検査、物流、共済事業と、予約共同購入のための申込情報(カタログ類)や広報物の製作・発行。
- 生産原価保証方式
- 提携生産者の再生産が成り立つ価格設定のルール。生産にかかる諸経費を厳密に評価算定し、その額を基準に組合員価格を決めています。
- 生産者見学会
- 地区・支部・ブロック主催で、自分たちが生産地へ出向き、直接生産方法を確かめ、話を聞くための催し。生産者から直接話を聞き、利用する仲間を増やすために企画・実施します。
- 生産者交流会
- 地区・支部・ブロック主催で、生産者を招いておおぜいで話を聞く催し。生産者から直接話を聞き、利用する仲間を増やすために企画・実施します。
- せっけん
- 「せっけん」は油脂に苛性ソーダなどのアルカリを反応させて作ったもの。市販されている洗剤のほとんどは石油などの成分に化学反応を施した合成洗剤です。せっけんは合成洗剤に比べてはるかに環境負荷が少なく、また正しく使用することによって、より洗浄力も発揮されるものです。簡単な見分け方は、溶液の中に食酢を少したらすと、せっけんであれば白濁します。変化がないものは合成洗剤です。
- 専従職員
- 組合員では担いきれない部分の活動(労働)を、経費を出して委託するのが専従職員の労 働です。楽だからとすべてを職員にまかせていくと、その分は経費として自分達にはねかえってきます。また、社会運動の協同組合の意義も薄れてしまいます。組合員が「お客さん」ではないのと同様に、職員も単なる「御用聞き」ではありません。ともに生活クラブの活動を担う仲間です。
- センター
- 共同購入の配送センターの略。生活クラブ虹の街には柏・千葉・佐倉・松戸・市原・ベイの6センターがあります。
- 総代会
- 生協の最高議決機関。通常は、年に1度開催されます。組合員の代表(総代)によって、前 年度のまとめと新年度の方針等を決定する場です。コルザに報告が掲載されます。
- 組織運営
- 生活クラブでは組合員はほぼ行政区単位 (市や区)の支部に属し、支部の運営は組合員の代表で構成する支部スタッフ会議で行われます。年に一度、総代という組合員の代表が集まって、総代会を開催します。そこで前年度の活動の総括と今年度の活動の方針を決定します。総代は総代選挙規約に基づいて選ばれ、組合員であれば誰でも立候補できます。生協の日常の運営は総代会で選ばれた理事が行います。また、総代会では監事も選ばれます。監事は総代 会の決定に基づいて生協の運営全体を監査し、問題点を指摘し方向性を示唆します。
た行
- 代理人
- 「市民ネットワーク」の市議会担当、という位置付けの市議会議員。選出の合言葉は、「出たい人より、出したい人を」。金権・利権、情報独占、私利私欲を追求しないために、最長任期3期までというローテーション・ルールで選ばれます。千葉県では2011年6月現在、県議 名、市議 名( 市)が活躍中です。
- 託児ケアシステム
- 生活クラブ虹の街では、未就学・低学年の子どものいる組合員が、組合員活動に、気軽に参加できるように、託児ケアをVAIC-CCIに委託をしています。
- 団塊の世代
- 第1次ベビーブーム(1947年~49年ころ)に生まれた世代。
- 単協
- 生活協同組合のそれぞれ独立した経営の事業体(生協は法律により都道府県を越えて活動ができないため、同じ生活クラブでも都道県ごとに独立した法人となっています。08年の生協法改訂で一部緩和。)。消費材の開発、物流、共同購入、情報の共有は連合してすすめられています。現在、北海道から大阪まで19都道府県に広がり、29単協があり、生活クラブ連合会を構成しています。
- 地区
- 中学校区が1地区のおよその目安。支部の中にいくつかの地区があり、いろいろな活動が繰り広げられています。
- 地産地消
- 地域で生産されたものを地域で消費すること。
- ちば環境再生基金
- 千葉県が推進する「ちば環境再生計画」にもとづいて、県民総参加による環境づくりをめざして、2002年2月に(財)千葉県環境財団が設置した基金。
- デイライト
- 日中に点灯させ被視認性を高めることを目的として、走行する車両を対象に装備
- デカップリング
- 分離する、切り離すという意味。従来の農業政策は生産性を上げる、または農産物価格を 上げることによって農家の所得向上をめざしたカップリング政策だが、デカップリング政策では、市場経済と切り離して農地の環境面での価値等を認め、農産物の不足や価格が下がっても農業を維持するための所得保障をする。
- デポー(デポー型共同購入)
- フランス語で「荷さばき所」の意味。生活クラブのお店で、真砂・みつわ台・新松戸・大津ヶ丘・松葉町・浦安・木刈・園生に計8つのデポーがあります。い ずれも組合員1000人以上が所属する、デポー支部の活動拠点です。
- デリバリーセンター
- 生産者から入荷した消費材を組み込み、センターまで配送する物流拠点(略称:DC)
- 展示会
- 各センターで年に3回ずつ行われる、紳士服・婦人服・靴・鞄・アクセサリーなどを展示即売する事業。各デポーでも小規模な展示会が随時行われています。組合員が自分の目で確かめて購入することができます。
- トライアル雇用
- 若年者安定雇用促進制度(若年者トライアル雇用制度)。トライアル雇用とは、公共職業安定所(ハローワーク)から紹介された若年者(障がい者を含む)を一定期間試行的に雇い、その業務遂行能力を見極めたうえで、本採用するかしないかを決める制度である。
- トレーサビリティ
- 直訳では「追跡可能性」。つまり、農場から食卓まで、安全性の追跡が可能なシステムのことをいいます。誰が、いつ、どこで、どんなふうにつくったのかを明確にするためには必要不可欠のものといえます。1986年にイギリスでBSE(いわゆる狂牛病)が発見されたのを契機に注目されているシステムです。
な行
- なないろえんぴつ
- 生活クラブ虹の街の情報紙。多様な組合員活動の報告・アピール、関連団体情報、 デポーカレンダーなどが載っています。従来バラバラに発行されていた印刷物を冊子化したものです。
- 菜の花の"わ"プロジェクト
- 生活クラブ虹の街で2002年度より新たに組織された実行委員会。菜の花から菜種油、そして回収した廃食油からせっけんやBDF(生物由来のディーゼル代替燃料)という循環型社会を めざし、活動をすすめています。千葉県が推進する「ちば環境再生計画」のモデル事業である「 なのはなエコプロジェクト」の生活クラブ版。
- なのはなエコプロジェクト
- 千葉県が推進する「ちば環境再生計画」のモデル事業。県花である「菜の花」の栽培を通じて、資源循環の実際を体験するとともに資源循環型社会実現をめざす。
- 乳肉一貫生産
- 乳牛は搾乳のために子牛を産ませる必要がある。その子牛を肥育して食肉として供給する のが「乳(牛乳)肉(牛肉)一貫」体系。
- ノーマライゼーション
- 障がい者が"普通に"暮らせる社会・地域のあり方。
は行
- バイオマス
- バイオマス(Biomass) 資源(エネルギー等)として利用できる生物起源の有機物。廃食油、木くず、動物の糞尿、生ゴミ等が含まれる。
- パブリックコメント
- 執行機関が政策の立案等を行なう際に、素案に対して構成員から広く意見や情報を提供し てもらう機会を設け、提出された意見等を考慮して最終的な意思決定を行なう運営方法をいいます。
- バリアフリー
- 高齢者・障がい者の生活に支障がないように、施設や製品、機能等を設計することをいいま す。
- 班
- Weコープの共同購入の単位。4人以上で結成します。
- 班内増
- 班の仲間を増やすこと。
- BSE
- 牛海綿状脳症。いわゆる'狂牛病'のこと。
- BMW技術
- 微生物を中心とした生態系バランスをふまえ、B:バクテリア(微生物)、M:ミネラル、W:ウォーター(水)という自然の3要素を活かしたリサイクル技術。畜産廃棄物を資源として再活用するなど、生産・生活技術としてさまざまに活用されています。
- BDF
- バイオ・ディーゼル・フューエル(生物由来のディーゼル代替燃料)の略。
- P袋
- 消費材を組み込んでいる袋(ピッキング袋)の略。
- 非OCR品
- OCR申込用紙以外の紙面で注文を行なう申込品。
- ビスフェノールA
- 環境ホルモン物質の一つ。一般的に缶容器(缶詰、缶飲料)などの内面コーティング材に含まれている。
- ファイナンシャルプランナー(F・P)
- 家族の中長期的な設計、資金運用のアドバイザーのこと。年金、税金、保険、住宅、教育 など、家計で必要なお金の出入りに関して、専門的な見地からアドバイスを行う人のことです。
- 豚・牛肉解体講習会
- 豚肉または牛肉の生産者を招き、実際に枝肉(豚肉は一頭の半身分、牛肉は1/4程度のパーツ)を解体し、一頭買い・部位バランスによる取組みの理解、生産や流通・市販品との違いを学習することをいいます。
- ふくしでまちづくり
- 自分の暮らしを出発点にして、自分の住む町を調べ、ワークショップを通して一人一人の幸せや価値観を導き出し街づくりにつなげていく手法。日本生協連(全国の生協の連合会)が提唱した活動。
- ブログ
- ウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加えログ(記録)しているウェブサイトの一種。「WebをLogする」という意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、それが略されてBlog(ブログ)
- ブロック
- いくつかの支部が集まった、生活クラブの地域での組織運営の単位。意志決定はブロック総会、運営はブロック理事会で行っています。各ブロックの活動は、ブロック機関紙で紹介されています。生活クラブ虹の街は千葉県を4つのブロック(京葉、東葛、上総、下総)に分けて組織運営しています。
- ブロック理事
- ブロックの組合員活動を担う役員。ブロック総代会で選出され、支部リーダーなどの役割を 担当します。
- ポータルサイト
- インターネットの入り口として使われるサイトのこと。検索エンジンやリンク集を集めたYahoo!やgoogle等が有名。
- ポストハーベスト
- 収穫後の農作物に、防カビや防腐などの目的で農薬を散布することをいいます。輸入農産 物には、日本で禁止されている農薬が使用されていることもあり、残留農薬の危険性が指摘されています。ちなみに生活クラブでは原材料はもちろん、家畜の飼料に至るまでポストハーベストフリー(PHF:収穫後農薬散布していない)穀物を使用しています。
- ボトムアップ
- 下からの情報や意思が上に流れて方向を決定づける働き。
ま行
- マテリアル・リサイクル
- 資源として再利用するリサイクル方法のことを指します。この成立には高い回収率と純度が要求され、同時に多くのエネルギーを必要とします。異物混入があるとリサイクルできずに産業廃棄物になってしまいます。生活クラブでは回収した牛乳キャップやP袋をごみ袋やP袋等として再利用しています。
- 3つの生活クラブ
- 生活クラブ虹の街、生活クラブ風の村、生活クラブ・VAIC-CCIの3つをあわせて表現する言葉。
- みんなでTRY!消費材開発
- おおぜいの組合員が参加して、消費材の新規開発やリニューアルに取り組みます。「洋風顆粒だし」「国産果汁グミミックス」「ジューシーチュッチュ」などが生活クラブ虹の街の活動から生まれました。消費材をつくる過程そのものを今日の消費社会の状況の中でとらえなおして"追体験"し、共同購入の新たな「主体」を創ろうとするもの。
- メーリングリスト
- 特定の人たちを登録した電子メールの同報システム。
- メールマガジン
- 登録を希望した人のみに、定期的に配信される電子メール媒体の情報。速報性、情報検索の簡便さなど、紙媒体には 無い特性を持つ。
や行
- ユニバーサルデザイン
- 左右の利き手の違いや障がいの有無、老若男女を問わずに利用できる設計・デザイン。バリアフリーを発展させたもので、高齢者や障がい者だけでなく誰にとっても使い勝手の良いデザインのこと。
- 容器包装リサイクル法
- 市町村が分別回収した容器包装を事業者またはその代行機関の指定法人素材メーカーなど に運搬し、再商品化(再使用ないし再生利用)するという法律。1995年に成立、1997年に一部施行、2000年に全面施行されました。グリーンシステムを実践している生活クラブでは、ごみを増やすだけの現在の「容器包装リサイクル法」の改正を求める運動を行っています。
- 余乳
- 需要がなく、牛乳にすることができない原乳のこと。生活クラブは自前の牛乳工場(新生酪農)を持っているため、需要と供給のアンバランスによって生じる余乳対策が自力で必要となり、加工して乳製品にしたり、他へ転売して処理してきました。
- 予約共同購入
- 予め注文したものが、計画的に生産され配達されるシステムです。生産者から直接購入す ることで、生産過程の確認ができ、流通コストが低いので価格対抗力を持ちます。また、添加物や余分なストックが必要なくなります。原料確保のため、生産者には年間の予約数を提示しています。生産者への意見・要望の実現は、責任をもった消費が伴わなければ成り立ちません。
ら行
- ライト・ライブリフッド賞(もうひとつのノーベル賞)
- 1980年、スウェーデン系ドイツ人、ヤコブ・フォン・エックスキュールによって創設された、「ライト・ライブリフッド・アウォード財団」から毎年、「生活を健全なものとし、われわれの住む地球の負っている傷をいやし、ヒューマニティを高めるのに貢献したビジョンと仕事に」対して贈られます。生活クラブの受賞は1989年10月4日、スウェーデンで発表されました。
- ライフスタイル・ライフステージ
- ライフスタイル:人生観・価値観などにもとづく生き方や生活様式。
ライフステージ:人間の一生を段階区分したもので、幼年期、少年期、青年期、壮年期、老年期などに分けられる。
ライフプラン:健康で元気に暮らすことための「くらしの資金計画」が重要になります。主に「くらしの資金づくりのプラン」。 - LIVELY[ライブリー]
- 2週間ごとに配布される共同購入用の消費材カタログ。生活クラブ連合会が発行している「LIVELY」と生活クラブ虹の街で発行している「らいぶりぃ千葉」の2種類があります。
- リサイクル
- 容器や資源を再生利用する。びん容器などでは粉々に砕いて、原料ガラスにしてから作り直すことを指します。
- 理事
- 総代会で選出される生活クラブの役員。生活クラブ虹の街全体の運動と経営に責任を持っています。
- リユース
- 容器や資源を、壊すことなく繰り返し使うこと。
- 利用結集
- 常におおぜいの組合員の利用があってこそ、生活クラブ独自ブランドの消費材が成り立ちます。利用する力を集めよう!の意。
- 利用高
- 月間または年間に消費材を利用する金額。個人別、支部別、虹の街全体、3コープ別、品目別 など、さまざまな数値を把握・分析します。この数字は生活クラブの運動と経営のバロメーターになっています。
- リンク
- つなぐこと
- ロールプレイング
- 体験的学習法の一つ。実際に場面を作って、さまざまな役割を演じ、問題の解決法を習得 する学習法。
- ロット
- 生活クラブ内では「特定の期間でどの位食べていけるか」ということを前提に、配達効率(経費)から設定されている配達量の最小単位。たとえばWeコープでは、「牛乳は5本以 上」という数量ロットがあります。
わ行
- ワーカーズコレクティブ
- 利益だけを追求しない!環境を大切にしたい!いくつになっても誇りを持って豊かに働きたい!という人々がつくる職場。運営のルールは「自ら出資し、自ら利用し(職場として)、自ら運営する」という協同組合の3原則。もとは生活クラブの運動から生まれました。現在、惣菜・リサイクル・編集・請負など19団体があり、NPO法人ワーカーズコレクティブ千葉県連合会を構成しています。
- ワーク班
- 20人以上で専任の当番が運営・世話焼きする大型班。ワーク班登録によって、生活クラブから班の利用高の2%が班支援として割り戻されます。
- わたしのひとことカード
- 月に1回、虹の街の情報紙『なないろえんぴつ』で定期的に配布されるカード。消費材の事故、クレーム、意見・要望・提案など、どんな案件でも簡単に記入できる書式です。事務局では、1カ月で回答を返していけるよう努力しています。
農産物関連用語
か行
- 完熟堆肥
- 醗酵が完了し、肥料として使える状態になった堆肥。
さ行
- JA全農
- 全国農業協同組合連合会の略。
- JAS有機認証
- JAS法の定める登録認定機関の審査を受け合格し、有機JASマークを付すことが認められたもの。現在日本では、この認証がないと「有機」表示はできません。
た行
- 地産地消(千産千消)
- 「地域で生産されたものを地域で消費する」の意味。(「千産千消」は、千葉県産を千葉県民は消費しようという意味が込められている。)
- ちばエコ認証制度
- 千葉県では、千葉県独自の基準(農薬や化学肥料の使用を1/2以下に減らした産地の指定と 農産物栽培)で栽培された農作物を「ちばエコ農産物」として認証しています。
- ちばエコ農産物
- 「ちばエコ認証」制度にもとづき認証された農産物。対象となる農産物は、水稲、さつまいも、落花生、さといも、ねぎなど36品目。
- DEVANDA
- 「環境を大切にし、生き活きとした農林水産業を実現するために行動するネットワーク」の、英語の頭文字(Do it EcoーVital Action Network for Dynamic Agriーnative.)をとったもので、「第1次産業の出番だ」という思いを込めて名づけた全国ネットワーク。
1994~97年に「ちばDEVANNDAまつり」を開催しました。 - 特別栽培
- 農薬と化学肥料の使用を通常栽培の半分以下に抑えた農産物の栽培法。確認は県が認定した機関が行います。
- 土壌消毒
- 土を消毒して、農作物に被害を及ぼす病原菌を殺すこと。有効微生物も殺すことになります。
は行
- ホールクロップサイレージ
- トウモロコシや稲のように、従来は実をとることを目的に作られた作物を、繊維の多い茎・葉部分も一緒に収穫して醗酵させ、飼料としたもの。両者を利用することで、乳用牛や肉用牛にとってバランスの良い栄養価の高い飼料になる。
ま行
- マルチ
- 保温や雑草予防などのため、畑を覆う農業資材。生活クラブの提携生産者では通常ポリエチレンフィルムなどを使用しています。焼却時にダイオキシン類を発生する塩化ビニルは原則不使用です。
や行
- 有機栽培
- 農薬や化学肥料を使用せず、堆肥等で土づくりを行った圃場で農産物を栽培する方法。なお、3年間以上それを継続し、第三者認定機関の認定を受けたものに限り、JASのマークとともに有機の表示が認められます。
ら行
- 輪作
- 特定の品目に偏らないで栽培することをさします。
- 連作
- 同じ作物を同じ土地でくりかえし栽培することです。
アルファベット
- ABC区分(A品、B品、C品)
- A品:基礎的な消費材、B品:地域や嗜好により利用が分かれる消費材、C品:お楽しみ品の3分類に消費材を区分し、A分類品の利用結集を強化するとともに、C分類品のバラエティーも高めるという、生活クラブ生協の総合的な消費材取組指針のこと。
- BDF
- バイオ・ディーゼル・フュエル(生物由来のディーゼル代替燃料)の略。
- BMW技術
- 微生物を中心とした生態系バランスをふまえ、B:バクテリア(微生物)、M:ミネラル、W:ウォーター(水)という自然の3要素を活かしたリサイクル技術。畜産廃棄物を資源として再活用するなど、生産・生活技術として様々に活用されている。
- DAK2006運動
- 生活クラブ連合会の「消費材総要求運動」を受けた生活クラブ虹の街独自の消費材開発運動。消費材をどうしたい(D)、ああしたい(A)、こうしたい(K)と、おおぜいの組合員が参加して話し合いながら開発を進めました。
- FP
- ファイナンシャルプランナー(家族の中長期的な設計、資金運用のアドバイザー)の略
- GMOフリーゾーン
- 遺伝子組み換え作物が栽培されていない地域のこと。いま欧州では、このGMOフリーゾーンが拡大し、EU加盟国で遺伝子組み換え作物の栽培ができない地域が増えています。
- GPR
- 粗利益率
- HP
- ホームページの略
- ICA(International Co-operative Alliance=国際協同組合同盟)
- 世界の協同組合の連合組織で、生協・農協・漁協・森林組合・労働者協同組合・住宅協同組合・信用協同組合など94ヶ国の協同組合組織が加盟しています。1895年設立。現在、世界約 90カ国225会員(全国組織)、組合員総数は7億6,000万人を擁する世界最大のNGO(非政府組織)。本部はジュネーブ。日本生協連は1952年に加盟。生活クラブもその一員です。日本の加盟団体は日生協、全農、全漁連など10団体。
- IT
- インフォメーション・テクノロジー(情報技術)の略
- JFSA
- 日本ファイバーリサイクル連帯協議会(1995年設立)
- NPOクラブ
- 特定非営利活動法人 ちば市民活動・市民事業サポートクラブの略
- OJT
- オン・ザ・ジョブ・トレーニング(職場での実際の仕事を通じた教育)の略
- PDCA
- マネジメント手法のひとつ。Plan(計画)→Do(実行)→Check(点検)→ Action(改善)の頭文字をとったもの。
- POP
- 店頭・店内に設置される宣伝材料
- PHF
- ポスト・ハーベスト・フリー(収穫後無農薬)の略
- PRTR制度(化学物質管理法)
- 化学物質の排出・移動量の届出を義務付ける制度。45業種で指定物質を1トン(発ガン物質0.5トン)以上扱う従業員21人以上の事業所が対象。
- P袋
- 消費材を組み込む袋=ピッキング袋の略
- SNS
- 人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービス。生活クラブ連合会HPにて、「クミーズ」というサイトを展開。
- VAIC・CCI
- 2008年10月に「生活クラブ生協・ボランティア活動情報センター(VAIC)」と「コミュニ ティケア研究所(CCI)」が組織統合した略称。これまでの積み上げてきたVAICの相談機能と CCIの生活クラブ生協千葉グループのシンクタンクの役割をプラスして地域福祉推進の担い手と して活動
- Web
- インターネットの別称。原意は「くもの巣」