下総ブロック

食の未来ツアー(2009/7/22-7/23)行ってきました!

  

下総ブロックから5名の組合員が参加して、愛知県まで、トマトケチャップの原料になる加工用トマトの収穫体験と、(株)コーミのトマトケチャップ工場を見学してきました。

参加者の成田デポー支部スタッフの方の報告です。

目的: 組合員拡大用サンプルの定番であり、新Sマーク認定品であるトマトケチャップ。

加工用トマト生産現場(露地栽培の収穫体験)、トマトケチャップ工場の見学学習により、国産トマト100%のトマトケチャップを食べ続けることの意味を考え感謝し、今後の利用結集と拡大活動につなげていくこと。

  

雨模様の新検見川駅で集合し、マイクロバスに乗り込みました。

トマトの収穫援農もする予定なのに、雨で「どうしよう!」って感じでした。

知多半島に入ると曇り空ながら、雨はやみ、畑到着は予定より30分遅れましたが、

準備万端「それー!」って感じで、説明を受けてから収穫に入りました。

 

 

  

     加工用トマトは露地栽培と聞いていましたが、生食用の立てたものしか見たことが無く、どんなものか想像できなかったので、見たときはわぁーという驚きの方が大きかったです。

      加工用トマトは間隔1mくらいあけて定植してあり、ほぼ円形に茎が広がり葉の色が生食用トマトより濃く、幅広で短いです。

     トマトは横よりも縦に長い感じで、トマトを持ってひねるとすぐヘタが取れます。トマトの色も赤く(生食用の桃太郎はピンク系)大きさは、直径7cm位、切ってみると中の部屋が2つか3つしかなく、種とゼリー状の部分が少なく、果肉が厚く、皮も硬いです。

  

    畑は土と思ってましたが、山を切り開いて造った畑は、砕石のようでした。

    角のある石の畑にたくさんトマトが栽培されていて、これも驚きでした。

    水はけがよく、もともとトマトはアンデスが原産なので、かれた土地に強いとのことでした。

      しかし、その角のある石の上に黒いマルチを敷いて植えてあるトマトの収穫は大変の一言に尽きます。

    まず、膝をつくと痛いので、しゃがんで茎の下敷きになった赤いトマトを茎を折らないように取ります。

    非常に無理な体制になります。それを延々1畝100mくらい繰り返して取っていきます。

    小さなバケツにトマトがいっぱいになると、25kgはいるコンテナに移します。これの繰り返しです。

     我々は運よく好天に恵まれ、気温28度で湿度もそれほどでなくほど良い風が吹き、さわやかな中での収穫体験でした。

    しかし、短時間ながら皆、腰が痛くなり、これを延々24ha収穫するのはとても重労働です。

  

食の未来ツアー報告書(2)[1].doc

 

    交流会で判ったことですが、農産物は天候に左右されるので、昨年は作付けをたくさんしたのにトマトがあまり取れず、生産者は大きな損害を被ったそうです。

    だから、そのほかのブロッコリーやキャベツなどの生産物も、畑で出来たものは全部買ってほしいと言っていました。

    

農家はどこも生産はしたけれど、売り場が無いのが一番困るといっています。農産物は天候しだいですから、少ししか取れないと値段は高いですが、すぐ無くなってしまいます。追加生産というわけには行きません。逆に多く取れれば値段が安いうえに、余剰分は行き場を失います。採れてもいらないといわれてせっかくの生産物を無駄にすることになります。

     自給率向上をと言っているのに、無駄にするのはおかしいです。

    コーミ(株)犬山工場は、厳重な衛生管理の下ケチャップが作られていることに感心しました。

    また、たった45人で生活クラブ用ケチャップを含む全商品を作り出していることに驚きました。

    工場の中は非常に暑く、我々も不撚糸の頭髪ネット、帽子(首まで隠れる)、白衣を着て、場内で履き替えた長靴を履き、たった数十分で汗だくになりました。

    

    今回の食の未来ツアーに参加して、何よりも生産者の苦労を少しでも体験し、生の声を聞くことが

    出来たのは貴重な経験でした。

    今日の経験を自分だけの体験とせず、多くの人に話して伝えていきます。

  

京葉ブロックの8/6のブログにも報告があります。

ぜひチェックしてみてください。

http://www.s-coop-chiba.jp/keiyou/2009/08/000648.html

http://www.s-coop-chiba.jp/keiyou/2009/08/000649.html