下総ブロック東総支部エリアの生産者であるJA山武郡市特別栽培米部会の「山武ほたる米」を紹介します。
部会のメンバーは「さんぶ野菜ネットワーク」のメンバーも兼ねており、お米と野菜の兼業を行っています。
田んぼは、北総台地特有の山間谷津田の地形にあり、田んぼに張る水は谷津田の湧き水を使っています。

1993年の米不足をきっかけに、生活クラブとの お米の取り組みが始まりました。
山武市を中心に十三人の生産者で、約426.5俵を生産しています。
除草剤一回のみ(四成分以下)の農薬散布で、フェロモン剤(害虫を寄せ付ける匂いを出して捕獲する罠や、逆に害虫が嫌がる匂いを出して寄せ付けない忌避剤)などを使用し、極力農薬の散布量を減らしています。
地域をあげて、農薬の空中散布を廃止、豊富な地下水で、蛍やトンボが帰ってきました。
田んぼの生き物調査では、生産者の佐藤さんが山形の田んぼから持ち帰ったカブトエビが越冬し、数を増やしていたことがわかりました。
山武ほたる米は、特別栽培米で有機JAS認証も取れるお米。
でも、生産者の佐藤さんいわく、「全量、生活クラブで食べてくれるので、お金を出してまで、有機JAS認証を取る必要がない」とのこと。
登録し、約束して食べることは、生産者が売り先のことまで考えないですみ、生産に専念できること。
一反の田んぼで5人分のお米を賄うことができるそうです。そこには、たくさんの生き物が暮らし、私たちの環境も守ってくれています。
子どもたちに残せる「食の未来」は、主食であるお米を安心して生産し、食べ続けることが出来るかにかかっています。




